謎のシルクロード〜古代中国の軍事ルート新発見〜

フランスの探検家ペリオが敦煌で発見した古文書をもとに、敦煌から吐鲁番(トルファン)への大海道という謎のルートを辿るという、09/11/22(日)18:00〜19:54放送のドキュメンタリーでした。

食糧はじめ生活必需品を荷物として積み込み、特別な砂漠用トラックで大海道だろうという道なき道を行く。壮大でした。天山山脈越えを目指していたようですが、最終的には天山山脈の雪のため、断念していました。

ルートには、様々な人種が集まる街があり、シルクロードという言葉を実感させられました。
ところで、シルクロードって、丝绸之路というらしいです。

シルクロード日誌 | テレビで「大海道」を見ました で知りましたが、再放送だったんですね。


100年前に発見された古文書に残された謎のシルクロードの存在に迫ります。

中国の西域、敦煌トルファンの間に広がる広大な砂漠に、外国の取材班として初めて足を踏み入れ、これまで謎とされていた"もう一本のシルクロード"を確認。2週間にわたる過酷な砂漠の縦断をしながら、新シルクロードの謎に迫るドキュメンタリー。外国人のカメラが入ったのは、今回が初めてです。
100年前、フランスの探検家ペリオが敦煌で発見した古文書に、砂漠を貫く一本の道が記されていました。東西交易の要衝、敦煌トルファンを一直線に結ぶ謎のシルクロードです。敦煌トルファンの間に広がる砂漠は「大砂海」「砂の海」と呼ばれ、これまで多くの調査隊を拒んできました。古文書に記されていた一本の道は、本当に存在したのでしょうか?
シルクロード研究の第一人者である早稲田大学名誉教授、長沢和俊氏が800キロにも及ぶこの謎のシルクロードを実際に縦断しながら、その謎を解明していきます。そして、2週間に渡った砂漠の縦断で、新しいシルクロードが確かに存在することがわかりました。この道がなければ、その後の華やかな東西文化の交流もなかったほどの重要な道であったのです。


中国西域・シルクロードMAP

中国語の述語構造

まず、主語を構成するもの。
(1)名詞・代名詞
(2)時間詞・場所詞
(3)動詞・形容詞
(4)的的フレーズ
参考:主語述語構造


次に、述語(述部)を構成するもの。
名詞述語文:名詞・名詞構造・数量詞が述語として使われる文。
※『是』は使わない!
例:
(1)今天星期六。
(2)他今年二十岁。
(3)现在两点。
(4)这本书十八块五。

動詞述語文:動詞が述語の主な要素として使われる文。
例:
(1)我写汉字。
(2)他想学习汉语。
(3)他来中国旅行。
(4)玛丽和大卫去看电影。

形容詞述語文:人や物事の状態を説明したり、物事の変化を説明するときに使われる文。
例:
(1)天气热了。
(2)张老师很忙。
(3)这本汉语书很便宜。

主述述語文:主語を説明する主述構造の述部をもった文。
例:
(1)我爸爸身体很好。
(2)他工作很忙。
(3)今天天气很不错。

中国語の基本文型

中国語の基本文型として、この1つを覚えれば、いいような気がしています。
時間や場所の位置、主語・述語や目的語の位置が把握できます。
例えば、時間・場所や目的語を説明しない場合は、この基本文から省略するだけです。

主語+(時間)+(場所)+述語+(目的語)+(目的語)


以下の文型が、上記の基本文に含まれます。
 ・主語(S)+動詞(V)
 ・主語(S)+動詞(V)+目的語(O)
 ・主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+目的語(O)

 動詞の中には二重目的語をとることができるものもあります。
 例:给(gĕi),问(wèn),教(jiāo),叫(jiào),告诉(gào sù),转告(zhuǎn gào),
   送(sòng),还(huán),借(jiè)



主語+時間+場所+述語+目的語+目的語』の例文:

tā jīn tiān zài xué xiào gĕi wŏ nà gè shū
他今天在学校给我那个书。
彼は今日学校で私にその本をくれる。

简体字を声調付ピンインに変換するサービス

簡体字(简体字)を声調付ピンインに変換するサービスを探していましたら、見つかりました!

ピンイン(pinyin)変換サービス -- 書虫



漢字を入れて、声調(四声)表記をラジオボタンで選び、『pinyin変換』をクリックするだけ。読みが複数あるものは、すべてが表示されます。



「他今天在学校给我那个书。」を入れてクリックすると、「tā jīn tiān zài xué xiào gĕi wŏ nà gè shū」を得ました。よかった!



中国語:的・地・得

この3つの「的、得、地」は全て同じ発音で「dē」と読みます。
使い分けが難しそうですが、使い分けるための法則があります。


的 dē 「名詞の具体的な説明をする」
  例:我的家  私の家


地 dē 「動詞・形容詞の具体的な説明をする」
  例:慢慢地走 ゆっくりと歩く


得 dē 「程度補語、可能補語を組み立てる」
  例:写得好  書くのがうまい