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2017-01-01 私立リリアン女学園日記

[][]大槻唯ちゃんと、スペインイビザ島泡パーティと、パリピ

年末にSSR大槻唯ちゃん来ましたね。なんで限定なんだい!(出ませんでした)

f:id:makaronisan:20170102030324j:image

で、気になるのが彼女のセリフ。

「あっ、さっきの泡パーティの泡、ついてた?食べちゃえ食べちゃえ☆」

「泡、ぷしゅーってして、泡っ☆キャハハっ、みんな巻き込んじゃえー!」

「ええ〜っ、泡まみれマシーンないの〜?なんで、なんで〜?」

ん? 泡ってなによ。

 

彼女が行ったのは、スペインのイビザ島らしい。

 

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「イビサ島のナイトライフ〜泡パーティ完全マニュアル」

これがイビサ島の泡パーティー(;・∀・)

有名なんですね、イビザ島のクラブ「Amnesia」の、泡パーティ。ぼくは知らんかった。

真夜中から早朝までクラブイベントやったあとに、朝5時から一斉に泡が尽きるまで出し放題。

D

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あ、わりと楽しそう。というか量が狂気的すぎる。人類補完計画みたいだ。

東京のは、身体に影響のない100%オーガニックの専用溶剤を使っているので悪影響はない、らしい。

泡パーティーって何、なぜブームに?成分や服装について。

 

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大槻唯ちゃんがこのパーティに入れたかどうかはよくわからない。

まあそこは、昼間の特別イベントみたいなものかもしれない。アイドルですし。

というか、イビザのイベント自体は安全だとしても、この中に17歳の女の子1人放り込めないよ! 保護者付きです。

 

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で、彼女のセリフ他にも意味深なのが多くて。

「○○ちゃん、スパ行こ!水着つけるから。ね?ね?」

スペインのスパは、温泉療養リゾート。全裸じゃあかんよ……唯ちゃんわりと、大丈夫なとこ(自室や、カメラの入らない温泉など)だとスパーンと脱ぎそうなんだよなあ。なお夏のSSRでは「ルームで水着だめー?」とか言い出す。だめです!めっ!

「おそろいの着て、歩こーよ♪パレオとか巻いてー。で、腕組んでさー?」

つまり、プロデューサー、女性じゃん! あるいは他のアイドルに言っているとしてもグッドですね。

「忘れないでね、○○ちゃん♪ゆいと旅行しちゃったコト」

し「ちゃった」て。既成事実だ。というかなんかこのセリフちょっと物悲しくなるのはぼくがネガティブだからなのか。

 

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唯ちゃんはぐいぐい押し気味なパッションの中でも、特にコミュニケーションモンスターなキャラの1人。

で、あらゆるものを肯定して「ハッピー」にしていく子。

根っから明るい天然、というよりは、そういう生き方を目指してポジティブに思考を向けている。

 

「ゆいね…この島、大好き☆毎日楽しくやってる感じ、メチャゆいっぽいし」

「ゆいっぽい」。彼女は自分を認識して動いてる。

 

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泡パーティ、そりゃもう無防備でしょうよ。何もかもぶん投げて飛び込むから、楽しい。

バカになれ。

でも、本当に何もかも捨てたら、お金も身体も捨てかねないと思う。まあどこのクラブイベントもだけど。

そのバランスを保つのが、大人

 

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大槻唯ちゃんは、ブレーキのきかせかたが、ものすごくうまい。

たとえばプロデューサーとの会話で、Pラブの子たちはどうPに近づくかで乙女力発揮しています。

ところが、唯ちゃんはプロデューサーにベタベタくっついてくる割に、一線を越えようと絶対しない。こっちから何かしようとすると、意図的に身をそらすセリフが多い。誘っているようで、絶対できないバリアをはる。

 

「あっ、ドサクサにまぎれて、ゆいにボディタッチ?いや〜ん!」

「じつはこのプレゼントの箱さー、中身カラなんだ。○○ちゃんへのプレゼントは、ゆいだから♪なーんてマジだと思った? あは☆」

照れ隠しじゃない、独特な間合いのとり方を心得ている。相手を困らせるわけでもないんですよね。

 

「ゆいはファンのみんなも、事務所のみんなも、プロデューサーの○○ちゃんも、みんな大好きだよー♪ずっと仲良し、ねっ!」

「ゆいが頑張るのは○○ちゃんとのあまい時間がキュンってするからよ! あ、でもこの後はちなったんと遊んでくるの〜!」

これは受け取り方に迷う。ただ、この子小悪魔ではないので、言葉の通りなんじゃないかな。みんな好き。

 

プロデューサーを、Likeに思ってくれているのは間違いない。一緒にいてハッピーに思ってくれているのも間違いない。特別な関係なのも間違いない。

でもLOVEかどうかは、これだけではわからない。

そこが、すごい。

「近づきすぎない」「適度な距離を保つ」のは、コミュニケーション能力が高くないとできない。

 

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彼女は

「みんなをハッピーにさせる」

「うまくハンドルを切って、めちゃくちゃにしない」

「誰にでも距離が近い」

「誰に対しても一線をわきまえる」

という子だと思う。

だからこそ、アイドル向き。

みんなの前で「世界は楽しいよ」を輝かせつつ、そこからちょっと引いた位置から見て、全員が楽しめるようにしている。

それを心の底から、楽しんでいる。

 

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大槻唯のキャラクターって、ほんとここ1・2年で(てかアニメ前後から)、グッと「パリピ」寄せになったと思う。

 

つか、これ前々から書いてますが、ギャル・ヤンキー・ガールズ文化とどう美少女文法を重ねるかが、デレマスはほんとうまい。

 

ざっくり書くと、

 

向井拓海→レトロヤンキー

藤本里奈→ヤンキー

城ヶ崎姉妹→ギャル

衛藤美紗希→ケータイ小説文化

岸部彩華→アゲ嬢

桐生つかさ→女子高生起業家

大槻唯→パリピ

 

をモデルに組み立てている。

もちろん内面のイコールではないです。キャラ作りの方向性の話。

 

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細かくはずーっと考え中。面白い傾向だと思う。オタク文化圏とヤンキー文化圏の融合化を、意図的に図ってる。

不良少女とヤンキーとギャルの、オタク作品内での深化というかデレマスすごいよね(その1)

その1は80年代スケバン・不良少女文化と向井拓海の話しかしてません。

まだもっと掘るべきところあるぞ……。

 

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大槻唯の話に戻ります。

パリピとオタク文化って、最近そんなに遠くない。

なんせアニメ系のクラブイベントとか山ほどありますし、クラブ文化がオタク文化を吸収して肥大化しているところもあるし。

一方で、まだ深い溝があるのも、事実。

 

今のところ、彼女は「実は心に闇が」とかはない、はず(観測範囲では)。

大槻唯は、多分デレマス世界だと、オタク側にもパリピ側にも訴求力のあるアイドルになってるんじゃないかなあ、と思う。

架け橋的存在。自分がプロデューサーなら、そうするな。

D

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 041大槻唯

レディオハッピー」。

いい塩梅にEDMスタイル。「合図はレインボー」ですよ(レインボーカラーはEDMの象徴みたいなもん)。

 

「眠い朝も憂鬱な夜も」「君にもできるよ」

基本ハッピーなんだけど、ところどころ引っかかる部分が出てくる。

そうだよ、憂鬱がゼロの人なんていない。逆に言えば全員憂鬱なんだから、君にもできるよ。ハッピーなことが。

 

「過去はいま笑い飛ばそうぜ」

「大好きな君に届けたいよ」

なんか唯ちゃん過去にあったのかな、と考えたりもするけど、それはどうでもいい。

「今」、「大槻唯ちゃんは」、「みんなで笑おう」「ハッピーになろうって」「君に伝えようとしている」。

 

それぞれの速度で、パーティしようよ。

 

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根が暗いぼくをも、明るくさせてくれる大槻唯ちゃん。

彼女を、今年も応援するつもりです。

 

2016-05-31 私立リリアン女学園日記

[][]不良少女とヤンキーとギャルの、オタク作品内での深化というかデレマスすごいよね(その1)

ブログはじめてからずーっともやもや考えてたんですよね。

オタク文化圏の中の「不良少女」「ヤンキー」「ギャル」像がものすごい変わったなあと。

多分00年代以降です。10年代に入ってからは変化しすぎて別物になってる。

 

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先に言います。

シンデレラガールズってすごいよねという結論ありきです。

というかあらゆる属性全部テンプレ化して、萌え記号にした集大成になってる。恐ろしい。

なので、シンデレラガールズは「今オタク界隈で、かつての尖った子たちは、どう見られているか」を知る入り口になると思う。

とりあえずデレマスの向井拓海藤本里奈、城ヶ崎姉妹あたりを軸にしながら、他の作品もごりごり掘りつつ、じっくり考えようかなと。

だからこれは「その1」で。続きます。

 

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今回は「向井拓海」に至る「不良少女」像。

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ちょうどいまデレステでイベントはじまってますね。

「不良少女」像を究極までかわいくした到達点の一つだと思います。

「レディース」が正しいかな。

 

向井拓海に関しては、割りと昔からある「ヤンキー女子はいい子多い」テンプレートから来ていると思います。

不良は小動物に優しい、的な。

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アニメ・マンガでどこまで遡るかは、ちょっと難しい。

こういう不良少女キャラは、それこそスケバンが闊歩していた頃からいる。

ただ、時代の変遷で大きく違うのは

・「不良少女」と「ヤンキー」はかつては別物、今はごっちゃ

・「ヤンキー」が持つ信念と暴力性の2つが、限りなく消滅している

の2点。これは「番長」にも通じると思う。

 

向井拓海は

「一度決めたらやりぬく思いや仁義は強いけど、そこまで独自の信念はない」

時代錯誤なんじゃないかと思うような昭和的不良少女記号を多用する(漢字羅列とか)」

「極めて純真で照れ屋でピュア」

この最後をめちゃくちゃ大きくする増幅装置として、ヤンキーが機能している。

 

今のところはですけど。

チャンピオンのマンガ版でどうなるのかちょっと今はわからない。

 

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こういうスタイルのキャラクターは、割りといる気がします。

特に21世紀に入ってからは、気軽に使われるようになりました。少年漫画のスパイス的にヒョロっと。

 

というのも、今「スケバン」的な不良少女が存在しないから。(いなくはないが希少)

おそらく今20歳前後の人だと、学校にはもちろん、現実に見たことないと思う。男子の長ラン短ランボンタンも。

写真と絵でしか見ないよ。いまだと成人式と年末年始にテレビで報道されるくらいか……それでも少ない。田舎のお祭りにもそんなに来ない。

 

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スケバン刑事 (1) (MFコミックス)

コミック版の「スケバン刑事」が出たのが1976年。ドラマが1985年。

もう30年から40年前の話。

「スケバン刑事」は「かっこいい」キャラでした。もしかしたら「かわいい」と思っていた人もいたかもしれないけど、基本そういう作りのキャラではない。ヨーヨー欲しかったなー。

花のあすか組! 8 (祥伝社コミック文庫 た 1-8)

花のあすか組」も85年。少女漫画内の主人公不良少女はだいたい「かっこいい」。

 

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で、ここで切り分けないといけないのが、「ヤンキー」と「不良少女」が、少なくとも当時の漫画を描く上では違うこと。

現実はうーん、かつては人それぞれなのでわかんないけど……。

「不良少女」の方が響きとしては古臭い。今「不良」ってレッテルワード自体わりとNGなとこありますしね。

 

「不良少女」は、なんらかの理念を持ってわざととがった行動をする女の子。あるいは心の揺れ動きゆえにぐれちゃった子。

となると「スケバン刑事」は、不良少女。

 

一方「ヤンキー少女」はもっとなだらかで、若気の至りというか、かっこよさを楽しんでいる女の子。

なので、「Dr.スランプ」のあかねちゃんは「ヤンキー」だと思います。これは別途。

 

で、ここでエポックメイキングだったのが「きまぐれオレンジ☆ロード」(1984年)の鮎川まどか

きまぐれオレンジ☆ロード The O.V.A. オリジナル・ビデオ・アニメーション DVD-BOX

彼女はこの2つで行くと、「不良少女」寄りではあるけど、ちょっと違う。「つっぱり」が近いのかも。

きまぐれ天才美少女にして、気が強くけんかっぱやく、思いが張り詰めている。

彼女の「おっかない」要素は、女の子の「ミステリアス」を引き立てる重要なパーツでした。だから次第にキツさは減っていく。

この成長も含めて、男の子たちは夢中になったわけですよ。今でも夢中になるくらいかわいいよ。

「かっこいい」ではなく「かわいい」。彼女の存在が広く認知されたのは、大きな転機じゃないかなあ。

 

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ハイスクール!奇面組」(1980年)の天野邪子は、「不良少女かわいい」をしっかりおさえて作られたキャラ。

というか名前な。もうこの時点でメタ的にネタにしている(奇面組はみんなそうだけど)。

不良=あまのじゃく。ほんとはピュアなんだよって最初に言っている。

彼女の周囲の子「御女組」が割りと雑な描き方になってるので、飛び抜けて天野邪子がかわいくみえるようになってるのも、ずるい。

不良を記号化している。「タバコ」「バイク」「ディスコ」「サボり」「ケンカ」「ラフなスタイル」。

 

このあたりが今「かっこいい」「あまのじゃく(ツンデレの元だ)」「根は純粋」と整理されていき、今の萌えキャラ「不良少女」が誕生していったんじゃないかしら。

 

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こっから印象論です。詳しい人がきっとまとめて自分のブログに書いてくれるでしょうってか誰かまとめて。

80年代後半になるとスケバン・番長的な存在は現実から消え始める。とんがった面々は「ヤンキー」で統一化。チーマーができたのがこのへんかな?

一方で、80年代後半から90年代はバブルが膨れ上がって、派手な衣装の「ギャル」が明確化。もっとも今と違って「ギャル=成人」だった。ボディコンとか。

(「シンデレラガールズ」でいうと、この時期に憧れているのが、片桐早苗さん)

 

90年代には、女子高生のブランド化が加速して(ブルセラが生まれた頃)、「コギャル」の語が流行。

「カッコギャル(格好だけギャル)」なんてのもあった。中学生は「マゴギャル」とか無理に使ってた。

このあたりになると、「ヤンキー」「ギャル」がストリートに出て行って、混沌としはじめる。

ルーズソックス全盛期。だけど、履いてるからといって「ヤンキー」じゃないし、かといって「ギャルではない」とも言い切れない。でも親世代からは「ヤンキー」だし「ギャル」認定されちゃう。

そんな中途半端が許されるようになったと思う。不良少女時代は、格好だけの中途半端なんて、まず許されなかったから。

 

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21世紀に入って「マイルドヤンキー」という言葉が出てからは、ヤンキーの境界線が限りなく溶けている……というのはもうちょっと後で掘るとして。

 

00年代の「ヤンキー」と「不良少女」像をはっきりわけて描いているわかりやすい例が、SKET DANCEかなと。

SKET DANCE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

メインキャラのヒメコこと鬼塚一愛は、ヤンキー。

金髪で喧嘩が強い。と言っても彼女自身は伝説のヤンキー扱いされるのは嫌がっている。このへんの心の機微はストーリー全体に関わってきます。

不良少女オブ不良少女なのは、吉備津百香。やっぱり伝説の不良扱いされている。作中のキャラもヒメコとの違いはぼんやり判別している。

見るからに古臭い不良なんだけど、すごく上手いのは昭和不良のテイストをいれつつ、きっちり今風の可愛らしさを盛り込んでいること。

ソフトにソフトに、でもかっこよさは残しつつ、ストリート文化とヤンキー文化を少年向きにしあげてたなーと。

 

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で、90年代は漫画・アニメ内では「不良少女」は「純粋な少女」の裏返し、かわいい女の子の表現に転化している気がします。

存在がでかいなあと思うのが、92年のゲーム卒業〜Graduation〜

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左下ね。

ギャルゲーの元祖みたいな存在(ときメモが94年)。学校の先生になって生徒を育成するゲームでした。

この中の新井聖美が、反抗的で喧嘩っぱやくてバイクに乗って、という「ザ・不良少女」という感じの子。

もちろん、人情にはあつい。

がっちがちの、よくできた不良少女でした。

 

でも後のギャルゲーでは、不良少女はそんなに多くない。

(一応参考に:【PCゲーム】ヤンキー・不良娘のヒロインが出てくるエロゲまとめ

 

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「オタク」がそもそも、「ヤンキー」と相性が悪い。

クラスの中の「ワル」グループと「オタク」グループは別集団。

意外と仲がいい、なんて個人差はあるけど、少なくとも同集団には成り得ていなかった。

 

となると、特に「ギャルゲー」みたいな、どっぷりはまりこみたい世界においての「ヤンキー」は、タブーに近かった。

幸せな世界を壊される要因は、できるだけ避けたい、というのはもっともなことで。

 

アニメ・マンガではどんどん「不良少女」が、「萌え」化していった。

現実世界にない、幻想の住人だからこそ、取り込めた。

 

まだ90年代から00年代初頭だと、「ヤンキー」「ギャル」を受け入れる下地ができていませんでした。

クラスにまだいるから。ヤンキーに嫌な目に合わされて本当に見たくもないって人もいたから。

「ギャル」も面白おかしいとりあげられかたばかりして、ガングロモンスターみたいな敵扱いで描かれていたこともあります。てかメディアの扱いがそうだったからなあ。

 

ここを打ち崩して、ヤンキー・ギャルキャラが魅力的になり、マンガ・アニメ・ゲームに登場し始めるのには時間がかかったと思います。

少女漫画で「かわいい・かっこいい」を記号として経て、造形としての作りこみがされて、現実のヤンキーとオタクの境界線が曖昧になってまたぐ人(オタクヤンキー)が増えて、ようやく今がある。

 

なので、……「ヤンキー少女」「今で言うところのギャル」はもうちょっと考えたいところ。

やっぱり「シンデレラガールズ」の、藤本里奈、城ヶ崎姉妹が大きな到達点じゃないかな。

 

不良・ヤンキー文化についてはこれが面白いです。

世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析 (角川文庫)

「日本人はキャラ性(人格的同一性を示す記号、キャラクターではない)をきわめていくと必然的にヤンキー化する」「内面よりも行動が重視されることでキャラが立つ」「結果より過程が重要で、今まさに何をなしつつあるかだけが重要」という話はかなり興味深い。

「ほどほどの不幸や、やんちゃだった過去などは、キャラ性をきわだたせる」というのは、本当にマンガやゲームで人物を描くときにでかいパーツなんですよねえ。 

 

 

 

続く。

2013-05-27 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]ゲームのやり方で、その人の性格ってわかるよねー

エリクサーを使ったことがありません。

ほんとに。エリクサーの効用を忘れてしまうほどに。

「使えよ!」って言われたらまったくもってそうなんですが、なんていうか……もったいないじゃないですか。

 

ここしばらく、FPSと格ゲーばっかりでRPG的なものをやってなかったのですが、真女神転生4をはじめたら、もーメガテニストの血がうずきだしたわけで。

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相変わらず死にますね。

でもストレンジジャーニーの時より随分親切になった気がします、インターフェイスもシステムも難易度も。

ストレンジジャーニーの時は殴った瞬間反射されて死んだしね!(相手が何かわからないため)

 

で、メガテンのぼくのプレイスタイルは、コレクター型だと思います。

・アイテムはなるべく使わずとにかく集める。マッカもケチる。魔石は交渉の最低限の材料。

・絶対使わないような悪魔も合体で作って、図鑑を埋める

・とりあえずどの悪魔も、スキル覚えきるまでは育てて登録する。

・愛する悪魔(今までだとモー・ショボーとアリス)はどこまでも育てまくる。

・スキル継承で愛する悪魔を極限まで強くする。

・マップは全踏破する

・自分のレベルはあげられるところまであげてから次に進む

・リセットは基本。

こういう遊び方の人はぼくだけじゃないはず。特に女神転生はそうしたくなるシステムなのでなおのこと。

ペルソナだと攻撃全反射作ったり、アホみたいにつよい物理攻撃作ったり、するよにぃ。

 

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友人もRPGやり込み型なんですが、僕のやり方とは逆スタイルでした。

・アイテムはどんどん消費していく。足りなくて当然。

・お金やアイテムがなくなってから、取りに行く。

・育成は「もう進めない」という状態になったら育てる。それまではとにかく前に進む。

・必要な悪魔だけ作る。足りない時だけ捕獲する。

・マップは別にうめない。気分次第だけど、最短ルートを探る。

・愛する悪魔はずっと連れて歩く。

・二周目や、クリア前に悪魔は一気に育てる。

・リセットは邪道。

効率よく、かつスリルを味わうRPGのプレイスタイル。スピード型です。

その人がオンラインRPGでアイテム使いまくるのをみた時、思わず「もったいない!」と言ったあたりで、プレイスタイル違うんだなーとしみじみ感じました。

まあ、アイテムは使うもの。使わなければただのデータですし……。

 

愛するキャラを育てるってのは同じ。

最終的なゴール地点ではどっちも、おんなじくらい育っていて、おんなじようなスキル持ってるんです。

完全にルートの違い。

ふーむ、これは個性出ますね。

 

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ぼくはいわゆる「好きなものは最後に食べる派」なので、コレクター型気質なのはまんまです。

過程が好きなんですよ。レベル上とか(よほどひどいシステムじゃない限り)それ自体が楽しいです。

最大の難点は時間がアホみたいにかかることと、他の面白いゲーム出た時に飽きかねない、ということ。

これも人生そのものだなあ。

おいしいもの最後にとっておいたらお腹いっぱいになったみたいな。

やりたいこと後回しにしたら、他の人に先にやられてしまったとか。

ああー。でもこれも損なわけじゃないな、とは感じます。

 

スピード・効率型の場合は「ストーリーを楽しむ」場合が多いと思います。

だからといって効率厨と呼ばれるものなわけじゃなく、あくまでもプレイスタイルの話。

要領よくゲームを楽しんでいる感じがするので、憧れます。

 

ああ、そうだなあ。

エリクサーも使えないけど、例えば格ゲーのゲージもだいたい余って負けたりするし、FPSでグレネードほとんど投げないし。

どれでも同じですね。

 

そんなぼくの部屋は、捨てられない本でいっぱいです。

いけない。

リアルに影響してしまっている感。ケチなのかもしれませんが。

もう根っからなんだろうなあ。

スピードクリア型のゲーマーは部屋きれいなのかなあ。

 

2013-01-14 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]冬コミで見たモバマス同人誌いろいろ 〜アイドル達の熱い思いはどこまでもまぶしい〜

冬コミからもう半月ですねえ。

あらためて『CGモバ通』及び『CGBR@S』手にして下さった方、ありがとうございます!

おかげさまで持ち込み分は完売いたしました。今はメロンブックスにて委託中です。

『CGモバ通』メロンブックス通販

よろしくお願いいたしますー。

 

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さて、冬コミでは自分も興味がある本をいろいろ買って回ってました。

ギャグ、シリアス、エロ、創作、二次創作、資料、写真。ほんと宝の山ですね。

 

で、今回は友人のところをお手伝いさせていただいていたので、基本アイマス・モバマス同人の島でした。

アイマス同人誌はギャグ・ラブラブが多いですが、僕が一番興味あるのはアイドルって存在はなんなんだろう?ってところを描いたもの。

最近マジすか学園の影響もあってAKBやSKEも見るようになったんですが、ようは夢中になってキラキラ輝いている女の子が見たいんですよ。

それが通過地点であろうと、ゴールであろうと、あるいは裏があるのであろうと。

アイマス・モバマスは二次元でかつ設定がそこまで明確化されきっていないため(アニメアイマスは明確ですが)、キラキラな部分と淀んだリアルの部分を描くのに非常に適しまくってる。

ぼんやりそんなこと考えて探していたら珠玉の本に出会えたので、いくつかご紹介します。

品切れかまだ残っているかはぼくにはわかりませんので、すいませんがそこは検索して探してみてください。

 

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『島村卯月がブレイクしなかった世界で!』(日々の暮らし(鈴木雄一郎))

今回この記事を書きたい、と感じるきっかけになるほど、とにかくすごい本。何冊も買って配りたい。

もともとこの作家さん、『アイドルのむすめさん』ってシリーズで、実在のアイドルをモチーフにした創作を描き続けている方。

アイドル業界であった事件や、頑張っている姿の本当に細かいところを丁寧に、内面から描くんですよ。そもそも「アイドル」ってなによ。偶像でしょう?でも女の子が憧れて、そこに行きたいと願って、手を伸ばして必死に苦しい日々を乗り越えてなぜアイドルやってるの?ってとこを、がっちがちに捉えて紙に叩きつけるから、読んでいてこみ上げるのなんの。ファンが増えればアンチも増える、何やったって出来レースって言われるんだぞ」「私だってセンターで歌いたいよっ!だってアイドルになったんだ!!」とか、会話一つ一つが熱いんだこの作家さん。

で、『島村卯月が〜』は熱血要素とかではないんです。静かな情熱を描いた作品です。だよね。しまむらさんって熱血絶叫タイプってより、コツコツ積み上げそうですが、まさにそれ。

ところがその「コツコツ」が災いして、ブレイクしなかったしまむらさんを描いた作品です。

面白いのは、デビューしてるんですよ。CDも出てるんですよ。人気もあったんですよ。でもブレイクしてないんですよ。

渋谷凛も、本田未央も、同期でアイドルとしてデビューしてブレイクしましたが、しまむらさんはブレイクはしなかった。でもアイドルであることには間違いない。

3年後の20歳になって、先輩に言われます。

「女の子が芸能界に3年もいたら、その3年が既に結果なのよ。気持ちの問題じゃないの」

時代の流れは残酷。次々新しいアイドルが出て、すっかり過去のアイドル扱い。現状でもアイドルなのに。

カラオケで大学の仲間と集まって自分の曲を歌った瞬間、彼女は気づきます。

「わたし この歌きらいだ」

このマンガのすごいところは、前向きにがんばれ、とか、現実はきびしい、とかでとどまらないところ。

実際、前編ではしまむらさんがどんどん現実に蹴飛ばされ追い込まれていく様が描かれています。それが、厳しくも事実であるのを読者側が知っている。きつい。

しかし後編で、彼女は這い上がってくるんです。アイドルとしてしがみつくという形ではなく、全く別の形で。

コツコツ積み上げ続けるしまむらさんの静かで激しい情熱が強烈。その期間実に10年。

アイドルは終点じゃない。人生の通過地点であり、永遠に追いかける場所であり、走っていける場所。

島村卯月、渋谷凛、本田未央の三人が「ずっとずっといっしょにがんばろう」と言った言葉が、そのままの意味ではなく、けれども確実に最後まとめられています。

モバマス自体あんまり原作的なものがないので、キャラクターは大幅に作者流になっていますが、だからこそ面白い。そして実際彼女たち150人以上のアイドルが独自の道を追うであろう、そのひとつの形を完成させたとんでもないマンガです。

よくあるはなし、と作者は言ってますが、まさにそうなんでしょうね。そしてそこが「アイドル」なんだろうなって。

ほんとこのマンガに冬コミで出会えたことが最大の幸せ。

 

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『冬のカナリアはゆがんだ口端でうそぶいて』(22w(藤原とうふ))

表紙は左なんですが、もう裏表紙がよすぎるので右側に。

多分オンリーワンの、愛野渚本です。誰だかわからないっていう人はロードを走ろう。「イヨッ」ってかんじで出てくるノーマルさんです。

ってか、初期ノーマルで続きが出てきてないのって彼女だけなのね!?びっくりしたわ……。バスケ枠のキャラで、熱血漢のパッションさん。

で、この作品どういう内容かというと、愛野渚に引退専門のプロデューサーがつくという話。

えぐい!って最初思ったんですが、違う。

バスケットが好きで、アイドル業よりバスケの試合を優先する渚。かといってアイドル業がいやなわけじゃなく、彼女自身どちらも全力投球なだけ。

けれども本当にそれでいいのだろうか。彼女の幸せを考えた場合、ムリにアイドル業やるよりも、その労力をバスケに注いで一本で頑張ったほうがいいじゃないか。だから引退専門Pはメンタルケアに入ろうとした。

この引退専門Pにアイドルをやめさせられて、後悔している子が一人もいないのがまた面白い。進学、趣味、交友、結婚。「その子の幸せ」を応援するために、後腐れなく、引退させるP。

そのPにも実は複雑な過去があるのですが、これは読んでみてください。

このマンガいろいろなところがテクニカル。

タイトルがうまいよね。「カナリア」とは、パッションのカラーユニット。USAツアーで登場した「カナリアサマー」から取られています。

恐ろしいことに、カナリアサマーの他のキャラ、龍崎薫・姫川友紀・大槻唯はレアもSレアも出ているというすごい状況。

なのに渚ちゃんなんにもない。

これ読んでから、渚がもし別のカードで登場したら……ぼくは泣いちゃうなあ。

たかがカードだけどさあ、マンガがうまくて。「愛野の宣材なんて今だにスカウトした時の試合帰りなんだぞ」っていう事務所の会話が、重なりすぎてグッときます。

愛野渚マンガですが、ぶっちゃけ、プロデューサーのためのマンガだったりします。

 

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『彼女がアイドルになった理由または彼女がアイドルにならなかった理由』『彼女がここにいた理由』(ISSK 些(四隅、ヒロマ)

左が夏コミ、右が冬コミの新刊。どちらもすごい。

『彼女がアイドルに〜』はそもそもチョイスがすごいですよね。野々村そらと槙原志保!

タイトルの通り「アイドルになった」野々村そらと、「ならなかった」槙原志保を描いた作品です。

野々村そらは765プロのアイドルに憧れる普通の女の子。塾に通い、勉学に励む子でした。ある日スカウトされ、キラキラな世界を見て「アイドルになりたい!」と強い願いを持つのですが、家庭はマジメでキビシイ。そんな「アイドル」なんかになれるわけがない。

諦めて、泣いてしまう彼女。でもそれを見て確信するんです。「なんだ、やっぱりアイドルになりたいんじゃないか。早く言ってくれればよかったのに」

うまいなーと思うのは、彼女は勉学とアイドルを両立させがんばるのですが、まだデビューはしないところで終わっているところ。これからなんです。

そこからの、アイドルにならなかった槙原さんマンガですよ。

プロデューサーは、それはそれは熱心に槙原さんのスマイルに惚れんこんでスカウトしまくるんですが、彼女は決してなろうとしない。

プロデューサーは間違いなくこの笑顔は素質だ、というのですが、違う。お客さんが来て笑顔になってくれるのが好きで、彼女は笑顔になっている。

そう、甘いモノを食べに来る人はみんな笑顔だ。スカウトにきたプロデューサー以外は……。

彼女の望みははっきりしていて、最後までアイドルになりませんが、後味は非常にいいです。

どちらも彼女たちの幸せ。夢。結果はもう表紙の通り。中にあるのは「理由」ってのが、いい。

『彼女がここにいた理由』は、ヤンデレヒロインで名を轟かせた佐久間まゆのマンガ。

この作品のすごさは、彼女の依存的愛情を「きみはおかしくない」と受け止めきったこと。

「「おかしい」「消えろ」どれも拒絶の言葉だ。それ以上の意味があるとは思えないよ。だってきみは消えていいような人間じゃない」

「きみが消えたらとても困る」

内容は結構シビアなものですが、佐久間まゆというキャラクターをネタではなく救済した意味で強靭な作品。

 

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『ニジゲンヨリアマク』(ARANCIO TELA(美月めいあ))

モバマスって、アイドルになってから眼鏡外すキャラすげー多いんですよね。

本当はキャラ萌え的に言うと、眼鏡って「属性」だから、外したらあかんわけですよ。アイマスのりっちゃんだって「私の眼鏡好き?嫌い?」って言ってますし。

けれども、モバマスキャラは外す。10進(10枚あつめて段階を踏んで進化するカード)は遊びで眼鏡かけることありますが、このマンガで描かれる荒木比奈は外します。

以前のRはむりやり上条・眼鏡・春菜に眼鏡かけられましたが、クリスマスではまた外してました。

なので一部からは「裏切り眼鏡」と呼ばれていましたし、ぼくも「なんで比奈ちゃんは眼鏡外すんだ!」とプンスカしていました。

違う。違うよね……。

仕事のオフで荒木比奈とプロデューサーが買い物に行く話なんですが、このメガネがかなり重要なポイントになってきています。

オフなのでメガネはしてきているんですが、途中で彼女ふっとメガネ外すんですよ。

それを見てプロデューサーは「今日はオフだって自分で言ってたじゃないか。だったら仕事の時みたいに無理して外さなくてもいいんだぞ」と言います。まあ気の利いたプロデューサーですが、ここなんですよ。

彼女は、自分の意思でメガネを外している。

踏み出そうとしている自分、照れのある自分。少しでもかわいいと思われたい自分。

アイドルであるがゆえにデート的なことはできないけど、メガネを外したい時がどういう時なのか、言葉にしないけどわかってほしい。

なにがうまいかって、表紙はメガネN+なんですが、表紙めくるとメガネオフN+なのね。

やられた……。

もう裏切り眼鏡なんて呼べない。彼女たちはアイドルであり、かわいくありたい女の子なんだ。

 

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『幸せという花の蕾はきっと辛いという名前だろう』((キュートビリビリ(マツシマ愛コ)

今回紹介する中では多分いちばんヘヴィな内容の作品。安倍菜々本ですが、一切ウサミンなネタないです。

18禁と書いてますが、特にエロ表現が過激というわけではないです。ただ内容の救いのなさは18禁かも。

この中での安倍菜々は、すぐクビになるヒモな彼氏と同棲しています。目を赤く腫らして、ネガティブなことばかり話して、責めてもいうことを聞かなくて、ひたすらセックスを要求してくる。

自虐する彼を見ては、嘘で救おうとし、彼の激しい感情も受け止め続ける日々。

もちろんそれが幸せなわけはなく、他の人に「彼氏は?」と聞かれると「何もしてないよ」と笑い話にするしかない。

どこに向かっても泥沼しか見えない生活。けれども「私が助けなきゃ」の思いでひたすら働く菜々。

……本当に?

男女の共依存のスパイラルと、勘違いの傷を描いた痛烈な作品。あとがきで救いのある作品を書きたいと書いてあったので、そちらも期待したいところ。

この作者の作品は、いずれも性と、アイドルと、人生の酸っぱい部分と、そして救いがあって本当に面白いので是非読んでみて欲しいです。

あえてアイドル達の性を赤裸々に描くことで、本音の部分を引き出すってのはすごい。

菜々、みく、杏という、普段ならネタにされやすいキャラを、人間の女の子としてぎっちり描く手法は読んでいてグッときます。

もっともっと読みたい。

 

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面白かった作品はまだまだあるんですが、今回はリアルの部分に絞ってなのでこのくらいで。

どの本も見てもらいたいのですが、同人誌は一期一会。会えるかどうかはタイミング次第。

リンク先に委託の有無は載ってるとおもうので探してみてください。