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2007-10-19 大黒黒客日記

[]すさまじいスピードの、フィギュア進化はどこへ行く

ほぼ等身大九重りんちゃん、えらい安いんですが!

出来も結構よさそうで、68,250円ですよ。安い。安すぎる。

…って普通は高いのかどうかすら麻痺してますが、スーパードルフィーとか好きな人からしたら激安にしか見えないと思うのです。

ちなみに完全受注販売だそうですので、欲しい人は注意です。

しかしすごい時代になったなあ。これが7万で買えてしまうのですか。「ガレキの翔」が見たら狂喜するのか怒り狂うのか。異常な速度でスピードアップするフィギュア業界、一体どうなるのやら。

 

●値段としての到達点●

彩色済みが当たり前の今のフィギュア群。なんかそれが普通の感覚になっている自分に驚いてしまいます。

懐古主義になっても仕方ないのだけれども、200円ガチャガチャでも一定以上のクオリティが当然のものとされるこんな時代。

そりゃ、うれしいったらありゃしませんが、採算とれてるの?作っては次々、で、消費早すぎるのでは?と無駄な心配をしてしまいます。

箱フィギュアやガチャガチャは、ランダムであるがゆえに採算は取れているようですね。昔はシークレットでクリア(色なし、クリア素材)というあまりにもうれしくないアイテムでバランス取っていたようですが、最近はクリアもなく、これだけ乱発されております。

そりゃ確かに、ピンキリで出来の上下もありますが、おしなべて平均点があまりにも高すぎる。もちろんクオリティが高くてでかくて数が少ないと値段も上がりますが、必ずしも個人の好みと値段が比例するわけではないこともつけくわえておきます。

200円フィギュアでも墓場まで持っていきたいくらい出来のよいものもあるのです。

 

恐るべきことに、最近では雑誌の付録にまでフィギュアが。異常にできのいいやつが。色もしっかりついているやつが。

なぜこの値段で!?とか驚く時代じゃないことに、驚いてしまいますがな。

ここまでの低価格を実現したのは、やはり中国の職人さん達の努力を看過するわけにはいきませぬ。

 

関連・フィギュアの中国生産ラインについてしらべてみた。

手前味噌記事ですが、正直調べたときには、いやはや驚いたです。

確かに「中国で大量生産している」というのはイメージわくのですが、実際写真を目の当たりにして、一日中おばちゃんが同じ部分に色を塗り続けていることを考えると、塗料のにおいが頭にわいて気持ち悪くなりそう。

つまりあれですよ。一日中ピンキーストリートの首をはめつづけるお嬢さんもいれば、一日中エロフィギュアの乳首を塗り続けるおばちゃんもいるわけです。

ああ、もうなんかもうしわけない気分でいっぱいです。何がって、ダブりフィギュアを捨てるのが。

 

雑誌付録のフィギュアが値段とクオリティの折り合いの面で最安値レベルかな、と思います。

大体、雑誌が600から700円程度で、ガチャよりよいフィギュアが付いてくるレベル。海洋堂コトブキヤも参入。

このへん、雑誌だけ読みたい人にしたら「オマケぬいて安くして!」という方も多いかと思われますが、それにしたって安すぎです。

最近では大型の美少女フィギュアも値段が急落。3000円前後のものも増えましたよね。

よつばと! 綾瀬風香 制服Ver.

よつばと!」の風香は3000円以下。安いなあ…。イメージ的にこのサイズだと5000円前後という感覚なのですが、5000円にしたって完成済み彩色済みであること考えると安いですよね。*1

 

この値段の折り合い、非常に業者さんも苦悩する部分のようで、中国のよい工場にいかに安く頼むか、素材をよいものをいかにギリギリまで安くするかで悩まれているのかもしれません。

にしたって、昨年から1年間だけ考えても。

どんどん安くなっている気がしてなりません。

 

●質としての到達点●

自分は造形をやる人間ではなく、買い専門なので、フィギュアの造形の真のよさはあまりわかりません。

が、見た瞬間に心震えるドール・フィギュアがあるんだな、というのは最近感じております。もちろんこれは個々の好みが大きく左右する部分なので、必ずしも「自分がよいと思ったもの」が「人もよいと思う」かは別。

個人的にはコトブキヤ信者なので、コトブキヤからでる箱フィギュアや大きいフィギュアは一通り目を通してます。ここの会社の特徴的な、抑え目の色使いとグラデーションとつや消しが好きなんです。

コトブキヤ ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 綾波レイ プラグスーツver. 1/6スケールPVC塗装済み完成品)

そのへんのフィギュアも最近は「基本は満足できるもの」という目で見てしまっている自分に驚いてしまいます。ハズレのラインの線引きがものすごい高い位置に移動しているのを感じるのです。

いやもう、平均的にレベル高すぎですよ。

 

フィギュア時代の寵児、海洋堂も、今またリボルテックシリーズで一世を風靡している感があります。

よつばと リボルテックリボルテック・セイバー from Fate/stay nightリボルテックヤマグチ No.07 キングゲイナー

出来がいい、遊べる、飾れる、安い。

ついでにこれから出るリボルテックフロイラインの自然さときたら。

もう固定だけの時代じゃない。違和感なく動くフィギュアもどんどん出てきそうです。

 

ポーズもダイナミックなものが増え、質感の再現も重視され、これ以上どこに到達点があるのか、素人の自分にはわからないくらいの作品が、安く買えちゃうこんな時代。

飽食といってはなんですが、あまりに舌が肥えすぎてしまう幸せと不安はあります。まだまだ天井は見えないとは思いますが、どこまでいってしまうんだろう?

 

●応用で、さらに上へ。●

加えて、色の変わるメタモフィギュアや脱衣フィギュアも当たり前になってきましたね。このへんも雑誌付録なんかで簡単に手に入るようになりました。

メタモフィギュア 新世紀エヴァンゲリオン 惣流・アスカ・ラングレー メタモフィギュア 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ (バニーVer.)

このへんメタモ。あっためると透けます。

なんかものすごく本能に忠実な発想ではあるのですが、それを実際に企画としてたたき起こして、作ってしまう日本人すごい。

煩悩は技術力と新たな可能性を生むものですね。

 

エクセレントモデルCORE クイーンズブレイドP-3 近衛隊長エリナ エクセレントモデルCORE クイーンズブレイドR-1 森の番人ノワ 2Pカラー エクセレントモデルCORE クイーンズブレイドP-2 鋼鉄姫ユーミル

このへんの、メガハウスのクィーンズブレイドの系列は脱衣して当たり前みたいですね。キャストオフ!

なんともエロっちい機能ですが、その分の労力を考えると想像を絶する造形の手間を感じます。脱いだのが見たい人は、フィギュアレビューサイトを覗いてみるといいと思います。

こちらとか。怪人の集会所2さん。

ここまで脱げずとも、キャストオフ装備のフィギュアは増えているようです。こちらも煩悩に忠実なのですが、「ないよりあったほうがいい」の精神も買い手にはあるのは否定しません。その部分のためにものすごい労力を費やして作っているわけですが。

ぷにコレ ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー ぽぷり ぷにコレ ローゼンメイデン・トロイメント 真紅 ぷにコレ ローゼンメイデン・トロイメント 翠星石

このへんになってくると、大きなお友達のための、人形の延長になってくる気がします。

それにしたって、子供心も大人心もくすぐるすばらしい出来じゃあないですか。値段はそこそこしますが、あまり不満はないです。

 

こうしてみると、「遊べる」という部分の付加価値をつけると、まだまだフィギュアは成長する見込み大量にありそうです。

個人的には昔、キン消しを組み合わせて技をかけるやつが大好きだったので、そういう「絡めるフィギュア」がほしいかなあ。その点で、よつばリボルテックと風香には期待。

あと武器とか小物を自由にすげかえられるとよいなあ。このへんは、改造の楽しみになっていくのでしょうか。

 

●フィギュアの最大の難点●

はて、フィギュアが気軽に買える値段になりつつあること、リボルテックのようにディープオタじゃなくても買いやすくなったことは大きな進歩ですし、技術的にもここ2、3年でえらい勢いでのびていると思いますが、やはり難点があります。

それは、大量生産されていないフィギュアはすぐに手に入らなくなってしまうこと。

ロングラン商品で、何度も生産されているピンキーやリボルテックのようなものならいいのですが、ショップで初回版瞬殺、その後手に入らないで気づけば超レア価格、なんてのも結構多いから恐ろしい。

本と違って版を重ねればいいというものではないし、第二弾として出したはいいものの売れ残ってしまったら…というリスクもあるでしょうし、こればっかりは仕方ないのですが、後になって本当に欲しかったフィギュアが、超レア価格になっているとさすがにへこみます。

本と違ってフィギュアは再販でも買えないこと多々。購入難民です。

常に情報網を張り巡らせておかないと、手に入らないというワクワク感+恐怖感も、ドール・フィギュアの魅力ではあるのですが…。

 

この問題が解決される策というのがさっぱり自分にはわかりません。こまめに再販かかればいいのかとは思いますが、一気に生産してなんぼの値段でしょうし…難しそうです。

とりあえず今は「原型師さん、がんばって!」「メーカーさん、安くたくさん作って!」とエールを送るのみ。

それでもいい時代です。ええ。ほんとに。

 

ただ、それでニヤニヤしていると、部屋の空間をどんどん圧迫していくから困る。ああほんと、今は死ねない。

そして、「フィギュアを飾るのは恥ずかしいこと」と思っていた過去の自分にさよなら。机の上で微笑む(ように見える)ヘンリエッタアスカにこんにちわ。

そんな日々がちょっと楽しく思えてきました。末期かしら。

 

〜関連記事〜

フィギュアを買うかどうか、それが問題だ。

ええ。最大の難点は場所ですとも。

なあフィギュアを買おうじゃないか

あなたは大丈夫?「ケロロ軍曹」に学ぶ買い物依存症の心理

大丈夫じゃないです。

*1:もちろんこのへんの価値基準はオタク基準なので、買わない人にしたら、十分高いのはおいておくとして。

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