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2008-08-12 大黒黒客日記

[][]頭のネジは最初から抜けっぱなしさ「年刊中年チャンプ」

●ワイワイガヤガヤ●

エロマンガの中でも特に、ぶっちぎって自分のテンションを保っている作品は異様に面白いことが多いです。たとえばおりもとみまな先生とか。

今回紹介する中年先生も、すごく繊細でかわいらしい少女漫画タッチの女の子を描かれるのに、明らかに頭のネジが数本抜けている暴走ギャグエロマンガです。面白くないわけがない。

というか作者の名前からしてインパクト強すぎます。

 

なにはともあれ表紙。


ジャンp・・・!いえいえ、なんでもない、多分なんでもないよー。

出た当初もこのインパクトある表紙で一気に話題になりました。だって表紙がジャンプのパロディなのはとりあえずおいておくとしてでもですよ。何でこの子たちは不自然におっぱい出して並んでいますか。

同様に目次のページもジャンプのパロディ。徹底しています。表紙をめくったところはもうなにがなんだか分からないものが載っています

え、そんなの紹介にならないですって?だ、だって本当にそうしか言いようが無いんだもの。

 

●天然電波少女●

この作品集、徹底してラブラブで暴走ギャグを貫いています。ブレーキがかかるということを知りません。

一見すると本当に絵がかわいらしくて線が細いのですが、その絵柄を生かしまくってどうにも女の子たちの思考が明後日の方向に向かっていきます。

たとえば象徴的なのはコレ。

ものっそいとんちんかんでアンポンタンポカンなノリなのに、なにこのかわいさ。

なにかすんごい女の子の空回り感もあるのですが、「ひいてしまう」ラインまではいかず、うまいこと脱力感と「女の子かわいい」を保っているのが見事です。いや、頭のネジ飛んでるのはすでに間違いないのですが、それを武器に可愛く見せる手腕は見事。

 

もちろん全員が思考テンポずれているわけではなく、主人公の男の子と等身大の少女も多数登場します。

しますが、やっぱりどうにもズレているんです。どうもこの子たちのテンションと思考の流れがちょっとずつずれている。ずれているからかわいいんだ。

なんかこういう書き方すると「男の都合のいい方なのだよね」となってしまいそうですが、いえいえ、中年先生の描く妄想暴走電波っ子たちは、間違いなく「かわいらしく」描かれています。

 

●小動物のように●

リフォームしようよ」より。リフォーム屋と称して家をぶっこわすパワフルなちびっ子少女を描いたマンガですが、彼女に一遍の罪の曇りもないところがまあなんともすさまじいんだ。

んでこのセリフ重要です。

「なんだこの小動物は」

そう、中年先生の描く少女たちは、とても等身大ではありながら、小動物のテンションからくる可愛さを持ち合わせているのです。

 

確かにリアリティのある現実的な思考をしている子はいません。男に都合のいい少女像か、というとそうでもなくて、感情が暴走しすぎて変な方向に突き進んでいる、という方が正しいです。

その子たちの姿は、まるで小動物。卑下した言い方の意味ではなく、もう無性にギュっとしたくなるあの感覚です。だからこそ、色々考える前に、目に飛び込んだ瞬間「かわいい!」と感じさせる力があります。

 

典型的なのがこの作品。

「こまこ性を学ぶ」より。

題名からしてトんでますよね。同級生の女の子が完全に幼児状態から成長しておらず、性教育の基本の基本から教えることになるというコメディです。

こまこがもうどうしようもないくらい、作中公認の「アホ」なんですが、それがなぜアホなのかとかというのは一切意味を持ちません。あらゆるものを削ぎ落として「小動物的かわいさ」に絞り込んでいきます。

そしてこんな状態に。

まいっちゃうね。いや、本当の意味でもまいっちゃうんですが、猛烈にエロくて猛烈にかわいいじゃあないですか。子犬みたいにギュってしてあげたくなっちゃうよ。

 

中年先生はこのように、小動物状態の少女たちに敬意すら払いながら、「女の子カワイイ」を徹底して描いていきます。時には暴走しすぎてスポーンと理性も何もかも飛んでしまいますが、その遠心力はエロスでエネルギー変換しているからこれまたすごい。ギャグとエロと「オンナノコカワイイ」をバランスとっております。

まずは表紙を見て頭をからっぽにしよう。そのまま突っ走る少女たちに身をゆだねるだけで、すごい勢いで引きずられていく快感よ。もっと!もっと!

 


いい意味で、現代的なエロマンガ(エロい。明るい。面白い。)のおいしさ詰め合わせな作品。

絵もかわいらしく、とても爽快なテンションなので、エロマンガに慣れていない人でも比較的入りやすい本だと思います。

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