野村誠の作曲日記

2010-12-05

団地アート

「取手アートプロジェクト」の招きで、取手に来て、トークをしました。4年前に呼ばれて、取手には、何度も長期滞在しましたが、それ以来4年間、ご無沙汰していました。いやぁ、懐かしい。

4年ぶりに、プロジェクトを開始します。

野村誠+17組のアーティスト《あーだ、こーだ、けーだ》による新プロジェクト。

今日のトークの最後の結論は


1)井野団地のためのアートプロジェクトをやる

2)団地のある特定の人(例えば、山田さん家族)をターゲットにしたアートプロジェクトをやる

3)そうしたローカルな場所や個人に特化したプロジェクトが、取手市全体や、さらには、日本の各地や世界と、どうつながっていくか!ローカルをとことんやれば、グローバルに辿りつけるはずだ

取手アートプロジェクトの事務局は、井野団地の中にある。もちろん、これまでも、色々、地元の人と交流をしてきていると思います。それなりに、がんばって来たと思うのです。でも、本日のトークに、どれだけ団地の住民が来ていたか、と言えば、非常に少なかった。だから、ここに、地元の団地の人が集まる、そういう場を目指したい、とぼくは思った。せっかく、取手の井野団地でトークするならば、井野団地の住民達も交えて、話したい。

取手アートプロジェクトは、取手市の予算でもあるので、市全体に還元されるべきものです。だから、一ケ所だけ集中してやると、税金が一部の人に享受されている、なんて苦情も出るかもしれない。しかし、みんなのためにやるものは、誰のためにもならないです。だから、「みんなのため」と言うのを、やめてみましょう。

もっと、具体的に、井野団地の〜〜棟の〜〜〜さんのためのアートを考えようよ。そして、そうやって考えた非常にローカルかつプライベートなプロジェクトは、きっと団地の他の人にも、取手市民にも、さらには、日本の各地や世界の各地でも、支持を得る可能性を秘めていると思うのです。

だから、とことんローカルにこだわって、ローカルを深めればこそ、グローバルにいける。そんなプロジェクトをやりたい。世界中でハンバーガーが食べれるようなことが、グローバリゼーションなら、そんなグローバリゼーション、ぼくは要らない。でも、井野団地で生まれた非常にローカルなアートを、世界のあちこちと結びつけていくことができれば、それは素敵だと思うし、それこそアートの役割だと思うのです。

http://www.toride-ap.gr.jp/

ふ 2010/12/07 09:04 いいですね! ガンジーさん的プロジェクト

とらおとらお 2010/12/07 10:44 いいですね!

ながつながつ 2010/12/07 18:34 よろしくお願いします!おもしろくしましょう。

羽原羽原 2010/12/08 00:14 ありがとうございます。勇気を持って踏み切ろうと思います。誰かわからないみんなではなくごく個人的な関係を、しっかりと。
ちびとうろうろしていた間のお話は、映像記録にて、もういちど拝聴したいと思います。世界のどこかで、気にかけてますの野村さんのことばと、このブログにものすごいエールをいただきました。ありがとうございました。ACDのみなさんの再来、とてもうれしいです。

またインドネシアにもどられるのでしたでしょうか。お気をつけて!

のむのむ 2010/12/08 11:49 おおーーっ。たくさん書き込み、嬉しいですねー。
井野団地、盛り上げましょう。
ぼくも、ぼちぼち考えていきますね。

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