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誰にも知られずに

2008-11-30

[]充実のみちくさ市

f:id:mainosuke_31:20081130095945j:image:left 本日はみちくさ市師匠師匠姉様と一緒に初の古本市出店。写真のような感じでお店広げとりました。下に敷いた布が鯉の柄でめちゃ可愛い。

 売り手側にまわるのは想像以上にドキドキするもので、自分の本が1冊売れるまではなかなか落ち着かなかった。自分は物を選んでいるときに話しかけられるのが少々苦手なので、お客さんにあまり話しかけないようにしていたのだが、心の中では「買ってくれまいか!」の連呼。後半は手に取った人に「それ面白いですよ」「お買い得ですよ」「安くしますよ」などと声をかけていたが、結構それで売れたのもあった。こういう場合の「最後の一押し」って結構大事なのかもしれない。お買い上げいただいた皆さん、ありがとうございました。

 本が売れて嬉しいのは、「いい値段で売れたぜ、ヘッヘ」というのもわずかにあるけれど、それ以外の部分もかなり大きい。一度は愛したモノ達が別の人のところで(多分)大切にされるだろうということ、もう一度それにお金を出してもいいと思ってくれる人がいて、それを目の前で見られること、かもしれない。残念ながら私の元にずっといることはできなかったけれど、我が家で暗い隅っこへ追いやられていたあいつが、今日の一瞬でも人から求められたことを嬉しく思う。手作り品や、思い入れはあるけど手放そうと思うもの、を売り出した人はもっとそう思うのでは。

 本が売れたことと同じくらい嬉しかったのは、イラストを描いたスリップを「ください」と言ってくださったオジサマ!! と、別のお店を回っていたときに私が首から提げていた出店証を見た方から「可愛らしいお店を出していますね」と言われたこと。あー、嬉しい! 

 師匠師匠姉と、売りながら「もっとああだったらこうだったね」などと話す。要は反省会のような感じであり、次回への展望である。次回も出す気満々!(笑) これはヤミツキになりそうだ。次回は、もっと小物や雑貨、服なんかも出したい。出すぞ(宣言)! 無骨な「本一本勝負!」もいいけれど、ちょこちょこ雑貨があると賑やかしにもなってステキ。意外と可愛い雑貨、あるんですよ、うちにもね……。

 交代で別のお店を見て回った。古書現世往来座ブースでいい物を発見し、レジへ持っていくとムトーさんから「向こうから歩いてくる時、とんでもなく哀愁が漂った顔してたけどなんなの? そして哀愁漂った顔でいきなり『オウム家宅捜査』の新聞手にとってどうしたの。向井さん、安くしてやんなよ」と言っていただき、かなりお買い得にしてもらった。欲しいものが買えたので大満足。足取りも軽い。だが後で聞いたところ、商品を買って立ち去る後姿にも哀愁が漂っていたとか……。28歳女性の背中に哀愁って……。

 午後四時までみっちり売り切り、スパッと撤収。ダンボール一箱分くらいは売れたかな?

 新宿に出ておうどんスリップを元に売り上げを計算したら、想像以上! しかも明朗会計! 美しい。おいしいおうどんをすすりながら、しばし放心。外に一日中いるというのは結構疲れるものだけど、今日のは気持ちのいい疲れ。生きたえびを熱湯に沈めながらもおいしいうどんに舌鼓。喫茶店にも寄って、しばし談笑し、解散。

 楽しかった。次回も是非出店したいですね。

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