たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

大黒黒客日記

ヤンサン、廃刊が決定したみたいですね。たまごまごです。
以前からうわさにはなっていたけどもこれは悲しいなあ…。
とりあえず連載陣がどこかでまた引き継がれるといいのですが。そこだけが不安でなりませんよう。「とめはねっ」とか「おやすみプンプン」とか…あー、どれも終わったら悲しすぎる。全部の作品がなんとか行き先がありますように。
 
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なんちゃらウイルスが流行っているようです(自分でもよくわかってない)。
でもだるくて逆に寝付けないので、更新。みなさんもお気をつけて。
ちなみに寝ながら読んでいたのは「好色少年のススメ12」でした。上連雀先生の新作「恐竜ロボ バトルダイナソーG」かっこよすぎ。小学生の射精で敵を倒すんだぜ。すげー。かっこえー。
 

レンタルコミック、拡大中。現状はこんな感じ

近所のTSUTAYAでコミックレンタルが始まりました。
いやあ、買うには多すぎるので場所を取るもの(三国志とかこち亀とか)、とりあえず読んでおきたいけど最初からはしんどいもの、どんなマンガかわからないので試し読みしたいものがある時これは便利。マンガ喫茶じゃなく自宅で好きなときに読めるのもGOOD。

大都市部では昨年から、実際にもう行われており、活用している人も多そうです。
システムは至ってシンプル。50円から100円前後で一冊借りられる、という要するに昔の貸本屋と同じです。
んじゃ何でいまさら?地域の格差になるんじゃないの?作家さんへのお金は?という疑問があったので、ちょっと調べてみました。
 

●地方ではレンタルできますか?●

全国規模で徐々に店舗拡大しているのは、ゲオとTSUTAYAです。おそらく今まだ施行されていないところも、今後の伸び方で開始されるでしょう。
しかし、この2店は大きな町にしかありません。隣町まで行って借りるのは無理がある、そんな地域も多いはず。
しかしそこはそれ、ちゃんと宅配コミックレンタルサービスも別のところで開始されております。
宅配コミックレンタル コミかる
宅配レンタルコミック GORO
宅配コミック ブックジャイ
一定の金額を払って(一冊いくら、または月額いくら)、本を郵送してもらえるサービスです。返却も郵送。
これ使った事ないのではっきりしたことは言いかねるんですが、遠くの町に住んでいて「とりあえずまとめて読んでみたいけど置く場所ない」という人にはよさそうです。
値段的には100円前後と、場合によっては中古本レベルの金額になるので、そのへんを考えながら「手元においておきたいか」「とりあえず読んだら返却してしまいたいか」で選ぶと便利そうです。
こちらも参考に。
ブックオフのやるコミックレンタルって新古書販売とどこが違うんだろう(愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記)
 

●大手が今まで動かなかった理由●

貸本サービスというのは、田舎に行くと結構あります。でもこれは誰かの許可をとってやっているわけではない、個人的なものが多いです。
改めて昨年からはじまったコミックレンタルサービス、一冊50円とかなら非常に便利なので「もっとはやくあればよいのに?」と疑問でしたが、そのへんはちゃんと理由があります。
 
レンタルはマンガ喫茶と違って家に持ち出すことになります。そうなると「作家さんにお金が入るのか?」という問題点が出てくるわけです。やっぱり好きな作家さんにはお金入って欲しいなあと思うのがファンの思い、でもごめん全巻そろえるお金がないヨ!という時もあります。
このへん、CDやDVDには「貸与権」がかなり早い段階からあったため、レンタル業は大手でどんどん広がっていたのですが、書籍は曖昧なままでした。それが2004年に、書籍にも貸与権が明確についたため、著作者にちゃんとお金が行き渡るようになった、ということのようです。
詳しくはこちら。
レンタル店と貸与権
今までコミックレンタルがビジネス化しなかったのはなぜ?(R25.jp)

なんで貸与権が今まで書籍はなかったの?と思ってしまうのですが、それは小さな田舎の貸し本屋さんを守るため。ただ今は逆にそれらの貸し本屋さんは減少し、大規模展開するならばしっかりしたシステムが必要、ということなんでしょうね。
 
今はTSUTAYAなど大手でレンタルする場合は、その80円のうちの何%かの金額が作家さんにいく、ということらしいです。ならば安心。
だったら貸本屋さん大変じゃないか?と思ったら、収入の少ない小規模貸本屋さんは免除だそうです。
今の時点ではまだ店舗数がそれほど多くないなので(100くらい?)、実際に作家さんにお金が行っているかどうかまでは自分はわからないですが…。
 

●実際こんな感じ●

貸し本、となるとやはり気になるのは「キレイかどうか」。
大手のレンタル店では、かなりその点厳重に管理されています。
カバーは全部はずした状態で、透明カバーをかぶせなおしているので、表面のよごれはないです(カバーを取り替えればいい)。並べてある棚も傷がつかないように、DVDケースのようなものに入れて陳列されています。
また中古を買い取ってのレンタルは基本禁止だそうなので(絶版の場合のぞく)、新作はキレイだと思っていいです。また発売後一ヶ月はレンタルは出来ないそうなので、新刊をすぐ読みたい人は買うほうがはやいです。
たくさんの人が借りたらボロボロになるのでは、という不安もありますが、あまりにも汚した人(やぶいた、飲み物をこぼした)は買取になるでしょうし、単純に借りる人が多くてボロボロになった場合もそれだけ需要があるなら新しく入れなおすのも容易です。
とはいえ人の手を渡るので、ある程度の汚れはつきますし、本もよれます。そのへんはどうしようもないので、気になる人にはおすすめはできないです。でも思っている以上にきれいだと思っていいかと思います。マンガ喫茶よりきれい、かな?そこのあたりの管理次第で印象が大きく左右されるので、今後の存続にかかわりそうですね。
利用者は大人から子供まで幅広いです。ぱっと見たところ学生が多い様子。
 
なんにせよ、きちんと作家さんにお金がいって、本を読む機会が増えるならそれにこしたことはないです。
でもちょっと読んでみて気に入ったら、新品を買おう、と自分に言い聞かせつつ。
マイナーマンガやアンソロ系はまずレンタルにないのは、こればっかりは仕方ない。エロマンガもレンタルで中身見てから買いたいなあ…と思いましたが、どう考えてもレンタルだと使用済みなのでやっぱりいいですいらないです。
 
銀魂-ぎんたま- 10 (ジャンプ・コミックス)
本文とは無関係です。