"サクセスストーリー"の作り方

こんにちは!

駆け出しストーリープランナーのマイキーです!

"物語"の価値について考え始めて約2週間。物語、物語、物語、、、と、時間を見つけては物語について考えてますが、そんな時にふと頭に浮かんだ"サクセスストーリー"という言葉が気になったので、今日はブログを書きながら自分なりに整理してみようと思います。

■"サクセスストーリー"って何?


"サクセスストーリー"って日本語に直訳すると"成功物語"で良いんでしょうか?

とりあえず実際のストーリーを想像してみても、最終的にその物語の主人公が何らかの"成功"を手に入れてハッピーエンド!になるものなのかなって思うと、"成功物語"って訳も大体合ってるって言えるのかも。

もう少し堅い感じで定義しちゃうとすると、

「多くの人々から成功を収めたと認められている会社、組織、または人が、その成功を手に入れる前の状態から、どのようなプロセスを経てその成功に至ったかを伝える物語」

って感じなのかな。


■"サクセスストーリー" の構成要素


主人公がどのようにして成功を手に入れるまでに至ったのか。もし、その主人公が手に入れた"成功"に自分がとても興味があったとしたら、、、そのプロセスってとても気になりますよね?

そこで、"サクセスストーリー"ってどんな構造になってるのか、その構成要素について考えてみると、大きく5つの要素が浮かび上がってきました。

1. "成功"を手に入れた状態(ゴール)
   サクセスストーリーと呼ばれる理由となる"成功"の状態。一般的な人々が羨む状態。

2. "成功"とは無関係にある状態(スタート)
   一般的な人々と同じ、もしくはより恵まれていない状態。特別ではない、普通の状態。

3. "成功"に向かって動き始めたきっかけ(ホップ)
   気持ちの変化や環境の変化など、"成功"に向かって動きだすきっかけとなる出来事。

4. "成功"に至るまでの数々の困難と、それらを乗り越えてきた経緯(ステップ)
   通常では乗り越える事ができない困難を、幾度となく乗り越えてきたドラマ。

5. "成功"を手に入れるきっかけとなった大きなチャンス(ジャンプ)

これらの5つの構成要素でストーリーの流れを作ると、順番としては、「1 ⇒ 2 ⇒ 3 ⇒ 4 ⇒ 5 ⇒ 1」みたいな感じになるんじゃないでしょうかね。


■"サクセスストーリー"を作る!


もし上述の"サクセスストーリーの構成要素"が、あらゆるサクセスストーリーに共通の要素だとしたら、、、"サクセスストーリーを作る"事ってできないんでしょうか。

「現時点で成功してないのに、サクセスストーリーが作れるわけない!」

ってのももっともなんですけど、これから"成功"するって事を想像した未来の物語として。未来の成功した自分を思い浮かべながら、その時から今を振り返ってサクセスストーリーを執筆するかのように。今からどのようなきっかけが目の前に現れて、どんな困難をどのように乗り越えて、どんなチャンスに出会うのか。成功までの道筋を、できるだけ具体的に想像しながら、自分にとって都合の良いように描いていくんです。

アメリカの教育学者、ポール・マイヤー氏はこう言ってます。

目標もなしに重大なことを成し遂げられる人はいない。目標設定は人間にとって、最大の起爆剤である。

目標(1.ゴール)設定は"成功"を手に入れるためにとても重要なもの。でも、ただ目標を設定するだけじゃなく、そこまでの道のりをより具体的に頭の中にイメージして行動を起せば、実現できる可能性もより高くなるのではないでしょうか。


自分が強く望む未来を実現に導く一つの方法として、"サクセスストーリー"を作ってみるのもいいかもしれませんね。