■
初夢の話をします。
寝る前に、ラストイニングっていう野球まんがを見たからか
なんか、すげえ壮大な野球大会に参加していて俺は
9回裏2アウト同点の場面で打席がまわってきました。
2ストライク3ボールまで粘っていました、振ってないけど。
まあ、2ストライクだから、次は振らなきゃいけません。
で、ピッチャー投げた、ボールがきた……この瞬間、夢効果か
集中してたか、わからんけど、ボールが止まって見えたんです。
そして、俺は、バットを振らなかった(フォアボールを確信してた訳じゃない)
結果は、まあ、フォアボール(審判の人がやたら良い声でコールするからムカついた)
ですげえ壮大な大会で優勝しました。で、そこで夢が覚めました。
夢くらいホームラン景気よく打たせてくれや!とか、突っ込みをいれて
ニヤニヤしてました。
でも、はっ!と不安な気持ちがよぎったんです。
夢って深層心理の現れだってフロイトさんが言ってたんだけど
俺は野球の夢を見たとき、打つっていう行動がなかった。
選択肢が一つで、身動きできない夢だったのだと、思い出してみると
そうだったなーとか思っていました。
これが子供の時、同じ夢を見てたらきっと、ホームランだったんでしょう。
子供の頃持っている、万能感はもう無い。
それを夢で自覚してしまった、俺はとても寂しい気持ちになりました。
■
嘘という言葉を見るたびに目頭が熱くなってしまいます。
だって嘘を吐こうとして、吐く人なんて殆どいないからな。
嘘吐きの言い訳と言われるかもだけど 多くはきっと自分をよく見せたい気持ちが大きすぎて、とか
貴方に優しくする為に仕方なくとか、誰かの期待に応えたいという発露があるんだと思う。
でも、嘘を吐くと新しい嘘を生み出す呼び水になります。
そうして、好かれたい気持ちが強すぎて後ろ指指されるのは何だか皮肉なものだねぇ。
ま、バレなければイカサマも嘘も本当っていうし、
「嘘と気づいたけど、気づかなかったフリをする嘘」を吐いてくれると嬉しいかな。
中二病過ぎてずっと前の記事の書き出しの挨拶に使えなかったフレーズ。
ああ、でも……俺は、こいつを一番語りかったのかもしれない。
■
エンタの神様だっけ、その番組を頑なに否定しまくっている知り合いがいるんですけど
「自分はお笑いを知っているんだぜ。」っていう発露があるようですげえ嫌だ。
確かに、面白い面白くないどちらだと判断を委ねられたら
俺は(あくまで俺は)の話ですが、微妙だとは思う。
だけど、口に出さなくていいじゃん。
わざわざネガティブな感情を他の人に植えつけなくていいじゃん。
と、本人の前で言えずチラシの裏にネガティブな感情を書く俺、最高にカッコ悪い。
そこにシビれない、憧れない。
他人のフリ見て……なんとらやらですね。
ちなみに、俺は安田大サーカスが好きです。
あの騒ぎ方……彼らを見ると、友人ではなかったんだけど高校に居た明るくて毎日楽しいって感じなノリの男を思いだす。
俺は、すげえ暗い男だったんで、隣の芝生は青い、無いものねだり。
そーいう、明るい学校生活に憧れていたんだろうなぁ。
あえて、この時期牡蠣喰った。
しかも、生で。
残ったのは、明日フライにして喰おう。
■
12月はじめは、きらびやかな電飾、街に流れる楽しげなクリスマスソング
肩を寄せ合いしっとりとした雰囲気を醸し出すカップル
おめーは幸せか?幸せなのか?居場所はありますか?ないのか、可哀想だね、ははは!
と世間様から小一時間問いただされているような雰囲気で
もう、死にたいと、うんこ詰めたビニール袋を投げ込みたいような精神状態で
今コレならクリスマス当日は、どんだけやねん!と
関西の人でもないのにツッコミをいれたくなるような心境だったのだけど
意外や意外、なんとクリスマスが近づいているというのに、結構精神状態が安定しています。
なんだろうね、俺が小学生の時くらいに持っていた
俺は出来るっ!っていう万能感みたいなものが戻ってきた気がする。
なんか、振り返ってみると 昔の30点である位置がいつの間にか今の100点の位置になっていた。
で、俺は30点とればいいやーって人だから、どんどん落ちていくんだね。
今、30点とっても昔の9点なんだね、赤点じゃん、これじゃあいかんね。
今から闘います、現実と。