2007-08-29
■[作曲]思い出すこと
石川でゴロゴロ休暇中です。
せっかく石川に来たので、金沢に住んでいる人に連絡。
金沢21世紀美術館の以倉新さんは、お昼ご飯を食べる時間もないくらい忙しいらしく、電話で声を聞いた。
田中さんとパートナーの成本理香さん(作曲家)と、陶芸家の米田文ちゃん、林加奈ちゃんと5人で食事。のど黒という魚が本当においしかった。
いろいろ話がはずんで、4時間近く同じお店にいました。
田中さんによれば、作曲しているときの感覚というのは、作っているというよりも、思い出している感じが強いそうです。こんな曲を作ろうと、最初にイメージできたときに頭の中にあった曲を思い出す作業。で、記憶の研究の中には、思い出すという作業は、実は作っているんだ、という考え方があるのだそうです。
帰り道、i-podに98年のオランダ、ミデルブルグでの向井山朋子+大井浩明の録音を見つける。(この時、ぼくの曲と田中さんの曲の両方がオランダ、ベルギーで演奏されたのでした)。田中吉史作曲の「Sniff」という曲を聴く。作曲家と4時間近く一緒に過ごし、大半が雑談なのですが、その作曲家の考えに触れた後、この録音を聴いてみると、同じ曲なのに、以前聴いた時と印象が全然違って聴こえてくるものですね。
米田家に戻った後、田中吉史ホームページの様々なメモを、いくつかをみんなで読んでみる。行かなかった演奏会について、演奏会の様子もよく分かるし、田中さんが何を考えたかもよく分かるし、本当に面白く、米田文ちゃん大絶賛でした。以下のホームページで読めます。
■[作曲][感想文]のだめカンタービレ
金沢での休暇もあと少しなので、基本ごろごろ休んでいます。
「のだめカンタービレ」という漫画を、ぼくは初めて読みました。音楽大学を舞台にした面白い漫画なのですが、読んでも読んでも、作曲科の学生が出てこないのです!
ピアノ科の学生、ヴァイオリン科の学生、声楽科の学生、打楽器科の学生、そしてピアノ科の先生などが出てきます。メインの登場人物に作曲の学生や作曲の教授がいないだけでなく、脇役も含めて、一度も作曲の学生も作曲の先生も出てこない。これは一体どういうことなのか!!!
それでいて主人公の「のだめ」は、ピアノのレッスンの時間にピアノの先生と一緒に作曲をしていたりするのです。また、もう一人の主人公のピアノ科在籍で指揮者志望の「千秋真一」も、なぜだか作曲をしているのですが、二人とも作曲科の学生とも先生とも全く接点がないし、接点を持とうともしない。意図的に作曲科を排除して描かれているように感じてしまいました。
それで意地になって、作曲科の学生が登場するまで読もうと思って読んでいたら、結局、夜が明けてしまい、11巻まで作曲科の学生が登場しないままダウン。しかも、途中で、巻末のスペシャルサンクスのところを見ると、何巻にも渡って、作曲家の人の名前があげてあるのです。この作者は、作曲家に取材をしていて、しかも、意図的に作曲家を漫画に登場させていないのです。
漫画はそれなりに面白いのですが、作曲家があまりにも登場しないので、悲しくなってしまいました。文ちゃんによると、18巻になって(舞台はフランスで)、テルミンを演奏する作曲の学生が、ごくわずかだけ登場するのだそうです。ちなみに、音楽学に関しては、全く登場する気配すらありませんでした。
もし、この漫画が、かなり取材をしっかり行って書かれたものだとするならば、現実の音楽大学の中で作曲科の学生も先生も影が薄く、他の学科の学生・先生たちとの交流が少ない、ということになります。現実はそうなのでしょうか?(ご存知の方、ぜひ、教えてください)。
もし、そうならば、音大の作曲科の学生たち、先生たち、もっと交わっていきましょうよ!
いや〜うちの学科は作曲・音楽学・音楽工学・演奏の四つのコースがあったので、作曲の子はよくいましたよ(’◇’)ゞ
別にある演奏学科はもしかしたら触れる時は少ないかもです(>_<)
作曲の授業もたくさんあって先生もいましたよ〜〜〜
確かにのだめは作曲家でてこないですね〜(笑)
のだめは自由に作曲してるけど千秋先輩は確かにもっと作曲の先生に接したほうがいーかもですね(○’v’●)+゜♪
あの漫画、音楽学なんて、出てきそうな気配もないもんねぇ。作曲家が全然出てこないのは、かなりショックでした。
ぼくみたいな音大に無縁の作曲家はともかく、音大の先生とか学生の作曲家は、出てくると思ったのに・・・!