野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

火の実験キャンプ

六甲山をずんずん昇った山の上、神戸市立「自然の家」でキャンプファイヤーの実験。7人の学生スタッフ、企画者の永田さんと、持ち寄ったアイディア、道具、そして、山の中を散策して拾い集めたどんぐりや葉っぱなどを結集して、いよいよ火の音楽会に向けて…

バカになっていく

今日も家で作曲。汚く書いたメモ数枚をもとに、昨日書いたところを清書し始める。清書しているうちに、音符を書きかえて、少しずつ変わっていく。そんな風に時間が過ぎる。 エイブルアートの太田さんから電話。京都駅で会う。「エイブルアート・オンステージ…

野村誠は干渉しない 今日は、家で作曲。P−ブロッのための鍵盤ハーモニカ5重奏を書く。ソプラノ1、アルト3、バス1の編成に決まる。 なんだか、書いているうちに、ちょっとレゲエっぽいノリが出てきた。鈴木潤さん(P−ブロッのメンバー)の影響で、P−ブ…

スト

今日は、「静岡科学館るくる」に行こうと計画していたが、朝寝坊して起きたら午後だったので、またの機会にしようと諦めた。「るくる」は最先端の物理学者が大真面目に監修した科学館で、かなり面白いみたい。近々、行きたいと思う。 それで、京都に戻った。…

音楽療法、足洗う

今日は、音楽療法士のコリン・リ−と会うことになった。コリンは、カナダの大学の音楽療法の教授で、倉敷での音楽療法学会に招聘されていた。ぼくも、同じ学会で講師をしていたので、講師控え室に謝礼をもらうためにハンコを押しに行った時、一人で退屈そうに…

平行する宇宙で分担する

朝、いくつかの電話で目を覚ますも、再度眠り込み、本当に目が覚めたのは午後4時だった。洗濯して、銭湯に行って、それから、古田彩さんを訪ねる。 彩さんは、日経新聞の記者で、今は日経サイエンスの編集をやっている。9年前にイギリスのヨーク大学で知り…

いいんだよ、高橋悠治さん

お昼は渋谷で西村佳哲さんに会う。「全国教育系ワークショップフォーラム」 http://www.skunkworks.jp/akagi/ のメールマガジンのインタビューのためだ。この人は、インタビューに録音をせずに、全部その場で文字に書いていくスタイルだった。インタビュー記…

審査員

今日は、明治安田生命の会議室で、エイブルアート・オンステージの助成金の審査委員会があった。障害のある人の舞台芸術活動に対するプロジェクト立ち上げの助成金です。審査員なんかをぼくがするなんて、と思うけど、そんなことしちゃいました。 委員は、 …

指揮者は翻弄する

アコーディオン奏者の大田智美さんが、昨夜から京都の我が家に宿泊。智美ちゃんは、現在ドイツの音大のアコーディオン学科で、御喜美江さんにアコーディオンを教わっている。2年前、御喜さんと「FとI」アコーディオン版の世界初演を演奏。今年の5月には…

桃太郎の死、もう後戻りはできない

ガムラン作品「桃太郎」の第3場の再演(約50分)と第4場の初演(約30分)をした。演奏、舞踊、演技、美術、すべてマルガサリ(+ゲスト数名)で、衣装は水谷由美子さん(山口県立大学教授)が担当。滋賀県水口町の碧水ホールで上演された。 この作品は…

調律実習デイ

今朝は、調律師の上野泰永さんに誘われて、ピアノの音をマニアックに実験するため、京都芸大に行った。メンバーは、京都芸大教授の大串さん(音響)、阿部裕之さん(ピアニスト)、助教授の津崎実さん(心理学)、それに楽器店の枝園典仁さん(十字屋)と、…

掃除 

今日は、自分の部屋の掃除をした。ぼくは、作曲する前には、必ず部屋の掃除をする。掃除機をかけた。でも、今日は作曲はしなかった。 あと、作曲家の三輪真弘さんに紹介してもらった楽譜出版社「マザーアース」に色々な楽譜を見せるために、コンビニでコピー…