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2008-03-02 大黒黒客日記

[][]ギャルゲ脳で読み解く「3月のライオン

羽海野チカ先生の新作「3月のライオン」が発売されました。もうネコもしゃくしも3月3月っすよ。書店では大プッシュですよ。

しかしそれも納得。自分は将棋をさっぱりわかりません。動かし方くらいしか分かりません。しかしそこに向かう人間の苦悩や熱い思いはもちろんのこと、何かすごいことが盤面で行われている事を鼻先に突きつけてくるんだこのマンガはよ!少女漫画のように繊細に、少年マンガのように雄雄しく。

まさに春間近あたたかな「3月」で、たけり狂う様は「ライオン」です。

そんなわけで自分にとってこれは、あまりに夢中になって読んだために電車で駅を乗り過ごした上に、戻りの電車がないという大惨事を経験させてくれたマンガなのです。

 

はて、おそらくこの作品に対して多くのレビューが寄せられている事と思います。しかし今の時点では自分は主人公の心情がいまいち理解しきれていません。流れるテーマもまだ困惑しています。非常にライトなタッチで簡単には解けない重い人間観察を行おうとしていることにビビってしまうのです。だから今はあまり詳しい事はかけません。

あと、将棋はわからないし難しい描写もよくわかりません。あまり頭がまわりません。

なので、自分は「ちょい、3月のライオンの女の子攻略してみたくね?」というギャルゲ的な感想を書こうと思います。

かわいすぎるっつうの全員!

確かにハチクロの山田さんもはぐもかわいかったですよ。しかし今回の3姉妹のかわいさ爆弾の威力は核レベルだね。

そんなわけで、美人3人姉妹の攻略法を書くぜ。

 

●ふくふくお姉さん、長女あかり●

長女はあかりさん。

年齢は明記されていませんが、おそらく20台前半でしょうか。ただ下の子との年齢差を考えると19くらいかもしれません。

この人がまた、とてももちもちふっくらした、すばらしいほど「絵に描いたような女性」なのです。

一見すると母親のようにすら見える彼女のこのふっくら感。羽海野先生ありがとう!と叫ばざるを得ません。

胸はいいんです胸は。彼女の女性らしさの極みは二の腕なのですよ。これはただふっくらしている二の腕の描かれ方ではありません。ちょっと丸みを帯びているものの、確かに働く女性の腕です。

肩付近の滑らかなラインと、流れるような生活感あふれる鎖骨がかもし出す日本美人の影が見えるでしょうか!

そして超安産型の腰、柔らかに膨らんだふくらはぎの色っぽさ。畳を踏みしめるフェティッシュな裸足。

これは姉の、母親の、いや日本の女神の姿小津安二郎の映画に出てきそうです。

時折見せる笑顔とアンニュイな表情のギャップも「女」をそこに描き出します。

 

彼女がここまで柔らかな女性像を理想的に持ち合わせているのは、おそらく主人公の零くんから見た視点だからでしょう。

零くんにとって彼女は姉であり母親のような存在です。年齢的には母親には遠く及ばない若さでしょうが、その存在感は何もかもを受け止める帰り場所になっています。

時には零くんもそれを避けるのですが、彼女は何もかもを受け止めます。おせっかいを焼くというわけではなく、ほおっておくわけでもなく。そのへんの距離感の掴み方が零くんには理解しきれないようですが、そこすらも含めて、彼が見る「女性」なんです。

 

そんなわけで彼があかりさんにモーションをかけないのが歯がゆいのなんの。とはいえまあ、まず無理でしょう。女神に手を伸ばそうなんて想像も付かないでしょう。同時に、今は神聖にすら見える女性像の裏に眠る彼女の素顔を見るのが不安なのも感じられます。

とある仕事を彼女がしているのを見たときは自分もショックでした。でもそれすらも温かいから彼女はすごい。

 

そうそう、あかりさんをこのマンガで読むときは、右向きなのか左向きなのかを見るとちょっと面白いです。右から左を向いているときは彼女は何かを働きかけることが多く、左から右を向いているときは何かを迎え受け止める姿勢の事が多いです。

あの仕事をしているときは、座っている位置のせいもありますが、ほとんど右向きなのが興味深いところ。

 

では零くんが彼女を攻略するにはどうするか…ってどう考えても彼があかりさんのすべてを受け止めるのは難しいものが今の時点ではあります。むしろもっと甘えて甘えて、甘えまくってよいのかもしれません。フラグはたちそうにないです。

しかし彼が唯一フラグを立てる方法もあります。

まずは何も言わず太れ。 

 

●元気印の青春、ヒナちゃん●

おそらく中学校1年生くらいと思われる次女のヒナちゃん。

個人的には一番のツボです。同時に零くんにフラグが立つならこの子が一番確率が高いでしょう。

あかりさんが母のようにおっとり、かつふんわりしているとしたら、ヒナちゃんは暴走超特急です。全力疾走駆け抜けるぜ青春。いやまだ青春ですらないかも。

嬉しかったら動くぜ!無駄に!悲しかったら騒ぐぜ!無駄に!

零くんが割りとおとなしく冷静な少年なので、彼女の元気っぷりはやたら激しく見えます。無駄に。

もちろんそこはそれ、時には急停車して感情を抑えるあたりが彼女の魅力。一見単純ですが、極めて自分を抑え込んでいる複雑な子でもあります。

 

彼女の立ち位置がまた面白いんです。あかりさんが大人っぽいので、二人で並ぶと極めて彼女は幼く見えます。

下手したら小学生みたいです。これで親子といわれても通じるくらいの差を感じますが、それも零くん視点のせいでしょう。

またあかりさんと比較すると、非常にヒナちゃんは細い!成長途中のせいもあり、とにかくカリカリです。

羽海野先生はこのような細身の少女を、身体感覚的に描くのが非常にうまい。女性が幼いときの自分を思い出したとき、体の感覚はこうだった、こうありたかった、という少女性を見事に描き出します。

ハチクロでいうと山田さんの元気ながらも複雑な感情の部分と、はぐの小さく細い体を足して2で割ったようなキャラといえます。

逆に妹のモモといるととてもお姉さんになる彼女がまたいとしいんだ。連続する扉絵のヒナちゃんを見るだけでもこの本の価値があるといっても過言ではありません。

零くん視点で見ると、ヒナちゃんはやはり小さいです。しかしその中で一生懸命お姉さんをし、自分の中の色々な感情を噴出しているようで抑え込む様は、彼には見た目以上に複雑なものに映っているはず。

このパンパンに張り詰めた一瞬は今しかないんだよ。

それが零くんから見た「成長」の狭間の不安定さを描き出します。

 

おそらく彼女はこの後も蒸気機関車のようにガンガン物語を引っ張っていく役割を果たすでしょう。時にはツッコミにまわるでしょう。零くんと近寄ったり離れたりするときには、彼に有無を言わさずおにぎりを渡すような、栄養ドリンク的な位置になるでしょう。

しかし彼女も成長の中で、零くんとともに心が大きく成長していく可能性を秘めた、そんな魅力あふれるキャラなのです。

 

今の彼女は元気満々ですが、誰かの支えが必要です。明るいイケメンに弱い彼女、零くんがもうちょっとハキハキ明るい子ならよかったのですが、今の性格のままではフラグが立ちそうにありません。

しかし、横に寄り添ってほほえんでくれる彼に気づけば、ヒナちゃんはその存在の大きさに気づくはず。そう、彼女は零くんの次に成長を見せているじゃないですか。もっともハッピーエンドに近い少女じゃないですか!

つうか零くん、ヒナちゃんの隣の位置をぼくにゆずるんだ!そのおにぎりはぼくがもらう!

 

ピュアピュアキラキラ、三女モモちゃん●

こ、これは難しい…最難関です。三女のモモちゃん。

この子を攻略とかいうと何か人間として間違ってしまう気がしますがここまできたら続けてみます。

幼稚園児の彼女も、零くん視点で描かれます。極めて幼く、ぷっくりしたちびっこです。あかりさんはもちろん、ヒナちゃんと比べてもダントツに幼いです。

それが、彼の目には非常にまぶしいんですよ。零くんが見る「純粋」です。

彼は時々悩みます。大人の世界を見すぎたゆえに戸惑います。今も迷い続けています。

そんな彼の行き詰まりを解消するのがモモちゃんの存在だったりします。

彼女には彼が思い悩むような裏表はなく、家のことで悩むこともありません。やさしく見守る二人の姉に包まれ、家庭の悲しい環境もふりかえらず、天真爛漫に生きています。

そんな存在が零くんには必要なんです。彼は年上の人間の複雑な精神に飲み込まれすぎました。

 

零くんは時々自分に冷たくなることもあります。がそれを引っ張り込むから元気にやっていけるのですが、まだ受身です。ヒナちゃんの元気にこたえるように、時々恐る恐る手を差し出すこともあります。

だけど、モモちゃんに対しては彼は単純に、極めて優しいじゃないか。

モモちゃんが転べば手を差し出し、やさしく抱き上げる。

モモちゃんは零くんの脚に抱きつきます。

なんの混じりけもない関係を零くんが知るには、モモちゃんは必要なんです。そして冷静に考えると色々複雑な環境の中にいるモモちゃんにとっても、抱き上げてくれるお兄ちゃんが必要なんです。

 

彼女を攻略するには。日々やさしくすることです。

零くんが自分から「何をもって親切」とするかはまだわからないでしょう。ただ甘やかすのは彼女に必要なことではないです。

そこを見極めたとき、彼女は零くんに…!・・・いや、それはなついた、というか。

 

●情念の女、香子●

隠しキャラ。いや、まだ出てないだけですすいません。

詳しいことを書くとネタバレになるので書きませんが、この表情にやられましたね。ここまで鋭く感情をむき出しにした表情、そうそう描けるものじゃありません。

名前からして「香車」の「香子」。まっすぐどころか暴風です。

嵐のように激しく美しい彼女。零くんにはなかなか衝撃的な少女のようです。

彼女がどう出るのかわかりませんが、今後零くんの将棋に、人生に、大きな影響を与える「槍」であることに間違いはないようです。

さあて、あなたが零くんならどう攻略する?

ぼくですか?攻略されたいですね。

 

●男の子の目●

色々と書いてきましたし、見方によっては「それはない」ということを書いてきましたが、でもね、本当に魅力的なんですよ、出てくる女の子たちはみんな。まるで零くんの見る世界の一部を担っているように。

彼はまだ視界が広くないです。いや、色々知りすぎたゆえに狭くしているのかもしれません。それを3姉妹とぶつかりあうことでどういう答えを出すのか、彼は将棋に何を見るのか。

 

ぐっと拳を握りながらそこにぶつかる熱い感情の「動」の部分と、安らかな日本家屋の中の生活の「静」の部分。

そして二階堂君とネコの「肉」の部分が気になるマンガなのです。