「けいおん！」７巻ジャケットのまぶしさ・切なさは、大人から見たもの。

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ちょああああああああああおおおお。
律、律が！
立った！
　
ぷっくりほっぺたとかあごとかおしりとか、たまらんす律。
最高ですりっちゃん隊員。
大好きですりっちゃん隊員。
愛してるりっちゃん隊員。（澪が。
　
いやはや、原作律は少し幼い感じが性格・外見ともに漂っていましたが、それが強化されましたね素晴らしい。
このちんまりした感じで澪の横をうろちょろしてたら全身から鼻血出ます。
眉毛とおでこのバランスもいいなあ…。いいよ律。最高だよ律。
ドラムはアニメ準拠のhipgigですね。
もうすでに３年生学園祭終わったのですが、卒業したら終わっちゃうのかしら…続いてほしい物ですが。
　
はて、アニメの方はラストの表紙が発表されました。

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そしてBD最終巻、７巻目のジャケットでました。
あかんて…。
もう本当にさ、京アニはこういう失ったまぶしさを突くのがうますぎだろう。
　
「けいおん！」を見る時って「彼女たちとの疑似体験」をなぞっているようで、何気に少し離れた「保護者視点」になっていること多いんですよね。「らき☆すた」もそうでしたが、同じ空間で同じ学年の生徒としているように見せかけながら、気づいたら大人が見た高校生を見る視点になってる。
　
「けいおん！」に限らず、たとえば「おジャ魔女どれみ」なんかもそういう文法で作られていると思います。これはスタッフ側が意図的にそうしているはず。
親や先生から見たら、若い子のやる「若気の至り」ってかわいらしいじゃないですか。しかもそんな無茶をして何かを燃やして無駄にしてしまうのすらも、自分達が経験しているいないに関わらずとてもバカバカしいこともありつつ、すごくうらやましい。
だからアホなことやっているまぶしさもなんだかじわっとくるし、ストレートにこういノスタルジックな絵を見せられても切なくて仕方なくなる。
ああもう、だから、「けいおん！」が、好きで仕方ないんだよバカァ！
　
なんにせよ「終わっちゃったなー」と、手に入らないものをまぶしそうな目で見ているこの状態があると、いつまでたってもその作品が忘れられなくなるマジック。
彼女たちが向かっているのがなんなのかはどうでもいいです。
５人の中に「楽しい」だけそこにあれば十分だよ。
　
二期があったらいいなあ、と思いつつも、今はこのジャケット絵の逆光を見つめながら、卒業していく生徒を見る先生の気持ちです。
もっとも教えられているのはこっちの側なんですがー。
番外編にあたる１３話とオリジナルの１話が入る、と言うのも象徴的ですね。それぞれが少しずつ歩き出して行った、あの回ですよ。「自分の意志でバイトしていた姿と、この浮かれてジャンプしているむぎの姿を重ね合わせるだけで泣けて仕方ない。
それもこれも、大人になった自分がこの光景を追体験として見ているから。
彼女たちは別にこちらを置いて行ってしまったわけじゃない。自分がこの姿を見てただひたすらにうらやましくて。まぶしくて。高校時代には気づかなかった光に気づかされて。
置いて行かれたように感じているのは勝手なこっちの思い込みなんだけども。
この年になって見る「少女達が駆けて抜けいく青空」は、青じゃない。
光に満ち満ちていて、驚くほどに真っ白だ。
　
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