野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

タイの村まつり

東京の千住に来ております。東京藝術大学千住キャンパスのスタジオAにて、2月21日15:00-開催する「熱タイ音楽隊の1週間」というイベントの準備です。昨年末のバンコクでの調査ツアーを、生演奏と映像とトークで報告するのです。

ということで、本日は、Srinakharinwirot大学でのワークショップでタイの学生たちから教わったタイの村祭りのリズムを、口唱歌と楽器でやってみました。何度も繰り返してやるうちに、リズムが体に入ってきて、面白いです。小日山拓也さんは、さすがは画伯、バンコクの絵日記が完成度高く、皆驚く!

その後、ウェブマガジンの取材。まずは、小日山さんや小川実加子さんらに取材で、その間に、箏曲家の松澤佑紗さんと、野村誠作曲の箏+ピアノ+アコーディオンのトリオ「六段→交段→空段→穴段の調」を、ピアノと箏でリハーサルしてみました。これは、八橋検校の「六段」をそのまま弾くのに、まったく違った発想のピアノやアコーディオンが合奏する曲なのですが、作曲する時は、そうそうと思って作曲していましたが、いざ自分で演奏してみると、本当に、箏の様々なニュアンスに、どう合わせるかは、非常に奥深く、こりゃー大変な難曲だぁ、と思いましたが、色んな味つけが可能で、本当に面白い。今後も、この曲の演奏の機会を、是非、作っていきたい、実現させていきたいと、思いましたので、誰か企画をして下さい。ぼくも可能性を探りますが、、、。よろしくお願いします。

と、1時間以上練習していたと思うのですが、小日山さん、小川さんへの取材も濃密だったようで、ようやく野村の番に。この後、またまた熱く語ってしまいました。