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こんぶダイアリー 武藤三法流華睡葬で往きたい人のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-12-02(Wednesday)

おうちに名前がなかったころのはなし

帰ってきたら捨てられてた(追記)


これを読むたびに、

自分の名前を呼んでもらえなかった実家のことを思いだす。

不具者の自分は存在そのものが家族の障害物でしかなく、

近所の人たちの好奇の目が家族に注がれてしまう原因だった。


家族はわたしのことを一所懸命に「ふつう」にさせようとし、

ムリだと分かったあとも「ふつう」であるよう振る舞うことを望んだ。

そうしないと家族みんなに迷惑がかかるから。


彼らはわたしの名前を否定する。

それは甘えだと。

彼らはわたしから、たくさんの名前を奪いとっていった。

そして、わたしもじぶんの名前を叫ぶために、たくさんの迷惑を家族にかけていた。


そのたくさんの罪にも罰が下され、わたしの名前はどんどん消されていった。

このままでは名前を呼んでもらえないと知ったわたしは、非合法的な手段をつかって、

彼らにコントロールされない名前を受け取っていた。


やがてわたしは家をでた。

「かわいそうに、僕のおうちにおいで。かくまってあげよう」

そう言ってくれる人をつかまえた。


お世話になった人たちにお別れのご挨拶をして、実家からとびだした。

居候させてくれた人は、いろんなことを知っていた。

いまのうちにこうしておくと便利だよ、実はこんなことも出来るよ。

彼の話をしんけんに聞き、その通りにしていたら、

いつのまにか、わたしはたくさんの罪を犯した犯罪者になっていた。


犯罪者になったと知ったあとも、実家に帰りたくなかったから

自分の意志で逆らわなかった。

毎日が不安で、死にたくてたまらない。

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