日々ごはん3/高山なおみ
3冊目の「日々ごはん」読了しました。今回は丁度おんなじ頃の季節のスタートだったので、一気読みなどせずに、少しずつ季節の移り変わりを味わいながら楽しもうと思っていたのだけれど、気が付いたら読み切ってしまっていました。相変わらず、良かったですよ。とっても。この本は高山さんのホームページ「ふくう食堂」の中の日記を本にしたものだから、ネットでも読めるのだけれど、私はやっぱりこうやって1冊の本になった方が、断然よいなぁと思う。縦書きになってるし(笑)、何処にでも持っていけるし、好きな時に好きなだけ読めるのだもの。高山さんの文章は、すごく馴染みやすくって気が付くと結構影響されているのだよね。引っ張られちゃうと言うのかな?なんだか文体が似てきてしまいますよ(気をつけなくっちゃ)。そしてそしてこちらもやっぱり影響されて、浅蜊を買い込んだり、空豆を蒸し焼きにしたりしちゃうんですよね。日記のラスト近くは、沖縄旅行の話なんだけど、その辺りを読んでいると、エネルギーみたいなモノがどんどん伝わってきて。私まであの沖縄の空の下にいるみたいな気分になってきましたよ。