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高山真のよしなしごと

2016-05-19 刀はまだまだ使えるようです

 パパンも退院し、実家周りで面倒を見てくれる人たちのシフトもちゃんと組むことができ、ようやく東京に戻ってきました。まずはたまりにたまってしまった原稿をひとつずつ仕上げていくことから始めなくてはね。ダンナ(仮名称)も仕事の追い込みにかかっているみたいだし、友人たちもゴールデンウィークに遊びまくったツケを激務で払っている最中のようだし、遊ぶのはあとでいつでもできるわね。待たせている子たちもいるのですが、まあそれはあたくしの都合に合わせていただきませんとね。

 それは3月のこと、読者のみなさんとさまざまなお話に花を咲かせる会「サロン・ド・タカヤマ」を開いたのですが、さすがに5時間立ちっぱなしのしゃべりっぱなしは、定期通院している40代のオンナ(正確にはゲイ)の体力を相当うばったようで、参加してくださった方々をお見送りした後、会場として使わせてもらったお店で休憩がてらジャスミン茶を飲みながらカラオケしていたの。そしたら、1曲目からどよめいて、席を詰めてくるグループが。そちらのほうを見てみたら、あらやだ、顔も体も大変すばらしい天然モノ。聞けば22歳まではずっと有名高校〜有名大学でラグビーをやっていた27〜28歳のノンケ小僧たちとか。携帯でググってみたらホントにラグビー関係のサイトに名前載ってやんの。

「すげえ。こんなにきれいな声の人はじめてだ。俺ダメだ、ヤバい」

 と言いながらあたくしの唇は奪うわ、首すじにキスの雨を降らせるわ、なんかもう大変な騒ぎ。それを見ている仲間のラグビーっ子たちまで、競うようにあたくしを抱きしめようとするし。20代から30代にはままあった光景なのですが、さすがに40代のど真ん中にきて、こういうことになるとはね。

 待たせている子たちとは、その20代のラガーマンたち。ダンナ(仮名称)はそれを聞いても「刀、錆びついてなかったかー」とケラケラ笑っているし、あたくしも、たぶん小僧たちも単なるアバンチュールとして楽しんでいることだし、ま、こういうことも健康増進のために積極的に取り入れていきませんとね。

 さて、パパンが倒れる前に『an・an』の取材を受けていたのですが、発売になりました。キスマイ藤ヶ谷太輔くんが表紙と巻頭グラビア、中ページでSHINeeグラビアを飾っている号です。巻頭の「好きになってもいいですか?」という特集ページで、恋愛相談にお答えしています。よかったらご一読くださいませ。

 もうひとつ、これもパパンが倒れる前に書き上げていたマイナビウーマンの連載もアップされました。アンアンマイナビウーマンともに、面白いと思ってくださったら、SNSなどで紹介、拡散などしていただけると本当に嬉しいです。

http://woman.mynavi.jp/article/160519-2/

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http://woman.mynavi.jp/tag/rensai_renaisoudanbar/

2016-05-13 そろそろ平常運転に

 パパンが2度目の手術をおこなったため、結局ゴールデンウィーク明けまで実家周りでバタバタすることになってしまいました。こうなってみると、「東京に戻ってきたときの甘いもの」として、ダンナ(仮名称)が、「日持ちするとはいえせいぜい1週間の命」である焼き菓子ではなく、「冷凍庫に入れている限り、相当な期間、大丈夫」なジェラートを買っておいてくれたことに感謝するしかないわね。そこらへんまでデキるオトコだったとは。

…なんて軽口が叩けるのも、2度目の手術が劇的にうまくいき、パパンの退院の日取りも決まったから。ようやく心からホッとしている感じです。

 この連休中に仕上げたいと思っていた原稿が手つかずになっているので、まずは担当さんたちに謝って、この週末は実家できちんとパソコンに向き合わなくては…。遅れに遅れてしまった分を、なんとか取り戻していきましょう。

 パパンが倒れる前に仕上げていたマイナビウーマンの連載、昨日アップされていました。よかったらご一読ください。もし「面白い」「刺さる」と思ってくださったら、SNSなどで紹介、拡散していただけると、本当に嬉しいです。

http://woman.mynavi.jp/article/160512-3/

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2016-05-06 連休明けにはテオブロマ

ここ数日、緊急手術〜入院中のパパンのお見舞いのため、実家と病院の往復ばかり。実家に戻る前に妹からあらかた聞いていたパパンの具合は、想像以上に落ち着いているので、ま、単純に顔を見に行く程度のものだったりするのですが。

「田舎の見栄っ張り」を地で行くパパンは、口を開けば「家族親族に知られたのはしょうがないけど、他の人たちには伝えないでくれ」ってことばかり。あたくしも若い頃だったら「この期に及んで、そこ!? 何を言ってやがんのよ、このお爺ちゃんは」と鼻白んだりもしたのでしょうが、2周くらい回って「今はそれもアリかもね」なんて感じているわ。

「はいはい。でもね、こんな田舎じゃ大きな病院ここだけなんだから、入院が長引けば長引くほど、色んな人に見つかっちゃうでしょ。早く退院したいんだったら、医者の言うことちゃんと聞きなさい」

と笑顔で言い含めることができるようになったのも、年の功ってとこかしら。

先ほどダンナ(仮名称)からは「お父さんの具合どう?」とメールが。「経過は超順調ね。週明けには東京に戻れると思うわ」と返事をしたら、

「いつ帰ってきてもいいように、おれんちの冷凍庫はこんな感じ・笑」と、画像つきの返信が。画像を開いたら、あたくしの好きなアイスクリーム屋「ジェラテリアテオブロマ」のピスタチオショコラのテイクアウト用のカップがギッシリ。

このダンナ(仮名称)、あたくしがパートナーと死に別れたときも、食べることそのものを忘れがちになっていたあたくしを、あちらこちらのレストランや料亭に連れまわし、栄養補給をしてくれた人。パートナーとのこと、パートナーの母親とのことを書いた『エゴイスト』を出版したときも、すきやばし次郎でお祝いしてくれたんだったわ。これは、ダンナ(仮名称)があたくしを喜ばせるための引き出しが少ない…というよりは、あたくしが喜ぶ引き出しが、何年たっても変わらない、というべきでしょうね。

父の面倒を見ながらダンナ(仮名称)と連絡を取っている間に、マイナビウーマンの連載が更新されていました。よかったらご一読ください。よろしくお願いいたします。もし、何かしら「刺さる」部分がありましたら、SNSとかで紹介・拡散などしていただけると、本当にありがたいです。

http://woman.mynavi.jp/article/160505-2/

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さて、連休明け、東京に戻ったら、まずはピスタチオジェラートから攻め込みましょうかね…。

2016-04-30 「プロとしての仕事」について自問自答

 うちのパパンが急に倒れ、その日のうちに緊急手術。というわけで、本当は5月3日あたりからだった帰省予定を早めることに。妹からの電話でだいたいのことは理解し、手術がうまくいったことも知っているから、わりと心は落ち着いています。

 が、「心が落ち着いている」ことと「何も言わない」ことは別。退院したら、パパンの筋金入りの病院嫌いに関してはキッチリ締め上げませんとね。倒れるきっかけの出来事が起きたのは、4月の頭ごろのことだそう。周囲から何度も「検査しな」と言われても「バカ言うな」の一言で切り捨てていたそうで。バカはどっちだって話よ。精密検査を受けていたら、もっと軽い処置で済んでいた可能性が大きいしね。

 あたくしの女友達には、長いこと、うつで苦しんでいる人がいて、先日も久しぶりに会って長い話をしていたのだけれど、その彼女も1年近く病院に行っていないことが判明してね。今回のパパンの知らせを聞いたとき、彼女のことを思い出したわ。彼女との長話のときも、さすがにあたくし「それは行こうよ。いい病院を見つけることをあきらめないようにしましょう」と諭してしまったけれど。

 前回のマイナビウーマンの連載でも、「ギャンブル依存は病気だから、医者の力がないと治すのは無理」と断言したように、あたくしは「プロ」にある程度の信頼を置いている人間よ。ぶっちゃけ、あたくしの肝臓がんも、医者が発見したわけだしね。問題が小さいうちに手を打っておく。プロの力を最大限借りてでも、そうする。それはあたくしにとっては基本中の基本なの。女友達にもパパンにも、それが伝わっていればいいけれど…。

 マイナビウーマンの連載、あたくしはお金をいただく「プロ」として、きちんと仕事できているかしら。今回の連載は「相手にやめてほしいことを伝える術」そして「自分は、相手を変えられるか否か」という問題がテーマ。あたくしなりに精一杯考えたつもりです。よかったらご一読ください。もし「うん、刺さる」と思ってくださったのなら、SNSなどで拡散していただけると、本当に嬉しいです。

http://woman.mynavi.jp/article/160428-3/

 今回分も含めた、いままでのバックナンバーはこちら。

http://woman.mynavi.jp/tag/rensai_renaisoudanbar/

 あと、ラブピースクラブでの連載も更新しています。こちらもよかったらご一読くださいませ。

http://www.lovepiececlub.com/

2016-04-21 百年に一度のねぎらわれ方

 昨夜、女友達というか、かつてお仕事の後輩だった人から超久しぶりに電話があったの。体調も悪くなかったので、本当に久々に誘いに乗って、夜の街に出てみたわ。彼女はあたくしの病気のことも知っているから、お酒の席でお酒を飲まないことも無理なく受け入れられるだろう、という安心感もあって、部屋着から着替えてタクシーに乗り、待ち合わせ場所へ。

 待ち合わせ場所に着いたら、彼女はもうベロベロ。電話で話したときには感じなかったけれど、すでに相当な量の日本酒を流し込んでいたみたい。で、会うなりヤツったら、あたくしのおなかをさすりながら一言。

「よかったあ。腹水たまってないですねえ」

 いやあ、すごいでしょ? あたくしもさすがに、こんなねぎらわれ方をしたのは初めてよ。今日になって酔いがさめた彼女から、ひたすらに謝罪を繰り返す電話が来たけれど、あたくしがこの出来事を徹頭徹尾、笑いでまとめられたのは、まあまあ自分の体調がいいせいでもあるし、「今後5年は、会う人会う人に『鉄板ネタ』としてこの話を披露するわよ」と言ったあたくしに、「もちろんです。最低の女の評判を5年取り続けます」と即答した彼女の潔さもあるわね。

「あと、お詫びとしてあたくしの最新刊『恋愛がらみ。』を買いなさい」

「発売日に買ってます」

「だったらあと5冊買い足して、人に配るのよ!」

「わかりました!」

という展開もあったから、あたくしもたいがいと言えばたいがいなのですが。うふふ。

「深刻なネタとして話すつもりはないから安心しなさい。ただまあ、人を選ぶネタではあるから、アンタ今後は気をつけなさいよ。人によっては絶縁案件だからね」と一応注意はしておいたけど、お酒は魔の液体。どうなることやら…。

「人によって基準が違うもの」というテーマで、マイナビウーマンの連載更新しました。よかったらご一読ください。面白かったらSNSなどで紹介していただけると、あたくしの喜びは頂点に達するわ! うふふ。よろしくお願いいたします。

http://woman.mynavi.jp/outline/160421-4/

今回分も含めた、いままでの連載バックナンバーはこちら。

http://woman.mynavi.jp/tag/rensai_renaisoudanbar/

●1月に出た『恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』、いくつものご感想をいただいています。本当にありがとうございます。時間はかかるかもしれませんが、きっとお返事いたしますね。また、電子書籍版も発売になっています。うれしい…! 以下のサイトで、書籍版のネット販売サイトと、電子書籍が買えるサイトが一覧になっています。現時点でのあたくしの全力を注入した書籍です。宣伝くさくなりますが(というか宣伝ですが)、まだお読みになっていない方にも、ぜひぜひご一読をお願いいたしたく存じております。どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.shogakukan.co.jp/purchase/digital/books/09388452