野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

芸術家と子どもたち

本日、NPO法人芸術家と子どもたち」の理事会。東京で開催ですが、野村は京都の自宅からスカイプで参加。予算や年度計画、今後の展望など、スカイプではありますが、久しぶりに理事会に、参加できました。それにしても、エイジアスとしての初のワークショップを野村が行ったのが、16年前のこと。結局、初年度は、6校で開催し、そのうちの3校を野村が担当したわけですが、昨年度は、(野村が1校も行っていない状態で)76校、実施日数が(延べ)321日でした。

芸術家と子どもたちウェブサイト
http://www.children-art.net/

芸術家と子どもたち」の理事会の後は、実際に子どもに会いに行きました。5年生のゆうちゃんに、ピアノを教えに行く日なのです。ゆうちゃんは、ラップの芯をつないで、楽器を作っていた。前回の宿題の「草原」の曲も弾けるようになっていた。親戚のおじさんに、CFGの3つのコードを教わったらしく、じゃあ、今日はコードネームを教えるか、となり、C、Am、F、Gと4つのコードを左手で弾きながら、右手はアドリブで弾く、というのを教えた。それに合わせて、しばらく即興で演奏していたら、ぼくが弾いていたフレーズを気に入って、「それが弾きたい」というので、それを譜面に書いてやってもらうのも、宿題に。この曲は具体的なタイトルではなく、想像力で、とゆうちゃん。

9月11日の「今の音楽 居間の音楽3」@ながらの座・座に向けて、ぼくの「ポーコン」(2011)の第3楽章だったら、ヴァイオリンの代わりに、箏でやると合うのでは、とスコアを検討。少し、音をかえるとできそうなので、譜面をアレンジして、送信。