らん、その後・・・
舞美嬢主演の舞台「らん」千秋楽から早2日ですが・・・何だろう、もう「らん」に会えない寂しさ・・この虚無感は「寝る子はキュート」の時と同じか、それ以上です・・・
僅か5日間8公演と短かったのですが、受けたインパクトは、舞美嬢を推した6年半の中で最大級のものでした。
千秋楽は9列中央やや上手で観劇しましたが、ここは自分にとっての最高の場所でした。それは、らんの最期の笑顔を真正面で臨む事ができるからです。
「あ〜スッキリ!」
らんの運命と余りに正反対の清々しい笑顔にもうやるせなくて、胸が締め付けられて、涙が止まりませんでした・・・
その名の如く美しく舞った殺陣・・・
最後にイタチの想いに応えたらん・・・
人間味溢れた赤谷の仲間達・・・
決して思うようには生きられなかった時代を、それでも、もがきながら懸命に生き抜いた人々・・・
ストーリーを力強く、そして鮮やかに彩ってくれた三重奏・・・
もう沢山沢山語りたい事があります。実際これからこの作品の素晴らしさ、舞美嬢の熱演など、語っていきたいな、と思います。
でも、今日だけはムリです・・・
18年を真っ直ぐに駆け抜けたらん、確かにらんの生涯はあの作品の中で完結しています。
しかし今日、らんという女の子を演じた矢島舞美のその後にコトバに、あのらんの最期の時のように、とめどなく涙が溢れてきました。
これが、「らん」という作品、そして「らん」を演じた矢島舞美です
言いたい事があり過ぎて、言葉にならない・・・
ここを訪れている方で、もし「らん」を知らない人、そして矢島舞美を知らない人にもこのコトバを読んで欲しい・・・
そして、「らん」という作品、矢島舞美という女の子を知って欲しい・・・
一人の役者として、一人の女性として、そして一人の人間として、
矢島舞美、大好きです。