2011/01/29 Automatorによる作業の自動化でつまらないルーチンワークから解放
Automatorによる作業の自動化でつまらないルーチンワークから解放
ワークフローを自動化するアプリケーション「Automator」(Mac専用)
Macに標準搭載されているアプリケーション「Automator」では、
ワークフローを定義し、それを繰り返し自動実行させる事が可能です。
http://allabout.co.jp/gm/gc/80883/:Automatorの使い方:All About]
Photoshopでも「バッチ処理」機能により、画像のリサイズなどを
自動化させる事が出来ますが、同じようなものをOSレベルにしたものと
考えていただいた構いません。
Automatorで具体的には何が出来るのか?
では、具体的に何が出来るのかを挙げてみます。
先ほど、PDFの一部を分割したいものの、Adobe Acrobatを持っていないため、
出来ないという状況が発生しました。
フリーのアプリケーションをインストールして、
PDFを分割しても良かったのですが、検索すると
「それAutomatorで出来るよ!」的な記事があったので、
試しにやってみました。
手順は下記です。
- この時点で一度ワークフローは終了し、分割が完了します。
- 次に、分割されたjpgファイルの中で必要なもののみ特定のフォルダに移動します。
- 再度、ワークフローを定義します。
- この時点で、見事に分割され、必要なページのみ抽出されたPDFが出来上がります。
Automatorの可能性
「シェルスクリプトを実行」などもアクションとして存在するので、
プログラムと組み合わせたワークフローも容易に実現できそうです。
コマンドラインにおけるCUIのプログラムとGUIのインターフェースを組み合わせた
ワークフローを簡単に構築できるのは非常に魅力的ですね。
例えば、Google Documents List APIを使ったJavaプログラムと組み合わせて
ワークフローを構築する事で、特定のフォルダに配置したファイルをGoogle Docs上にアップロードするという作業が、自動化できる形になります。
非常に魅力的なアプリケーションだと思います。
うまく使いこなしたいですね。
2010/11/03 ベンチャーの新規事業において成功確度を上げるための経営戦略
ベンチャーの新規事業において成功確度を上げるための経営戦略
現在、私は企業のインターネットの新規事業におけるコンサルティング及びプロジェクトマネージャーを担当しています。
自らがその渦中にいた時は明確に気付けなかったが、学びと経験を通じて、かつ多少客観的な視点を持てている今だからこそ理解できた、ベンチャー企業が新規事業を手がける際に気をつけたい事がいくつかあります。
そのいくつかをバラバラっと書いてみたいと思います。
そもそも経営戦略とは何か?
経営戦略とは何か?と考えたときに明確な答えが出せるでしょうか?
いずれの書籍や論文でも経営戦略の存在理由は明確に1点に集約されます。
それは、「競争優位性を確保する事」です。
経済学上は完全競争という、すべての企業が同質であるという前提を置きますが、
実際は不完全競争状態になります。
不完全競争の中で、自社が抜きん出るためには競争優位性を構築し、
他社より自社の製品を選んでもらう必要があるのです。
これは、ブルーオーシャンであろうが、限られた所得を配分するという考え方になりますので、市場を奪うという意味で競争状態と言えると思います。
競争優位性を確保するための企業戦略ないしは事業戦略
「戦略」または「経営戦略」と言われる事が多く、各戦略フレームワークは
ごっちゃに扱われている事が多いですが、
実際は、企業戦略と事業戦略を明確に分けて考える必要があると考えています。
企業は企業戦略上、自社が受け持つ資源、つまり人・物・金・情報(知財含む)加えて時間をどう利用して、付加価値を最大化し、社会を含むステークホルダーの期待に応え、還元していくかというところを至上命題として抱えています。
これを達成するための手段を考えるのが企業戦略と言えます。
企業戦略の詳細は省略しますが、ざっと考えるとこれらを考慮する必要があるものと思います。
M&Aはあくまで手段ですので、企業戦略上の1つのトピックになります。
長くなってしまいそうなので、いったん切って、
次回は事業戦略について、記述したいと思います。
2010/10/03 人材流動化社会を生きる世代のキャリア戦略構築フレームワーク(1)
人材流動化社会を生きる世代のキャリア戦略構築フレームワーク(1)
キャリアは戦略であると思います。
大方針としての戦略があり、それを実現するためにどういう施策を実施していくか、いわゆる戦術を実行していきます。
企業の場合、企業戦略と事業戦略にレイヤーが分かれますが、個人の場合は家庭と個人で分かれると考えてもよいでしょう。
例えば、夫が全日制の大学院に行き経営学修士を取る事になったとします。
この場合、2年間夫が無収入の状態になってしまいます。
しかし、妻が働いている事で一定額の収入を確保できたり、実家から通う事で支出を最小化できたり、借入含む資産で収入のマイナス面をカバーできれば、現実的な選択肢といえます。
この場合、個人のキャリア戦略に閉じず、将来的な収入のアップにより、一時的なマイナス面を投資とみなし、家庭における戦略として、夫のキャリア戦略を支援するという形で考える必要があります。
さて、キャリア戦略とはどのようなフレームワークで考えればよいのでしょうか?
私個人としては基本的に経営戦略と同様の考え方でよいと思います。
キャリアを各論で考えるのではなく、時間経過を加味した戦略として考えることで、将来生み出せる付加価値が変わってくるものと思います。
ケースや各ステップの詳細は別のエントリーで紹介したいと思います。
最後に、上記で触れた"スキル面での資産"の考え方です。
スキル面の資産
仕事は給与を得るためのもの、と割り切って考える方もいますが、それは非常にもったいない考え方だと思います。
多くの方は人生の半分を仕事に費やすわけですから、それがどのような形であれ、楽しめるに越したことはないでしょう。
就職や転職において、多くの求職者は、給与(福利厚生含む)とやりがいと企業の安定性の三軸で考える事が多いです。
やりがいの考え方はいろいろとありますが、田坂広志氏は給与的な報酬、いわゆるマネー・リターン以外の仕事上のリターンを下記のように定義しています。
- ナレッジ・リターン:知識報酬
- リレーション・リターン:関係報酬
- ブランド・リターン:評判報酬
- グロース・リターン:人的成長報酬
個人的には、上記にエクスペリエンス・リターン:経験報酬を加えた5つのリターンを積み上げたものがナレッジワーカーにおける”スキル面の資産”だと考えています。
2010/10/01 プロフェッショナルとスペシャリスト
プロフェッショナルは自らの強みを売上につなげ、スペシャリストは強みを作った段階で満足する
プロフェッショナルとスペシャリストの違いについて。
知人の若きベンチャー社長がおっしゃっていたのは、
突出した強みを持っているだけでは、スペシャリストでしかない。
その強みを売り上げに結びつけてこそ、プロフェッショナルだ。
という事でした。
では、プロフェショナル足り得るにはどうすればよいか?と考えると3つあると思います。
- 最初に、突出したスペシャリストとしてのスキルおよび総合的な付加価値を持つ事。
- そして、そのスペシャリスト性がアウトソースされ、予算がつく事。
- 最後に、そのスペシャリスト性の必要性を相手に理解させるプレゼンテーション、そしてクロージングができる事です。
突出したスペシャリストとしてのスキルおよびバリューを持つ事
これは言うまでもなく、ナレッジワーカーとして付加価値が高い成果物や役務を提供できる状態でなければ、そもそも躓く可能性が高いです。
ただ、一般に誤解されがちなのは、この点だけが優れていればプロフェッショナルとして活動していけると考えられている事です。
実際には、スペシャリストとしての突出した度合いがある程度であったとしても、二点目、三点目のアクションが出来れば、まったく問題ないと言えます。
そのスペシャリスト性がアウトソースされ、予算がつく事
いくらスペシャリストであっても、それを企業がアウトソースするのかという視点と予算がつけられるのか、稟議が通せるのかという視点は欠かせません。
でなければ、そもそもビジネスとして成り立たないからです。
例えば、研究開発員の方などは業務機密性とその長期性により、アウトソースする事が難しいスペシャリスト性だと言えます。
一方、デザインやキャンペーンプランニング、新卒の人材採用の領域は固定費として自社に抱えると稼働率が下がる場合に、無駄が発生するため、その無駄を考慮して、アウトソースするという選択肢が十分にあるでしょう。
そのスペシャリスト性の必要性を相手に理解させるプレゼンテーション、そしてクロージングができる事
最後に、一番重要な機能ですが、そもそも自分の強みが何で、どのように貢献し、最終的に顧客にどのような利益/またはコスト削減効果を生み出すのか、をきちんとプレゼンテーションでき、かつクロージングする事が必要です。
この部分がないと結局売り上げにつながらないため、プロフェッショナルとは言えない、という事になります。
こだわり気質のデザイナーで営業先なく独立してしまった場合、この最後のポイントが抜けてしまうケースが多いようです。
その場合は、この部分を営業アウトソーシング会社なりと提携し、自らがこの機能をアウトソースするなど対応を練るとよいでしょう。
最後に
私自身は、プロフェッショナルを目指す、というキャリア構築を考えていましたが、今思うとスペシャリストの領域に留まっていました。
最近、もっとプロフェッショナルとしてきちんと振る舞わなければいけないなと痛切に感じます。
あるひとつの理想の組織の在り方として、
プロフェッショナルたる者たちが、自らの強みを最大化するために、
互いの強みを尊重しながら、協調し、ひとつの組織として働いている状態があります。
コンサルティングファームや会計事務所のような、いわゆるプロフェショナルファームと呼ばれる形です。
また、新会社法施行により、LLPのように会計や運営コストが小さく、利益を自由に分配できる形の組合を設立する事も可能になりました。
プロフェッショナルが活躍するフィールドはますます増えていくものと思いますが、そもそもプロフェッショナルとは何か?をしっかり考えていきたいと思います。
2010/05/27 新規事業の存在意義、なぜ新規事業を立ち上げますか?
新規事業の存在意義、なぜ新規事業を立ち上げますか?
久しぶりに新規事業のエントリー。
なぜ新規事業を生み出すのか、という根本のところについて。
色々考えられるものと思います。
楽しいから!若手を活かせるから!ソーシャルアプリがブームだから!
いずれの理由にせよ、個人的には大きく2つのGOALがあると考えています。
1つめは前者の事業ポートフォリオのバランスを調整し、業績を安定させる事、
2つめは事業そのものをExitさせる事です。
事業ポートフォリオのバランス調整
事業ポートフォリオは、会社全体の事業のバランスだと言えます。
会社に存在する各事業がどういう状態を取っているか。
これは、PPMと言われるフレームワークを見ると分かり易いと思います。PPMによると、事業や製品は
- 問題児(育成)
- 花形(成長)
- 金のなる木(安定収益)
- 負け犬(衰退)
という大きく4つの過程を経るとされています。
現実にも、「花形」「金のなる木」状態の事業があるうちに、新規事業に投資をし、
「問題児」から「花形」にしていく努力が経営の安定のために必要になってきます。
M&Aでこの過程を経る費用や時間を金で買う事も可能です。
いずれにせよ、事業は新陳代謝をし続けるが故、新規事業が必要になってくるという事です。
特にインターネット業界では流行り廃りが顕著です。
例えば、ドリコムはブログ構築・運営事業を売却し、現在はモバイルとソーシャルアプリに注力。
mixiはFindJobという「金のなる木」を持ちながらSNSであるmixiを作り、逆にそちらが大きく成長しました。
サイバーエージェントも変遷を続け、いまやインターネット広告ではなく、FX事業やアメーバ関連事業が営業利益の多くを稼ぎ出しています。
逆に、「花形」や「金のなる木」があっという間に「負け犬」になり、
業績があっという間に悪化する事は日常茶飯事であり、非常にダイナミズムのある業界と言えるでしょう。
気をつけるべきは、安易に事業ドメインから外れた新規事業を手がけてしまうと、
成長過程をスムーズに経る事が難しく、「また負け犬」になった際にリソースを他事業に転嫁しにくい、
という現象が起こりえます。
事業そのもののExit
一方、他社からの買収や自社での上場を目指して、事業そのもののExitを考え、
新規事業を立ち上げるというケースがあります。
こちらの場合、場合によっては事業を収益化させる事なく、M&Aに持っていく
Youtubeのような場合もあります。
いずれにせよ、企業価値は収益化(=FCF+)しないと上がらないと考えてよいので、
何かしらの収益計画は必須になってきます。
例えば、Gyaoは単体だと赤字でしたが、YahooにM&Aされてからすぐに黒字転換しました。
これはGyaoを買収した後の収益計画があり、それに基づいた事業価値で買収したのかもしれません。
企業価値については別エントリーで詳細をのべます。
2009/11/30 プロジェクトマネジメントの基本
プロジェクトマネジメントの基本
プロジェクトマネジメントは簡単に使われつつも、以外と本質が理解されていない言葉の1つだろう。
本エントリーでは、PMBOK3版をベースに、経験に基づいた形でプロジェクトマネジメントの基本を記載していく。
プロジェクトマネジメントの3大要素
プロジェクトマネジメントの基本として、下記3点が挙げられる。
- 時間・納期
- 資源(ヒト、モノ、金、情報)
- スコープ・品質
これらをそれぞれという変数と見なすとそれらはすべて密接に絡み合う。
いくつかのパターンを挙げてみる。
- 時間・納期を短くしするパターンに対する対応
- 資源を増やす
- スコープをせばめて対象範囲を少なくする
- 品質を下げる(テスト工数を少なくする)
- 資源(ヒト、モノ、金、情報)を少なくするパターンに対する対応
- 時間(残業)を増やす、納期を伸ばす
- スコープをせばめて対象範囲を少なくする
- 品質を下げる(テスト工数を少なくする)
- スコープを拡げるパターンに対する対応
- 時間(残業)を増やす、納期を伸ばす
- 資源を増やす
- 品質を下げる(テスト工数を少なくする)
一般的に、プロジェクトマネージャはこれらのバランスを考えながら、それぞれの変数を最大化しつつ、リスクを最小化する道を判断し、進めていく。
プロジェクトマネジメントの9つの知識エリア
プロジェクトマネジメントの知識エリアとして、下記9点が挙げられる。
- 統合管理
- スコープ管理
- スケジュール管理
- コスト管理
- 品質管理
- 組織管理
- コミュニケーション管理
- リスク管理
- 調達管理
これらの知識エリアを兼ね合わせ、立ち上げ、計画、監視、終結のプロセスに合わせて、時間・資源・スコープを調整するための各施策を打つ。
このために必要なコストが、プロジェクトマネジメントコストである。
また、各施策を打つために、様々なナレッジが必要になってくる。
当然、プロジェクトマネージャー自身が統合できるだけのナレッジを持っている必要があり、不足しているようならそのナレッジを調達する手段を確保しなければならない。
プロジェクトマネジメントコスト
プロジェクトマネージャのコストの9割はコミュニケーションコストとされる。
それほどに各要素を統合し、マネジメントしていく事にはコストがかかるという事であり、プロジェクトマネージャの頭の中だけで、判断していくだけではなく、調整に時間をかける必要があるという事だ。
一方、プロジェクトマネジメントの経験がない場合、あまり理解されないコストでもある。
例えば、調整に関するコストに関して言えば、
- プロジェクトメンバーの暗黙知、スキルセット
- 組織の承認プロセスに関するコスト
が大きく影響してくる。それらのコストが小さければ、プロジェクトマネージャは他の箇所に工数を使う事ができる。
プロジェクトの成否とプロジェクトマネジメント
結果から見ると成功すれば、当然と見られ、失敗するとプロジェクトマネジメントがよくなかった。とされるケースが多い。
それほどに見えづらいプロセスであるため、プロジェクトマネージャは適切に評価されるために資料化し、見える化する義務を持つ。
プロジェクトマネジメントの成否は計画プロセス終了時点にてほとんど決まっているというほどに、立ち上げと計画プロセスは重要である。
もちろん、進捗管理などのプロセスである監視プロセスは大事だが、どちらかというと監視の結果、再計画を立てるPDCAサイクルの一貫として重要だと考えている。
なぜなら、計画プロセスが終了した時点で、スコープの調整、資源調達計画、WBSの策定、リソースの配備やリスクの把握は大体終わっているべきで、その精度が高ければプロジェクトは順調に進む。一方、精度が低いと監視プロセスにスケジュールやリソースに頻繁に変更が発生し、手戻りや過剰・不足リソースが発生。それらが余計なコストを発生させてしまう。
最後に
ざーっと書いてはみたものの、プロジェクトマネージャーの担当する範囲は非常に多岐に渡る。
現在、ほとんどの業務が有期性があり独自性があるという意味で「プロジェクト」と言える。
一方、しっかりとプロジェクトマネジメントしているのは極少数だと言えるだろう。
業界外に出てみて初めて分かったんだけれども、SIer業界は、プロジェクトマネジメントに対する意識と業務がかなり進んでいる。
少子化と経済縮小により、日本がグローバル化を進めていく過程で、ツーカーの効かないプロジェクトメンバーと共に働いていく機会はますます増えていく。
その時、プロジェクトマネジメントのスキルはより必要とされるだろう。
2009/11/07 共有地の悲劇とナレッジワーカー
共有地の悲劇とナレッジワーカー
共有地の悲劇、という考え方がある。
例えば、3人の牧場主が無料で使える共有の牧場の土地があるとする。
3人は自分の利益を最大化するために、多くの牛を共有の土地に放していく。
そのうち、土地は荒れ、野草がなくなり、放した牛のえさはなくなる。
結果、3人にとって悪い結果をもたらしてしまう。
この考えは「地球環境」にも言え、各国が地球という共有地に対して、
自らの利益を最大化するために二酸化炭素を多く排出する状況を正すために
ルールを設定する機会を設け、京都議定書などを締結してきた。
また、「経営資源」についても言える。
経営戦略を進めていく上で、経営資源というのは非常に重要なファクターである。
経営資源は主に人、モノ、金、情報の4つになるが、
人と情報は情報化社会において、セットになっている事が多い。
いわゆるナレッジワーカーという考え方だ。
雇用者・従業員問わず、特定のナレッジワーカーに対して、
あいつは便利だ、潰しが効く、頼めば何でもやれる。
という事になれば、その人に業務は集中する。
共有地なので、いくら頼んでも(残業がなければ)コストは変わらないからだ。
業務が集中するが故に、非定型な意思決定を後回しにしてしまう「グレシャムの法則」
に陥り、付加価値のある作業に没頭できなくなる。
付加価値のある作業が出来るのに、自らのリソースを割けない状況は、
次第にそのナレッジワーカーのモチベーションの低下を生む。
そのような状況をつくってしまう事は、一時的には仕方のない事かもしれないが、
中期的には、経営資源を最大限に活用しているとは言い難く、
経営戦略上正しいとは言えない。
よって、特に経営資源が限られた状況において、ナレッジワーカーに関しても、
京都議定書のようにきちんとルールづくりするべきなのだろう。
例えば、あえて外注+αくらいの関わりにすると、
互いに対する適切な配慮が自然と生まれてくるのかもしれない。
あなたの職場では「共有地の悲劇」は起きていませんか?
2009/08/22 新サービスを定着させるマーケティングについて考える
新サービスを定着させるマーケティングについて考える(1/2)
新サービスにおいて、アイデアは非常に大切な要素だ。
しかし、同じアイデアであっても広がるものとそうでないものがある。
その差は、
- コンセプトの微妙なズレ
- マーケティングの違い
から生まれる。
新サービスがどう定着していくか、理解しているか?
前提として、新サービスが定着している過程を経験で理解している
人間・チームでなければ、適切なマーケティングは実施できない。
- どういう経路で認知したのか?
- 見ていて、使っていて何が楽しいのか?
- 周りはどう使っているのか?どういう印象を持っているのか?
- ブログ・掲示板でどのようなクチコミが起こっているのか?
- そのクチコミはマス広告やPRなどのプロモーションとどう連動しているのか?
- マス広告はなぜそのタレントなのか?
これらは非常に形式知に落としにくい点だが、非常に重要だと感じる。
普段から肌感を養うために
自分は一般的なリテラシーの層(マス層と呼ぶ)とは感覚がずれている、という点を出発点としている。
だから、友人にアンケートする事が多い。
- mixiは誰から紹介され、登録した?
- サークルの友達か、みんな入ってるといいもんね。
- mixiは見てるだけ?日記書いてる?どんな日記?
- 地元の友達に近況報告か、なるほど。
- ブログは書いてる?どんな記事を書くの?
- グルメブログなんだね。
- 誰のブログを見てる?芸能人?モデル?アルファブロガー?
- 好きなモデルの記事を毎日見てるんだ。
- どんなブログ記事を見たいの?
- モデルさんの私生活紹介やネイルの記事がいいんだね。
- Youtubeはどんなタイミングで見るの?
- 見たいTV見逃した時、PV見たい時か。
- 何が面白い動画?
- ペットものなんだ。
- 旅行行く時にネット使う?どんな媒体見てる?
- ことりっぷ?結局、雑誌だったりするんだね。
- 家電買う時はネット使う?どんな媒体見てる?
- ヨドバシと価格comを行ったり来たりするんだ。
- 購読してるファッション誌のWebページは見てる?
- あまり。。
- そもそもPCでネット使う?
- 回線つないでるけど、ほとんどケータイ。
- 携帯でネット使うとしたら、どんなん見てる?
- モバレピね。
- なんでMSN?
- 占いがあるからか、ふーん。
- GREEやってる?
- 前やってたけど、今はやめてるんだ。
僕は友人との会話にかるーく、こんな質問を結構織り交ぜたりする。
普段つきあってる友人はネット業界なわけではないので、より効果的だ。
改めて、使われ方を意識する事は多々ある。
長くなったので、続きはまた。
2009/08/03 サイバーエージェント2009年3Q:かなりいい形で事業ポートフォリオが
「UNIQLOCKを仕掛けたクリエイターに聞く広告業界のゲーム・チェンジ最新事情」に行ってきた
詳細な感想はまた今度書きますが、いくつか。
1.着想までの粘りと詳細なシナリオプランニング、そのチューニングが大事。
2.UNIQLO MIXPLAY->UNIQLOCK->UNIQLO CALENDARの着想までのプロセスに感心というか感動。
3.消費者インサイトだけではなく、きちんと届けるためにメディアインサイトとブランドインサイトも大事。
クリエイティブディレクターたるもの、
- 消費者
- メディア
- ブランド
- プロダクト
それぞれに対して常に考え、着想できるだけの材料を持っておかなければならない。
それは、トレンドだったり、使用感だったり、店舗の様子だったり、着心地だったりする。
案件が来たからどうこうでは全くもって遅い。
日頃、点の情報を集めているから面になって、キャッチできるんだなと改めて実感。
取ってつけた情報は所詮は浅いアイデアしか生み出せない。
-サイバーエージェント2009年3Q:かなりいい形で事業ポートフォリオが組めている
http://www.cyberagent.co.jp/ir/result/2009/pdf/3q/3q_presentation.pdf
営業利益の半分以上をFXが稼ぎだす構図は変わらないが、Ameba事業の赤字が順調に減少し、今期黒字達成が濃厚。
既存事業も順調で、FX/広告/課金/メディアと事業ポートフォリオのバランスがかなり良いと感じます。
ネット系企業には珍しい。







