今日は息子夫婦

mairuru2004-12-25

今日は息子夫婦と、奥さんの家族が家にきてみんなでランチ。昨日は夜だったけど、今日はランチ。しかも肉。朝から全然お腹が空かなくて、とっても不安…。
昨日遅かったからお昼まで寝てていいよ、、、って言われたケド、そんな訳にもいかずがんばって起きてママと料理の開始。でも…昨日痛めた膝と腰が痛くて立っていられない。ママは慣れてるからって今日のパスタ、ラビオリの生地を立ってこねてたけど、私は全く無理で、座って生地を延ばしたり、生地にリコッタチーズを詰めたり。ママってやっぱりすごい。
11時頃、息子夫婦がやってきて、2人が料理やテーブルセッティングの手伝いをしてくれる。私は…座って孫のジュリアの面倒を見る。だってホントに…立っていられなかったんです。
ジュリアが来たとき、ママがクリスマスプレゼントに作ったワンピースを着せてみた。とってもとっても可愛い。可愛いんだけど、家族みんながお姫様みたい!って誉め過ぎるから…あんまり誉める間は無かった。でも…可愛い。

今日は肉料理!


ラビオリはでかい!直径7,8センチある。中にはリコッタチーズとモッツァレラチーズがたっぷり。これをママは一人10個作るっていうからがんばって止めて一人7個にしてもらった。今日は8人だから56個…だったんだけど、誰か来るかも…って言って結局70個。それに使うトマトソースに使ったトマトの缶詰は5キロ近い。そこに豚肉の皮を紐で丸めたものを入れてラグーのソースを作る。この豚肉の皮がクリスマスのご馳走の一つらしい。
それから鶏肉丸ごと2羽分。これは中に詰め物をして、一旦茹でてからオーブンで焼く。そのときできたスープで、前に下茹でしておいたチコリとひき肉を入れてスープを作る。これもでっかい鍋にとにかくいっぱいいっぱい。それから山羊肉の料理、2つ。一つは白ワイン煮。もう一つはオーブン焼き。オーブン焼きは上手く行ったんだけど、白ワイン煮は、疲れきってたママが間違えて、私と一緒に作ったリキュールを入れてしまった。出来あがって、私が味見をしたら甘くて発覚したのだ。私には甘辛い味付けで美味しく感じたんだけど、イタリア人は料理に砂糖を使わない。ママ、どうやって甘くしたの?って聞くと、甘い訳が無いって言われる。味見をさせてやっと気づいて、そのとき始めてリキュールを使っちゃったってわかった。白ワインを入れたり、塩を足したり、お酢を足してみたりして甘さを取ろうとしたけど、全然駄目で…私専用の一品になってしまいました。

それからたっぷりのサラダに、私の好きなピセッリ(えんどう豆)にフルーツ。デザートはまたまたカンツォンチェッリだったんだけど、もう一つ作る?って聞かれて…これはしっかり断った。
食べるのはやっぱり大変で、ラビオリはこっそ自分だけ6つにして食べたケド、それでも必死だった。全部美味しかったケド、一番はやっぱりこのラビオリ。モッツァレラが中で溶けて香りがいいし、ママが2日かけて作ったトマトソースもすごく香りがいいのだ。

サレルノ最後の夜

今日はサレルノ最後の夜。明日のランチを家族と食べたら3時過ぎに家を出て駅に向かう。ママと2人でゆっくりお喋りするのはこれで最後。でも2人とも連日の料理でぐったり。疲れてるし、眠いケド、喋りたい。ママも、寝ちゃうとあっという間に明日になっちゃう、って言って来る。最後は、質問をされた。マイは日本で暮らしてて本当に幸せなの?って。とっても幸せだよっていうと、もし少しでも幸せじゃなくなったら、いつでもここにおいで、って。あなたはちゃんと幸せでいなきゃ駄目よ。って。。。