たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

一つでも多くの物に出会いたい。

最近辞典を開かなくなりました。
結構多くないですか?そういうことって。自分だけじゃないと思うんですよ。
なんでかというと、今はネットが非常に普及しているから。あっというまに情報が手に入る時代です。辞書ひくよりも楽に、しかも多くの情報がネットで手に入ります。いやあベンリだねほんと。IT革命ってやつだネ。数年前はITは「インターネットテクノロジー」だと信じて疑わなかったヨ。
字義通りの意味を調べる辞書と違って、ネットは調べ方によって色々な情報を、思いも寄らぬ仕方で手に入るという利点があります。逆に、詐欺も山ほどあります。ただ単純にキーワード入れれば、イコールの物が出てくるわけではないのが面白かったり、怖かったり。
 
サーチは万能か?
4つの検索スタイルRinRin王国より)
 
面白いことに、どちらも同じような考え方のことを、まったく違う切り口と主張でのべています。
なるほど、この分類は納得です。

(Type1)場所も知らず、内容も知らない情報へのアクセス:「discovery」
(Type2)場所は知らないが、内容は知っている情報へのアクセス:「recovery」
(Type3)場所は知っているが、内容はわからない情報へのアクセス:「call」
(Type4)場所は知っていて、内容も知っている情報へのアクセス:「recall」

どれが一番よいか、とか、どうするべきだ、というものではなく、むしろ「その4つをいかにつかいわけるか」だと思いました。
意識しないで単純に単語を入れるより、この4つのうち自分はどれを使っているのか、考えながら検索。普段はしてないのでちょっと自分に照らして考えてみました。
 
タイプ1はなかなか検索していて根性のいりそうですね。
たとえば「面白いアニメないかな」とおもって「面白いアニメ」ってうったところで思い通りのものはそう簡単に出てくるはずがない。しかし、ものすごい掘り出し物を見つけるのはこれだったりします。それこそ、周りの評価に流されない新しい自分だけの発見。たまにこういうのやりたいですネ。もしかしたら一番受け手側の能力の問われるものかもしれません。
 
タイプ2は比較的自分のやってるのっぽいなあ、と思いました。証拠やソースがほしい、という検索の仕方ですね。たとえば「マリみての新OVAがでるな!どんなふうに出るのかな、周囲の反応はどうかな、評価はどうなっているかな」というかんじ。いわゆる「ググる」はこれなんだと思います。
 
3はニュースサイトや新聞を見るような感覚でしょうか。当然、特に自分の心にびびっとくるもののない日もあれば、「すげーすげー」と口をあんぐりする日もある。ネットヘビーユーザー寄りの検索だとおもいましたが、同時にここでアンテナ張ってる人の検索眼は強いですネ。

4はいわずもがな。
(`・ω・´)つブックマーク。
 

このタイトルの件は、誰にも理解されないとそれは情報ではない、という好例になりそうですが、そもそも、「理解されないと」という段階の前に、ある情報が誰にもアクセスされないとすれば、その情報は存在しているといえないのではないでしょうか。

ふくやまけいこのとあるマンガのにこんなようなセリフがありました。
「わたしは世界中の本を読みたいの。でも、それは一生かけても読み終われないとおもう。だけど少しでもたくさん読んで手を伸ばしたい。」
本好きな自分は、ああっ、わかる!と思いました。まったくです。そのもどかしさと楽しさたるや。
本や映画もネットもそうですが、情報量が広大だと、せっかくどこかにすばらしい情報があったとしても、そこにたどり着けないまま一生を終わることもある気がして切なくなります。もちろん全部を知ることなんて絶対ムリだし、受け取りたくないノイズが流れ込んでくることも多くなるのでパニックになってしまいます。
 
砂金堀り、なんですよね。検索。
自分が見たいとおもっていた情報は、ものすごい泥の中にひっそりうずもれていて、それを時間をかけて洗い出す。もちろん、その泥の中には、他の人にとっての金がまじっていることもあります。もしかしたら金をもう下流に流してしまったかもしれないし、ザルのなかにたまりまくっているかもしれない。
 
googleのイメージ検索機能、はてなのキーワード検索機能など非常に優れた検索が今増えてきているので、検索はしやすい時代だなあと思います。
とくにはてなキーワード検索で、思いもかけないくらいステキなエントリに出会ったときのうれしさはありますよね。それは「わかった!」という喜びと「みつけた!」という喜び。まさに砂金。
新しい検索機能も開発されているようですが、できれば自分で今ある機能をつかって、多くの砂金を掘り出したいなと思ったりもするのです。
ただ、一個だけ。
「○○を除く検索」機能って、ないかなあ?。「B級映画(ゾンビ系以外)」みたいな。もしかしたらできるのかな?それだけで思い切り絞り込めるようになるんだけどナア。
あ、ゾンビ映画は好きだヨ。
(追記・自分が知らなかっただけで、使えるみたいです。Googleで、たとえば「B級映画 -グロ」と検索すれば絞り込めるみたいですね。いやあ、無知ですんません。あ、グロB級映画は大好きだヨ。)