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2011-09-17 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]アイドルマスター」11話の、春香と千早の思いやりの繊細な距離

アイマス11話見たよー。

今週の可愛い春香さんはこれです!

食事の時に髪をかきあげる春香さん!

自分は亜美真美派なんですが、今回の春香さんのかわいさにはちょっとやられました。

かなりやられました。

好きです。

学生してるところとか。

 

さて、今回どうしても美希のラストシーンに心持って行かれる話でしたが、千早と春香の関係が非常に面白かったのでまとめてみます。

・・・なんかうちアイマス記事は千早のことばっかり書いてる気がしますが気のせいです。

ネタバレありなので収納。 

 

 

 

 

●千早が春香を見つめる目●

春香が帰りの電車の乗り継ぎが間に合わなくなって、千早の家に泊まる、という話でした。

千早は一人暮らし。

正確に言うと、両親が離婚し、喧嘩ばかりでそこから離れるために引っ越して一人暮らしをはじめたばかり。

彼女が歌にやたらこだわるのは、今はそれに打ち込むことでなかば依存しているから、という面があります。

 

とはいえ、春香とは最初っからよくしゃべっています。

これも正確に言うと、千早が話しかけているというよりは、春香が元気に話しかけてくるので、それに引っ張られている感じ。

最初の頃はあまり他の人と喋らなかった千早も、765プロのマスコット的な位置にいて苦労を重ねているのが肌で感じられたやよい(他の会社のアイドルいじめられたりしてねもうね)や、凛とした芯の通った貴音、ヤル気を出していた美希あたりとはしゃべるようにはなったようです。

これも「しゃべりたくない」わけじゃなくて、別にわざわざ話しかけにいかなくてもいいや、に近かった感じ。

 

そんな彼女が、春香を見る視線が非常にいいんだなー。

 

春香のいい意味で楽天的な性格が、沈みがちになるムードを押し上げる。そんなPたちの会話を聞いて、改めて千早が見た春香が、右側のカット。

あの子はいつも笑っていて、大丈夫といい、楽しそうにして、みんなに話しかける。

そして、人一倍頑張りやだ。

 

千早はそれまで、自分のことをあまり口に出しませんでした。特に必要がないからです。

人に自分から声を掛けることもあまり有りませんでした。特に必要がないからです。

心を閉ざしているのとちょっと違う。

そんな千早が、春香に声をかけた、というのは大きな動き。

 

すごくいいシーンです。

一人、居残りでボーカル練習をする春香を見て、自ら手助けをする千早。

今までも全体の雰囲気の中で「助けよう!」とする彼女はいました。例えば苦しんでいるやよいとかを。

ただ、一人で誰かのために、というのは非常に珍しい。

ゲームプレイしている人なら彼女が心に抱えているものは重々承知だと思いますし、そうじゃなくても不穏な彼女の言動が気がかりになる部分ですが、それでも「引っ張り上げてもらった」のと「自ら動いた」のではわけが違うじゃないですか。

千早にとって、今一番大きな存在は、アイドルに対して努力し、明るく笑っていられる、春香という存在。

興味でもあり、人間的に惹かれる対象でもある。

 

●「いつもご飯はどうしてるの?」●

このあとのお泊りで、ヒャッハー!と喜んでいた自分は愚かでございました。

びっくりするほどこのあとの二人の展開は繊細なものでした。

そもそも、千早が春香を泊めるのをOKしたという事自体が成長なんですよね。

 

キモになるのがこのシーン。

春香「いつもご飯はどうしてるの?」

千早「……コンビニ、かしら」

春香「それじゃ栄養偏っちゃわない?」

千早「サプリメントもとるようにしてるから」

春香「サ、サプリメント……」

千早「でも、前の番組で作ってからは時々作ったりしてるわ」

ちょっとこの会話ものすごいバランスなので全部抜き出しました。

おそらく千早の、コンビニで食べてるというのは本当でしょう。実際こうやってスーパーで、残り物買ってるくらいですし。残り物も残り物、他のカットだとスーパーで売ってる食品ほぼないです。

おそらく普段も帰りが遅いであろう千早は、あまり食にこだわらずサプリメント生活しているのも本当でしょう。

ポイントになるのは、春香のセリフです。どちらも心配しているんですよね。心から。

 

春香の問い→千早の答え(本音)→春香の問い(不安)→千早の答え(本音+心配しないでという意味合い)

春香の心配に対して、千早は彼女が不安にならないような方向に無意識に動いて行きます。

そして最後に出た、「時々作ったりしてるわ」という発言。前の番組(料理対決)で春香と共有しているものがあるので、この答えは春香を安心させるには十二分なものでしょう。

 

なんでここにやけにつっかかるかというと、その後のシーンが衝撃的だからです。

そう。

彼女は一度も料理をしていない。

引越してきたままダンボールを開けず、寝る場所とテーブルと音楽練習用CD程度しか出していない千早。

まさか鍋とかまで引越しで包んだままだとは思いもしませんでした。

春香に言った「時々つくったりしてる」というセリフ、あまりにもすぐバレるような嘘です。

作ってないじゃん、というのは簡単。美希とかならサラっといいそうだし、それはそれでいいと思います。

しかし、春香はダンボールの山と包まれたままの調理道具を見て、一切何もいいません。

これなんですよ。これが今の春香と千早の距離感なんです。見ていてゾクッとした。

 

千早だってバカじゃないですから、こんなバレバレな嘘だったら春香に何か言われるかもしれないことくらい分かるでしょう。

だけど、千早はスーパーで「つくっている」と言いました。それは千早が春香に気を使わせたくないから。

嘘をついて騙したとか、そういう感覚はないと思います。千早自体が今キャパシティオーバー気味なので、春香のことを思いやっているだけすごいこと。加えて本来の優しさでもあると思いますが。

春香は基本あまり考えずに行動している楽天家ですが、人の感情に対してのアンテナは非常に高い子です。個人的にアニメ版の春香は、「プリキュア5」初期ののぞみを思い出します。凹んだりしないわけじゃないけど、相手を信じることが当たり前で常に前向き。

だから、というわけじゃないですが、春香は「嘘をつかれた」とは決して思ってないでしょう。むしろ、なぜ千早はこういう生活なのか、を薄々察知している。この間のとり方が半端じゃなくうまい。

「お母さんかお父さんと一緒に住もうとは思わないの?」

春香のこのセリフだけで、彼女が千早の両親が離婚していることを知っている、というのがわかります。だって、どっちか、ですもんね。

通常であれば避ける話題。暗いトーンで「今は距離を置きたい」と語る千早に対して、春香はすぐに話題を変えます。

二人でやった料理番組。共有できる「楽しい思い出」です。

この話の切替をもし意図的にやっているとしたら春香さんすごいです。でもきっと彼女は純粋に会話を運んでいるだけでしょう。なおすごいです春香さん。

 

二人の会話で生じた矛盾をまず察してスルーする。

ちょっと重めの話も、腫れ物に触るようにするのではなくきちんと誠実に話す。

そして楽しかった思い出をもう一度共有する。

最後に、これからのライブという未来への楽しみの展望を語る。

 

相当な子ですよ。春香さん。

計算してできる会話じゃない。自らの明るさや前向きさと、千早を思いやる気持ちとが見事にバランスを保っています。

気を使いすぎてもいないし、自分の正義を押し付けることもない。

相手と共有できるものを、深めていく子なんです。

だから、千早も聞くことができるのです。ディープな話題を。

「春香はこの仕事、どうしてアイドルになろうと思ったの?……聞いたことなかったから」

千早側は気を使ってますね。「聞いたことなかったから」と思わず言い訳をするあたり実に、らしい。

このへんの表情の微妙な変化たまらないです。

春香はそう聞かれて「そうだっけ?」と答える。その後にきちんと理由を答えます。

この「そうだっけ?」のワンクッションはでかいですよ……。

多分、千早の言うとおり「聞いたこと無い」と思います。そういう会話自体を千早はみんなとしていないから。

でも「そうだっけ?」で、今までもたくさん色々な話はしている、というのを無意識に喚起しているのです。千早の表情を見ながら、言いづらそうにしなくていいよと。

……まあ、ほんとに何も考えていない可能性もありますが。

そうだとしたらナチュラルボーン・友達キラーですね。

このカットの演出好きです。

窓ガラスに映っている千早目線が、視聴者目線。

千早・視聴者目線から見た春香は、こんなにもいきいきと輝いているんだ。

 

二人の会話がひと通り終わった後の演出も憎いですよ。

無機質で生活感のない千早の部屋が、春香が来ることによって、生きている空間に変わった。

食器は、気を使うことで言い訳する必要がなくなった。

劇的な言い争いがなくても、ちゃんと人は変わることができる。人と接することで変化は訪れる。

実にいい回でした。

 

もちろんまだ問題は残っています。

これとかね。

千早の問題はおそらく2クール目でさらにもまれて解放されていく、……というかきっとほぼ全員がそうなっていくと思います。なってください。

涙と言い争いでぶつかり合うのか、春香を軸とした「楽しい」を信じる気持ちで絶対笑顔から離れないよう頑張り続けるのか、それはわかりませんが美希の今後とあわせて非常に続きが楽しみでなりません。

ほんっとに……ほんっとに繊細な作品だねもう。

 

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余談。

会話のつなぎ方が繊細に組まれていて、もしかしたら一見ゆるく見えるかもしれないけれどもちゃんと前に進んでいる作品、大好きだなあ。

すごい熱血で泣いたりわめいたりしながら突進するのもたまらなく好きです。雪歩とかね。がんばれ!

同時に、トラブルを少女たちの微妙な綱渡りで気遣いながら、一歩ずつ踏み出して乗り切る人間関係にたまらなく惹かれます。そういえばマリみてけいおん!もそういうところありますね。

 

んでどうでもいいことですが。

あと、春香さんは体育座りで腕を前にだす派、千早は内側派なんですな。

美希、やよい、真美、貴音も外側派。雪歩と真と響は内側派。

カットによってかわりますが(全員外側に出していることもある)、内側に入れているキャラはちょっと注目したくなりますなんとなく!

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