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2007-04-21 [日記]よもやま日記

[][][]大きな可南子と小さな少女たち(とおしり)。マリア様がみてるOVA「涼風さつさつ

ちょいと感想書くタイミングがズレこんだのですが、次の「レディGO!」の情報が出始めたので、書いておこうと思います。

 

●おしり。●

いきなり下品で申し訳ないが、何はともあれ、先にこれを語らねばなるまい。

今回からEDがマーティン・フリードマン作曲の「きれいな旋律」になったのですが、その美麗さは筆舌に尽くしがたいものがあるんですよこれが。その中で妹組(祐巳由乃乃梨子)が妖精のごとく描かれているのですが。

  

ナイスおしり。はいてない

そして百合脚*1

ううう、美とは分かりつつも、おしりに目がいってしまう自分をお許しくださいマリア様。だって丸いんだもん。

しかし水にたゆたうような雰囲気や寄り添い合う姿、絡み合う指が、ミュシャの作品のように美しいです。中嶋敦子さんが手がけているようです。

本編とは違うこんなマリみても、ステキですねえ。

 

はて、今回の本編ですが、前半の「可南子編」と後半の「花寺の合戦編」にすぱっと分けて見た方が面白いです。もちろん、最後でそれらが収束していくのも見もの。

 

●大きな可南子は本当に大きいのか。●

ついに動く可南子が登場しました。これだけで可南子ファンは必見だと思います。

さて、その可南子ですが。ファンの間では「可南子=でかい」「瞳子=ドリル」「乃梨子=仏像」という印象は不動のものになっています。よね?この1年生三人トリオ状態がたまらなく大好きな人は多いのではないでしょうか。

そこまででかいでかい言われる可南子。どのくらいでかいの?というのは小説やイラストであまり具体的に見ることが出来なかったのですが、今回はっきり見ることができます。

でか!

いやいや、遠近法かもしれません。ものっすごい可南子が手前にいるのかもしれません…。

でか!

祐巳がたとえ小さいとはいえ。頭一つ以上大きいですよこれ。このミルクホールのシーン、他にも生徒がたくさんいるのですが、明らかに彼女が飛びぬけて大きくて、力ずく(という割には余裕)で生徒達の群れをかきわけて横入りするシーンにはただただ、祐巳と一緒にポカーンでした。絵になって動くと、こんなに強烈なんだなあ、可南子…。

 

はて、「大きいキャラ」には、身長が高い分萎縮していたりコンプレックス抱いていたり、というキャラ付けをされることがたまにあります。そのギャップの面白さや、「気は優しくて力持ち」的な魅力が潜在的にあるのかもしれません。

では可南子はどうか?というと、アニメではなかなか変則的な描かれ方をしています。

一匹狼的に、人との接触を避けている、と第三者である新聞部の生徒に言われるシーン。

そう、可南子、ものすごく小さいんですよ、周りから見た場合の存在が。それはもう、切なくなるほどに。小説を読んでおられる方はこのへんや、極端な男性嫌いなわけをもうご存知だと思いますが、アニメのこの時点では「背だけは大きいけど極力目立たないようにしている子」という扱いです。他生徒たちや、まだあまり可南子を知らない祐巳の視点でしょうね。

可南子の小ささは、同時に視野の狭さへと移行していく。そんな様子がアニメでは、地味ながらも強烈に描かれています。

 

ストーキング、盲目の信仰、逃避とコンプレックス●

前半、正直アニメとしては恐ろしく地味です。それは「可南子」という子の表現に費やされているからなんですよネ。まだ可南子の心理にまでは踏み込んでいません。どちらかといえば、それは「異様さ」の表現に近いです。基本的に祐巳視点です。

普通のギャグアニメだと笑ってすむような、可南子のストーキングシーン。うーん、ストーキングって言う表現は(自分が可南子を大好きなので)あまり使いたくないんですが、それ以外に言いようがないですものねえ。そして、この祐巳の微妙な表情を見ればわかるのですが、彼女気づいてるんですよね、このストーキング行為を。

ぶっちゃけ、自分がこんなあからまさにつけられていたら、どうしましょうか。

蔦子さんは見た。

写真に必ず写りこんでいる可南子。この時ばかりは祐巳と観客は軽い恐怖に襲われます。

かわいいですよ可南子。慕ってきてるし、やさしいし、いい子だし。

でも怖いですよ。特になにか恐怖表現がなされていない分、かえって彼女のこのストーキング行為には漠然とした不安を感じさせます。

先ほどのムリな割り込みとパンの押し付け行為もですよね。祐巳はただ、黙ってそれを見ていて、どう対処すればいいかじわじわと追い込まれていきます。ちなみに彼女のストーキング行為の本当の意味は…見てのお楽しみに。

 

温室で、可南子が祐巳を追い詰めるシーンは必見。本気で怖いです。大きな可南子が、大きな威圧感を持って覆いかぶさってきます。

父親への不信、男性への嫌悪感、祐巳を理想像とあがめて本物が見えていないそのうつろな視線。

志摩子さんや祥子さまのように、比較的浮世離れした感すらあるキャラもいるリリアンの世界。マリみては「性」に対してはわりととっぱらってしまって、一個人同士の絆を描こうとする作品だと思います。しかし、可南子の最大の特徴はその思春期の「性」を強烈に押し出しているところだろうな、と思うんですよ。

生々しいんです、彼女と彼女を取り巻く環境が。

彼女が今見ている幻想は、一体何なのでしょう…というのは小説版でもう答えが出ていますね。アニメは今のところそこまでいかないですが、…いずれいくといいなあ…。

可南子が大きい最大の理由は、もしかしたら少女の「性」「個性」の意識への巨大なカベの表現、なのかもしれません。

 

●少女から見た、少年達。●

後半はひっくり返すかのごとく、明るい雰囲気に。こういうメリハリがいいですよね。

学校祭、というとどうしても「うる星やつら ビューティフルドリーマー」のカオスな雰囲気を思い出してしまうのですが、温室育ちのリリアン娘達にもやはり、ドキッ男だらけの花寺学園祭は、カオスあふれる空気に映るようです。というか、こればかりはほんと見てそのカオスさを確認してください。ほんと「お、男ってやつは…ばかだな!」とニヤニヤしてしまいます。

んじゃあ、リリアン娘たちの感想はというと。

2年生ズに、じと目で見られたい人。手あげて。はーい。

令ちゃんはよく試合にくるからわりと平気。祐巳はさすがにおかしな事件に巻き込まれて「ふぅん」な感じ。祥子は…いわずもがな。

いくら女子校とはいえ、男性慣れしておらずどんビキな彼女たち。OVA第二巻の時も書きましたが、「リリアン文法」を花寺や外界がどんどん浮き彫りにしているんですよね、このへんの話。ましてやそれが、究極的なまでに「リリアン文法」と「少女の性」の両方を打ち出した可南子のエピソードの後だからなおのこと。あえてこのようなギャップを入れることで、「マリみて」の世界観がどのようなものか形成されていく過程は、一番最初に小説読んだときには感じられなかったんですが、さすがアニメですね。

やぐらの上の志摩子さん。浮きまくりんぐ。なんだこの偶像崇拝

前回が「ホームにきた男性像」なら、今回は「アウェーに入り込んだ少女達」。とはいっても、現実的で生々しい少年達の世界とは違い、浮世離れしている学園祭だったのはちょっとしたクッションになっています。

次第に男性たちが滑稽で、ユニークな存在に変わっていくのがちょっといいんだな。それは、閉鎖的だった百合世界観が、次第に現実の部分と溶け合う瞬間だったのかもしれません。

というのも、乃梨子がこの環境を唯一心の底から楽しんでいるシーンがあるからなんですよ。志摩子さんはもう苦痛なのを必死に耐えているようですが、乃梨子は彼らを見て笑うんです。

比較的一番(ある意味祐巳以上に)庶民的で生き生きと育っている乃梨子、性の悩みや思春期的な感情の不安定で苦しむ可南子、そして最近自分の位置が分からなくて苦悩しつづけていた瞳子。またそれぞれが一匹狼だったり後ろ指さされたり経験が全員あるというのもまた興味深い。

3年生や卒業生が「リリアン」らしさを体言し、2年生達がマリみて世界観の面白さや人間同士の情を深めたとすると、現1年生ズが現実の社会とリリアン的世界観をつなぐ架け橋なのかもしれませんネ。

みんな、アニメの絵の中では、アウェーでおろおろする小さな少女たちだけど、今それが描かれるからこそ大きく育つ姿へとつながっていくのです。

 

そして、感動的なクライマックスのシーンへ。たとえアウェーであろうと、どのような環境であろうと、一人と一人の絆は失われることがない。そんな力強いシーンなのです!!!!111

…???

えー、だめだ、言葉で表現できんわこのシーン。えーと…とにかくここは見ていただくしか、という感じです。小説で内容知っている人は、3倍くらい楽しめると思いますヨ。

マリみて。それは感動と笑いのバランスの整った、エンタテイメント。いいねえ。

 

●今回の重箱の隅●

その1

祐巳さんと言えばリボン。リボンと言えば祐巳さん。

1話でこれだけのバリエーション。いやあ、おしゃれですね。緑のライン入ってるやつめっちゃかわいくないです?

 

その2

ちょっとした小ネタ。

メイドとか十円ハゲとか突っ込みどころありますが、左端に「のだめカンタービレ」のマングースがいました。しかもこれちゃんとアニメしてました。

 

その3

祐巳さん拉致シーン、小説で読んだときもど肝を抜かれましたが、

アニメでさらにど肝を抜かれました。や、やばいぞ、このシーン。

「男装少女を目隠し口ガムテで縛ったあげく段ボール箱に入れて拉致。」とか書いたらギリギリアウトな気がします。

 

その4

今回は卒業した柏木さん聖さまも登場。特に聖さま登場はうれしいですね^^

さりげなーく柏木節炸裂。二枚目だけど三枚目。うん、いいキャラだ柏木さん。

 

その5

最近小説の方でももんのすごくおいしい位置にいる、蔦子さんと真美さん。

特にハチマキ真美さんのギリギリっぷりがたまらなくいとしい!改めて聞いて思ったんですが、斉藤千和だったんですねえ。いまさら。

それにしても、マリみての中でこの二人がいることが、非常に大きな柱なんだな、と今回改めて感じさせられました。特に蔦子さんの頼りがいは最高です。笙子ちゃんになってつけまわしたくなるわほんと。

 

その6

そして、しっかり手を握ることは忘れない。マリみてアニメにおける「手」はとても大切な位置を占めていますので、ちょっと意識してみると結構見方変わってくると思います。祥子さまが頭をコツンってやるシーンには絆を感じました。

〜関連記事〜

開かれる「高校生らしさ」。マリア様がみてるOVA「略してOK大作戦(仮)」

 

〜関連リンク〜

マリア様がみてる OVA 4

パッケージが今回まともになったよ!って友人にいったら「いや、まともじゃないだろう」と言われました。コレクターズエディション…。さすがだぜマリみて。

 

マリア様がみてる OVA 3 涼風さつさつ

出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント

発売日: 2007/03/28

メディア: DVD

*1:すらりとした美しさやなめらかさで、百合の空気を演出する脚や裸足のこと。命名わたくし。