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たまごまごごはん このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2008-04-20 大黒黒客日記

[]気づいたら使っていた、漫画家・作家への「先生」付け

ちょっと面白い話題が送られてきたのでピックアップ。

最近気付いたのですが、作者の名前を書くとき、小説の感想を書く人はさん付け、または呼び捨てにすることが多いのですが、マンガの感想をメインに書く人は先生付けをする人が多いです。

たまごまごさんはよく先生付けをされていますが、何か理由はあるのでしょうか?

言われて見たら、確かにネット上では「さん」「先生」と呼ぶ場合と呼び捨ての場合分かれますねえ。

 

●実生活の中で●

買い物で本を探している時、「施川ユウキ先生の『サナギさん』ありますか?」とは自分は言わないです。基本は呼び捨てです。

それは単に探し物をしているから。店員さんに伝わればいいですし。

あと、その作家のファン同士で話す時は「先生」とつける場合もありますが、たとえば会社の同僚などにはあまり「先生」はつけない呼ばないです。

あくまでも基本「ペンネーム」であり、相手に理解してもらうための代名詞としての扱いです。

 

●書き残す時に。●

「先生」という言葉は尊敬の意をこめて使います。

特に自分は創作をする人間ではないので、作品を作るという行為に対して特に感動します。それをプロとして妥協せずやっている人に対しては「自分にはできない、すごいよ!」と諸手をあげて驚きます。

ましてやマンガみたいに絵で物語を描くなんて!どう頭ひねってもでないよ!技術ドンだけ使うのですか!

だからそんな思いをこめて「先生」と呼びます。 

 

あれ、でもさっき「実生活では代名詞だから言わない」とか書きました。いきなり矛盾ですか。

 

ここが自分もちょっと無意識のようで、意識しながら言っている部分です。

ようは、ネット上でその人の名前を呼ぶという行為は、不特定多数に向けて見られる状態になるわけです。と同時にその作者本人に対して書いていることに既になっている、という思いがぼんやりとあります。

そもそも検索が優れている時代です。どんなにこっそり書こうが名前検索したら一発で出てきますものね。

もしその人が見ているなら。もう「第三者に伝わればいい」の域を超えて「その人の前でしゃべっている」ことになります。

なので「物を作りだすあなたに、まず敬意を込めます」という前置きとして、いつの間にか「先生」付けをするようになっていました。

その作品が自分に合ったか合わなかったか、というのはまた別問題として、やはり物を作り出す労力には敬服しているんです。

ましてや自分が感動した作品を作ってくれた人ならば。

ありがとう、人生に影響を与えてくれて、ありがとう。

感謝はどう表せばいいかわからないけどせめて「先生」って呼ばせてください、これからもプロとして魂を揺さぶる人であってください、と。

 

●自分が何かを言う時のきっかけ。●

作家さんの中には「先生」づけを恐縮に思う人もいらっしゃいます。またアマチュアとプロの差はないだろう?同じ人間だろう?という人もいます。加えて、何でも付ければいいというものではないのもあります。

このへんは個人がいつの間にか、無意識で選択していることなのですが、ある一点で「先生をつけるかつけないか」は一瞬迷う人多いのではないかとは思っています。

かくいう自分も「手塚治虫」は『先生」つけますが、「宮崎駿」は『監督』と呼びます。どっちも「すげー!」なんですが、いつの間にかそれで慣れてしまっているんですよね。あとミュージシャンはどんなに好きでもほとんど「先生」と呼びません。

 

ここまで細かくなってくると、後は作者本人以外の間で、ファン同士でどう呼ばれているかの共通項を探っているんだと思います。だから小説家でも多くの人に「先生」と呼ばれやすい人いると思います。逆に愛を込めて「先生」をつけられない人もいます。

そうなってくると「Aさんには先生つけたのに、Bさんには呼び捨てというのもなんだか・・・」という思いが働いて、みーんな先生づけに。でも丁寧語なので問題ないです。

 

人によっては「まず尊敬ありき」ではなくフラットな読者視点で語るため、あえて先生づけをすべて行わない人もいると思います。そこまでいかなくても、家庭環境で呼び捨てだったので、という人もたくさんいると思います。

どちらがいいというわけではない。

ただ、どういうスタンスを取って「先生」とつけているのかな?と言うのを見直すきっかけは、多くの人が一度はあったのではないかと思います。そういうことを考えて選択すること自体が、「自分が物を話す視点のきっかけ」になると思うデスよ。「ああー!自分にとってやっぱりこの人、先生だわー!」とか思っちゃうじゃん。

 

じゃあ外国人作家はどうなの?画家はどうなの?プロアマの人は?…うーん、改めて考え直してみよう。

一番悩むのは、友人が作家になった時。いくら尊敬しても「先生」って呼ぶのむずがゆいですよそれはあ。