特別展「京都五山 禅の文化展〜足利義満六百年御忌記念〜」東京国立博物館 その五

西郷どん像前にて

2007年7月31日(火)〜9月9日(日)
110-8712 台東区上野公園13-9
博物館公式サイト http://www.tnm.jp/ 
特別展公式サイト http://www.kyoto-5zan.jp/


東京国立博物館 → その一その二その三その四



明日で終了してしまうこちらの特別展。
大掃除をするというかみさんを残し、
息子達と三人で上野に出掛けてきました。




京成電車上野駅の改札で後ろから聞き覚えのある声が・・・。
なんと偶然、義母と遭遇・・・。
義母も友達にこちらに行く予定だとか。
第一目的地は一緒でも、
そりゃ、とりあえず別行動です。
(会場内でもまた会ってしまうんですが。あはは。)
平成館前にて   
ここ数年以内に行われている、
東京国立博物館の「仏教」関連イベントには、
すべて伺っておりますが、
終了間際にも関わらず、
ゆったりとすいていました。




仏教が仏陀の教えであるとするのなら、
「禅」「禅那」「禅定」こそが、
釈迦が悟りを開いた唯一の修行法ですからねぇ。
その禅宗京都五山と、五山に関わりの深い、
それも創建当時の中世の遺品・名品が、
200点以上も東京に集結するとあっては、
こりゃ是非観てみなくてはなりませんわな。



いきなりなんですが、
パンフやポスターに登場する、
愛媛・保国寺の、
重要文化財・癡兀大慧坐像[ちこつだいえざぞう]は、
アブドーラ・ザ・ブッチャーに似ています。



→ 癡兀大慧
→ ブッチャー




・・・すみません。怒らないで。




冗談はともかく、
どうも主催者側の「売り」は、
禅僧の坐像ばかり強調していたような感がありますが、
実際には、「書」や「画」、「仏画」「仏像」と、
バランスの取れた展示物で、
飽きさせることなく、最後まで楽しめる内容でした。
京都・永明院の宝冠釈迦如来はまるで聖観音のようでしたよ。




しかしまあなんですなぁ・・・、
日本の禅の文化の形成というものは、
夢窓疎石の影響がすごい大きかったんですなぁ。
禅エコバック   
さて、自分にお土産は「禅印」エコバック。
TUMIのビジネスバックに入れて持ち歩き、
コンビニのレジ袋はもうもらいません。




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国立科学博物館

110-8718 台東区上野公園7-20
公式サイト http://www.kahaku.go.jp/
科博前にて1  科博前にて2   
子供達のお目当ては、
私も子供の頃大好きだった「科博(かはく)」です。
長男が小さな頃、何度か連れて来ましたが、
まったく記憶にないようです。
知らないうちにかなり大幅にリニューアルされていたようです。
本館、新館は、日本館、地球館と名を変えていました。
鉱物の展示1・日本館   鉱物の展示2・地球館 
鉱石、鉱物にハマっている息子達。
一般の人にはあまり人気のない、
日本館、地球館それぞれの鉱物コーナーにかぶりついて観ています。
煙水晶   双晶   
私もちょいと詳しくなっていますから、
息子達と、やれ「煙水晶」だの「双晶」だの大騒ぎ。
レックス頭部   
やっぱり恐竜コーナーは大人気ですね。
ティラノサウルスはいつだって子供達の憧れです。
ハチとジロー   ホアンホアン   ブルブル   
なんだか随分、剥製だらけになっちゃいました。
忠犬ハチ公だ、南極観測隊のジローは昔からありましたが、
上野動物園ジャイアントパンダのホアンホアンや、
ゴリラのブルブルの剥製は初めて観ました。
いずれも生前の姿を知っているだけに、
剥製にされてしまった姿はなんだか物悲しいです。



剥製で思い出しては恐縮ですが、
以前無かった新しい展示品に、
江戸期の女性のミイラがありました。
高温多湿のこの日本の墓地に奇跡的にミイラとなった遺体です。
髪のある頭皮だけみていれば、
まるで生きている人のよう・・・。
興味本位でかじりついて観ていましたが、
故人としてみれば、何だか可哀想です。
私だって未来にこんな風に自分の死体展示されたくないもんねぇ。  
お土産いっぱい   
さてミュージアムショップでは、
息子達は鉱石をあれもこれもと買い集めていました。
お母さんにはハウライトトルコのペンダントがお土産だそうで。




・・・それ、俺があげたお小遣いじゃん。
お父さんにはなんもくれないの・・・(寂)。




フタバスズキリュウ骨格 
一人寂しくガシャポンやれば、
フタバスズキリュウの骨格フィギュアがでたよぅ・・・。




C= (-。- ) フゥー




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