おばあちゃんとお別れしてローマへ…

トレビの駅

朝は駅までシルバナおばあちゃんが送ってくれた。スーツケースをトランクに入れるとき、手伝ってくれようとする。おばあちゃんに手伝わせるなんてできないから、大急ぎで入れなきゃいけない(笑)。このアグリに3泊して朝食つきで値段は92ユーロ。安いのです。中途半端な値段の理由はわからないケド。お土産にトリュフオリーブオイルとトリュフの瓶詰めを買いました。本当は蜂蜜や有機栽培の豆も欲しかったケド…荷物をこれ以上重く出来ない。
ローマまでは2時間弱。12時前に着いて荷物置き場へ。初めて使うローマの荷物置き場は…すごい人だった。2列に並んでいるのに、どっちもなかなか進まない。おじちゃんたち5,6人いるのに、のんびり、のんびり。荷物に貼るシールを出す機械もまたやる気が無くて壊れたりするから、みんなで集まってゆっくり相談してから直しにかかる…。そりゃこんなに並ばれたらやる気も失せるかも知れないケド…がんばって欲しいです。結局荷物を預けたのは40分後。引き取りのときも早めに来なきゃいけない。

最後は…アウグスタレッロランチ♪♪♪

最後はフェリーチェかアウグスタレッロだと決めていた私、地下鉄に乗ってテスタッチオ地区へ。どっちにしようかは最後まで悩んでいたケド、歩くうちにアウグスタレッロに決定。フレンドリーな雰囲気が好きなのだ。
ドアを開けるとテーブルが半分くらいしかなくて暗い。もしかして休み?かと思ったら、テラスにテーブルを出して外で食べれるようになっていた。ホッ…。
私の前にいたおじちゃんたちが食べていたのが、そら豆とペコリーノ、それに白ワイン。フェーベ?って聞いたら、違うでしょ?ファーベだよって言われちゃった。あぁ、間違えてしまった。私も同じセットを注文してお喋り。ファーベもペコリーノも旨い。白ワインはグラスで頼んだら、新しい瓶を開けて注いでくれた。ここのおじちゃんは本当にいい感じ。選んでくれたワインも旨い。

ファーベの次は、カルボナーラ。ハーフサイズにしてもらった。このお店、プリーモはハーフサイズだとどれも4ユーロ。普通の日本人の女の子ならこれで十分。でも私は…今日の私には足りなかった。最後だし、友達と来た日のことも思い出しちゃうし、何より美味しいと食が進むんだもん…。

メインにファジオリとサルシッチャの煮込み。今度もハーフ?って聞かれたケド、今度は一皿注文してしまった。でもこれが大正解。旨いのだ。ちょっとピリッとしたトマトソースに甘いインゲン豆とにくにくしい味のサルシッチャ(ソーセージ)がぴったり。おじちゃん偉いっ。

お腹はさすがにいっぱいだったけど、前回ドルチェが美味しかったのが忘れられず、ドルチェも注文。今回は…まぁ普通だったかなぁ。ちょっと残念。でも食べていたら、おじちゃんがドルチェワインをご馳走するよって注いでくれた。マスカットのドルチェワイン。甘くて美味しい。アルトアディジェのROSENMUSKATELLERというワイン。注ごうとしたら少ししか入ってなかったから新しいのを開けてくれてしまった。ありがとーー。
値段はおじちゃんが私と喋りながらレジで打っていく。なんだかメニューに書いてあったのより安くなってたりする上に、さらに端数をまけると言われた。美味しかった意味も込めて払いたくて渡したら、返されてしまった。うぅぅ、おじちゃん、次もまた絶対来ます。

旅の終わり…

飛行機の時間の4時間前にローマを出て空港へ。早すぎるかと思ったら、もうチェックインカウンターは団体の列。がーーん。いい席が取れない…と思ったら、相手をしてくれたイタリア人おにいちゃん、私の希望を聞き、にっこり大丈夫だよと言ってくれた。後でわかったけど、一番前の一番広い場所で通路側。ラッキーでした。
最後の空港では、みんなお土産探しに余念がない。私たちの飛行機の搭乗時間が9時40分、だからか免税店も9時半までやっていて、ギリギリまで買える。特に私たちの搭乗口に一番近いお店は大賑わいでした。

最後は搭乗口のバールでスプマンテ。これでイタリアとまたしばらくお別れです。