たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

緑のおばさんについてしらべてみた。

やっぱり体調すぐれないなあ。こんなときは「MUSASHI GUN道」を見れば元気になるゼ!たまごまごです。
 
運動会シーズンです(北海道は)。5、6月になると、お母さんたちがボランティアか、朝夕路上でこどもの交通整理をしています。
そういえば昔は「緑のおばさん」がいた気がしますが、最近トンと見かけないですね?
「緑色のものは光合成する」と習った小学生は「んじゃ緑のおばさんは?」というのが、遠足バナナなみに定番だったものですが。
今どうなっているのか、ちょっとしらべてみました。
 
正式名は「学童擁護員」というそうです。
1959年11月14日。戦後復興まっただなかですね。普通の人でも仕事のない時代なんだろうなあ。
当然今のように女性の職場は、種類もかぎられていて、しかも今より比較的男尊女卑な時期。ましてや「未亡人」という肩書きがついてしまうと、まーーったく仕事の機会がありません。
そこで作られたのがこの「学童擁護員」。1965年から都道府県の正職員となり、現在に至ります。
みどりのおばさんの「緑色」は、もともと「安心感」を持てる、という意味で選ばれた「交通安全のシンボルカラー」でした。全身を緑でおおってましたね、そういえば。案外普通な理由だった(´・ω・`)
 
ぼくたちの交通戦争(まぼろしチャンネル)
交通違反の車をとりしまる権限があったのか!実は強力な力の持ち主だったみどりのおばさん。今だったら駐車違反したらみどりのおばさんに検挙されそうです。いや、されますネ。
実際問題「法律を知らないおばさんができるのか?」という疑問もあったようです。しかし昭和30から50年代といえば、「交通戦争」時代といわれていました。「交通での死者が、戦争並みに増えた」という意味です。まあ、現代でも、自動車事故死者はあらゆる事故のなかでダントツトップみたいですね。そんな時代の犠牲者と言えば、やはり通学中のこども。まだ歩道橋通学路すらなかった、そんな時代です。
しかし昭和50年代をむかえると、こどもの数も激減、交通事故もだいーーぶ減ります。こどもがとおらないんだもの、ぶっちゃけパートやったほうが仕事ありますよね。みどりのおばさんも効率的な仕事とはいえなくなってきます。もちろん、いいことなんですけどネー。こうしてリストラされていったようです。
 
「黄色のおばさん」もいるようです。
by関西。黄色は夜道でめっちゃ輝いてそうです。そういえば、持っている旗は黄色、子供の通学帽子や、ランドセルのカバーも黄色ですね。赤のおばさんは目立つけど、某布団たたきおばさんのイメージがふっと浮かびました。すっごいうるさそう。あるいはウシ。
 
「緑のおじさん」って、子供のころギャグでよく誰かが言ってたナ。
でも言うらしいです。緑のおじさん。
しかしこの緑のおばあちゃん、元気そうだな!なんだか今の写真なのに、80年代を思い出しました。やっぱり今見かけないので、こういう写真はやたら新鮮の写ります。一応現代です。
 
黄色いおばさん。
色々目立ちます。
にしても20年続けてるとか見ると、執念や思い入れを感じますネ。やっぱりお金目当てでやる仕事ではないようです。こどものころにいた「緑のおばさん」が街角に立ってるだけで、父母にしてみたらなんか安心しちゃうだろうなー。
 
今はといいますと
案の定というか、やっぱり廃止に向かって動いています。
強力な交通戦争への対抗馬として、「スクールバス」があります。以前ものべたように歩いて通学すること自体が心配な、不穏なこのごろ。歩かせるよりバスがいい、という思いはありますネ^^;加えて信号機の普及、予算からわざわざ雇うより父母がボランティアしたほうがいい、お金がもうからないのでなる人がいない、などなど・・・廃止になる要素は次々にあげることができそうです。
実際、最近は親や教師・PTAなんかがもちまわりで緑のおばさんやってますね。一回やったことありますが、あれは正直しんどい。なにがって朝じっと立ってて、そのあと仕事なのが。あとコロコロかわるのも、サボる人とかいてなかなかシンドい^^;
 
みどりのおばさんに復活を!かぼちゃのくに)
「指導が必要なのは、大人のほうでしょ。」
まったくです。今は交通事故よりも、不審者が心配な時代です。1950年代以降を「交通戦争」というなら、2000年以降は「不審者戦争」です。通学するこどもたちは戦士のようにGPSケータイや防犯ベルで身を守ります。冷静に考えるとヒドいもんだ^^;
んで、大人がたっているだけでも、通学路の数箇所にいるだけでもずいぶんちがうだろうなと思うのですよ。警戒しているんだな、というのを見せるだけで、不審者もだいぶ減る気がするわけです。まあ、あんまり多く配置しすぎるとかえって気持ち悪いですけどネ。しかも、親があっちゃこっちゃにちらばっていたら、あまりにも過保護すぎる。しかも親だってヒマじゃない。っていうか夕方なんてムリですムーリー。言うは易し行うは難し、です。
 
そんなわけでやっぱりみどりのおばさんが1学区に1人だけでもいたらいいなー、と思います。
もちろん、やってくれるおばさん(おじさん)の人格にもよりますが、やっぱりよく顔見知りした大人がいるのって、こどもも安心して通学できるんですよネ。
もちろん、まだ廃止してない地域もある「みどりのおばさん」。見かけたら応援したいなー、と思いました。あ、自分でやるのはイヤです、朝はやいもんw
 
オマケ
11月19日はみどりのおばさんの日
時代が流れていくにつれて、この日の意義がなくなっちゃいますネ。少なくとも「こんな仕事もあるんだよ」程度に話しておきたいものです。
こんな人も、緑のおばさんだよ。
ちょっとびっくり。時代的にいかにメジャーな仕事だったかがわかるナア。
 

今回はデスさまはいません。1,2位の根性たるや・・・ほしいじゃないか。これうごくの?
 

未完成みたいですが、結構遊べます。これオンライン通信できたらおもしろいなー。
 

キネンシスさんすごすぎw元ネタはコレ
 

友達に見せたら「もったいない・・・あ、ダイエットコークはおいしくないからいいや」だそうです。これってコーラじゃなくてサイダーとかCCレモンでもいけるんでしょうかね。一度やってみたいところ。
関連?・ペットボトルのペプシにドライアイスいれたらどーなる?これは「武器」です。
 

本末転倒を絵に描いたようだ