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2009-01-07 大黒黒客日記

[][]まりあ†ほりっく」のEDが「君に、胸キュン」であることの意義〜ひねくれソングとひねくれボーイ&ガール〜

いやあ、たまげたよ。

御存知のことと思いますが、シャフトの新アニメ、まりあ†ほりっくのEDが「君に、胸キュン。」でした。

いや〜、前情報無しで見たので少々びっくりしました。っていうか絶望先生オーケンとかローリーといい、シャフト(というか新房監督?)の選曲センスってアレですな。

たまごまごさん的にはYMOってどうですか?

あと劇中で雌豚ってはっきり言ってました。「雌豚」って言葉が理由でアニメ化できないなんて都市伝説だったようで。まぁ、監督やスタッフによるのでしょうが。

D

うぼあー!

「まりあ†ほりっく」のEDが本当にYMOの「君に、胸キュン。」じゃないか!びっくりだよ!

もうね、YMOの洗礼を受けてテクノホリックになった一人なので、これはたまらんちんですよ。よくぞ大胆にこれをチョイスしたなと。

これで、今の若い中高生ともYMOの話が出来るのかと思うとそれだけで嬉しいモノです。音楽とアニメは世代を超えるよ!

 

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そんなわけで、おっさん世代視点から、なぜ「まりあ†ほりっく」にYMOの「君に、胸キュン。」が選ばれたのかを、うがった目で考察してみます。

 

YMOというと「来るべき世界RYDEEN」や「テクノポリス」などが思い浮かぶ人も多いでしょうが、中でもこの「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」は異色中の異色とも言える作品です。

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YMO
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1983年発売のこの作品、シングルカットされており、アルバム「浮気なぼくら」に収録されています。

どんなノリかというのは…そうですね、PV見てもらうのが一番かもしれません。

D

じゃーん。

お?ださいですと?

YES!いいセンスです。

コンセプトは「かわいいおじさん」。かっこよく、テクノのセンスを磨きに磨いた彼らからしてみたらものすごい狙い澄ましたネタ的作品、として見ることもできます。

そもそも最初に作詞の松本隆に「売れるような詞を書いてくれ」とお願いしている時点で相当ひねくれたネタとも言えます。

最初から「テクノ歌謡曲というレッテル貼りから入っているのもまた、ひねくれています。ようするに「どうだいこういうのが歌謡曲だろうヒット曲だろう?」というちょっとした挑発でもあります。

面白い事にオリコン二位までいったものの、一位は松本隆と細野晴臣コンビ自身が作った松田聖子の「天国のキッス」に奪われるという、どこまで計算されたネタなんですかという展開。細野さん何やってるんですか。

 

YMO自体、スネークマンショーの出演をはじめとし、お茶目ないたずらやひねくれ球を打ち出すのが好きなおじさんトリオなので、ある意味ファンも新規層も大喜び、でした。シングルの中で一番売れています。

実際ものすごく曲は覚えやすくキャッチーで、心地よく聞ける完成度高いものです。全力で遊べる彼らは、まさに「かわいいおじさん」。

余談ですが、電気グルーヴが「売れる曲作るよ」といって「シャングリラ」をリリースしたのを思い出します。テクノホリックたちのひねくれ魂ここにあり。

 

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はて、「まりあ†ほりっく」という作品のEDになんでこれが使われているのか、というのは監督の意向が色々あるとおもうのですが、上記のことを踏まえてひねくれ解釈をしてみます。

 

パロディとしてのレッテル貼り(歌謡曲としてのはりぼて)

「君に、胸キュン。」は最初から「テクノ歌謡」の名を語り、「はい、ひねくれますよー」というレッテル貼りを自分に施しています。Perfumeが人気あるのに便乗しつつカウンター、というスタンスともとれますね。

この独特なはりぼて感は、ちょうど作品の主人公鞠也に当てはまります。

鞠也は超絶美形の女装っ子。どこからどう見てもかわいらしい少女なのに、中身はがっちりドSな男子なわけですよ。オカマじゃないのよ。

「こうしたら、お気に召しますか?」という彼の腹黒さと、あまりにも完成した美しさが、YMOがとったスタンスと同じベクトルと考えることもできます。ひいては作者である遠藤海成先生のテクニックにも通じるものがあります。

よろしい、じゃあ僕らも乗っちゃうよ?面白い事可愛いこと大好き!

 

・奇妙だけどインパクトのあるかわいらしさ

ヒロインが百合っ子な「まりあ†ほりっく」。かなこの存在がなんともおやじ臭いあたりが面白いのですが、彼女が「分かっていながら振り回される」という鞠也との立ち位置の関係が、非常に「君に胸キュンなんでしょう?」と「ナウい恋愛」をネタにしたYMOのひねくれっぷりと似ています。

ストーリーはまだ続いているので何とも言えませんが、色々奇妙なバランスの上で成立するこの世界観。まったくもって胸キュンだよ!

「胸キュン」という言葉の、古いのか、一周回って新しいのか分からん語感が、百合少女と女装少年のへんてこなバランスに拍車をかけます。

 

いやあ、シャフトやりおる。にやり。と、非常におっさんホイホイな組み合わせ。

あんまりうがった見方をしても仕方ないんですが、ここであえてこのチョイスをするのは面白いとしか言えません。

そしてこのジャケット!笑い死にするわ(ニヤニヤしながら)。

比較対象のシングルジャケット。

もう、どうしてくれようか。どんどんやってください。

 

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しかし、電気グルーヴ、オーケン、ローリー寺西と、おっさんホイホイもいいところな音楽がびしばしアニメに使われるこの時代は幸せすぎて鼻血出そうです。ここにきてYMOなんだものなあ。どうしよう、おいらにゃうれしすぎます。

もう次辺りクラフトワークとかいっちゃいましょうよ。戸川純ちゃんあたりもよろしく!

クラフトワークといえば、「ぱにぽにだっしゅ」のOP「少女Q」がテクノポップ調になっていて、「人間解体」をパロディにしていましたね。コメントでもあったんですが、YMOの「∞増殖」のパロディも入っていて、新房作品の濃さを感じます。

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