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2009-04-19 八十神高校2−2日記

[][][]もし親友の心も体も性転換しちゃったら?「とらんす」

最近性転換作品が見ていて楽しくて仕方ないんです。

一応「なんじゃそりゃ」という人のために軽く解説しておくと、男女の性別が入れ替わるネタを盛り込んだ物語のこと。

おおざっぱに言えば、なので、たとえば「中身が入れ替わる」とか「体が変化する」とか「女体化」とかいろいろ幅広く深い世界ですが、まずはおおざっぱにとらえていただければいいかと思います。「らんま1/2」や「かしまし」がまずはわかりやすいかと。

 

さて、性転換ものはエロマンガの重要なネタの一つですが、「ヤングコミック」の5月号のしらんたかし先生の「とらんす」がちょっと特殊で面白かったのですよ。

病気で女性になってしまった男の友人の話なんですが、通常だと「性格は友人のまま、外側は女の子」になるわけですが、これは違う。

「心も体も女性に、記憶だけが元のまま」なんです。

 

●女の子の「心」●

漫画を読めば一発でわかるんですが、言葉だけだとどうにも伝えずらいですね。

右側にいる女の子が、元は男の子(左の写真の男の子)だったわけです。

見ての通り、体は完全に女の子。感覚も体型も女の子です。

 

で、問題の心なわけですよ。

「かしまし」のはずむ君などは、元々女の子っぽい性格ではありましたが、心は男性だったので、好きになる相手は女の子でした。男の子としての選択をし、人に接していたので、あくまでも「男性」の心の持ち主です。

しかしこの子は違います。心も女の子になっています。

そのため、好きになる対象は男性です。思考も女性的になります。

だけれども記憶は完全に残っているわけですよ。当然、一緒にいるこの友人の少年(右の絵の左の青年)と仲良くしていた記憶もはっきりと残っています。

むしろ、彼が一番の親友だったから、そのまま「心も体も女性」になっても、一緒にいるわけです。

ごくごく自然の流れですが、これはなかなかやっかいですよ。

 

いっそ完全に女性になってしまうならば、新たな恋人同士としてつきあうことも可能でしょう。

また男性の心の残ったままだったら、今まで通りの友人関係を続けられるでしょう。

しかし半端なんですよ。

ましてや「病気だからもしかしたら治るかもしれない」わけです。いや、治った方がもちろんいいのでしょうが、このケースにおいてはそれすらも定かではありません。

 

言い換えるならば

・体→女の子

・性→女の子

・感情→女の子

・記憶→男の子

なわけです。

 

●男性としての記憶、女性としての性●

時として、「記憶」というものは性格や心をも凌駕します。

たとえば面白いのはこのコマ。

女物の服を買いに行かざるを得なくなって、親友に付き合ってもらうシーン。

心は女の子なのですが、今までの記憶が完全に残っているため「女の子と一緒に行ったら恥ずかしい」「親友といた方が気楽」なんです。

そのうち彼女(彼?)にも女の子の友人ができるかもしれませんが、今は親友といた方が楽なんです。急な出来事だから、というのもあるかもしれませんが。

 

じゃあ都合よく友人を利用しているだけか、頼っているだけなのか、というとそこが「心が女の子」になっている複雑なところ。

外見上は「急病で頼っている」わけですが、こういう表情の機微を見ると、間違いなく「友情」だったものが「恋愛」になっているんです。

はて、これが「男の子が親友を好きになった」と見るか「女の子になったから親友を好きになった」と見るかすらわかりません。

 

そう、そこがいいんです。

性転換もののおもしろさの一つは「心」の動きだと思います。

異性だから好きになる、とか、性別が同じだけど好きになる、とかじゃないんです。ようは「好きになっちゃう」ので、形式は特定のものではありません。

この「とらんす」という作品では「元々親友だった男の子が女の子になって、女の子のように恋愛してくる」という流れでセックスになだれこむのですが、この感覚が異常にドキドキするわけですよ。

親友側の複雑きわまりない心情とも響き合いますし、性転換してしまった子の止められない恋慕の情と「かすかに残る男性の部分」にもシンクロして興奮します。

自分が組み敷いているのが、元は親友の男の子!

とは言っても今は女性として心から愛してくれている!

そして「女性」としての性をはじめて感じる彼女。

男の記憶の部分にはなかった新しい経験。

 

邪推ですが、「心も女の子になる病気」というのは実はプラシーボ効果みたいなものなんじゃないかと思っています。

体が女性になったあと、心は本当はどちらも選べる自由な解放された状態なんじゃないかと。

で、この子は「一番そばにいた親友が好き」なのであって、男だから女だからじゃないんじゃないかと。

でも「心も女の子になる」という大義名分があれば、すんなり超えられますよね。そういう効果なんじゃないかなと。

 

性転換物における「心」は非常に複雑怪奇。

だからこそ、面白く、興奮します。

さてはて、治ったらどうなるんでしょうね。一回お互い「好き」になったら、もう性別も関係なくなるんじゃないでしょうか。そんなボーダーを平気でぽんぽん飛び越えるから性転換は面白い。

読み切りなので続きませんが、それを想像するのもまた愉快で、後味もさっぱりしたいい作品だと思います。

 

心が〜という一風変わった設定が効をなし、むしろ性転換ものに慣れていない人でもすんなり興奮できる逸品になっています。おすすめ。

 

〜関連記事〜

果てのないファンタジーの世界「性転換」の色々。

そのままの姿で「性転換」したセカイへ。海野螢「逆まわりの世界」

おねちゅ (MUJIN COMICS)
おねちゅ (MUJIN COMICS)
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しらん たかし
ティーアイネット

「おねちゅ」はロリです。最近は普通の年齢層のものを多く描かれているようですね。

初期からしらんたかし先生のセンスはかなり独特で、恋愛センスも変化球が多いんですが、そこがむしろ興奮の引き金になっている、面白い作家さんだと思います。特に「こいのり」で、若返ったお母さんと・・・とか、盲目のお嬢様と・・・という不思議な恋愛と性の空間の倒錯っぷりが心地よいです。

あと、しらんたかし先生はおなかがエロいんですよ。

今月のヤングコミックは、久しぶりにかがみふみを先生の漫画が4コマではない状態でエロなので、そちらも必見。

 

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