野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

フンボルトペンギン

作曲に手をつけたら、すぐにフンボルトペンギンの曲ができてしまいました。「アートサーカス」のワークショップに参加した18人の子どもたちの音楽は斬新なものが多かったのですが、「ズーラシア」のワークショップに参加した6人の大人の音楽は、とにかく「かわいい」、「童心のある」ものなのです。この良さを生かすと、力作じゃなくって、ブルグミュラーじゃないけど、かわいい小品集になりそうな予感。

「ウマとの音楽」世界初演

野村誠作曲のアコーディオンとピアノのための「ウマとの音楽」(2005)がドイツのフォルクヴァンク音楽大学世界初演になりました。そのことが、以下のブログにあります。
http://mie-miki.asablo.jp/blog/2006/02/08/
この作品は、イギリスのバーミンガム郊外の牧場で、ぼくがウマと行った即興演奏をもとに野村幸弘が編集した映像作品「ウマとの音楽」での鍵盤ハーモニカ演奏を書き起こし、それにさらにピアノパートを書き足し、修正を加えてできた曲です。イギリスのウマの前で演奏した即興が、日本で作曲されて、ドイツで演奏される、不思議な気分です。
最優秀の成績で卒業の大田智美さん、本当におめでとうございます!