日々ごはん3/高山なおみ

makisuke2005-04-14

日々ごはん〈3〉 3冊目の「日々ごはん」読了しました。今回は丁度おんなじ頃の季節のスタートだったので、一気読みなどせずに、少しずつ季節の移り変わりを味わいながら楽しもうと思っていたのだけれど、気が付いたら読み切ってしまっていました。相変わらず、良かったですよ。とっても。この本は高山さんのホームページ「ふくう食堂」の中の日記を本にしたものだから、ネットでも読めるのだけれど、私はやっぱりこうやって1冊の本になった方が、断然よいなぁと思う。縦書きになってるし(笑)、何処にでも持っていけるし、好きな時に好きなだけ読めるのだもの。高山さんの文章は、すごく馴染みやすくって気が付くと結構影響されているのだよね。引っ張られちゃうと言うのかな?なんだか文体が似てきてしまいますよ(気をつけなくっちゃ)。そしてそしてこちらもやっぱり影響されて、浅蜊を買い込んだり、空豆を蒸し焼きにしたりしちゃうんですよね。日記のラスト近くは、沖縄旅行の話なんだけど、その辺りを読んでいると、エネルギーみたいなモノがどんどん伝わってきて。私まであの沖縄の空の下にいるみたいな気分になってきましたよ。

空豆/塩トマト/すり下ろし山芋の焼いたの/桃豚のソテー春キャベツ添え/がんもどきの含め煮/ごはん/じゃが芋と玉葱の味噌汁/
  
本日は荻窪クイーンズ伊勢丹にて「桃豚」の肩ロースソテー用を購入してきました。後は柔らかそうな春キャベツや空豆なんかも買いました。空豆はサヤごとコンロで真っ黒に焼きました(高山なおみさんの本で読みまして)蒸し焼き状態の空豆は、ぽくぽくして美味しいかったですよ。トマトは皮が厚いけど甘味が強い「塩トマト」。春キャベツはやっぱり美味しい。桃豚もなかなかのお味でした。