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高山真のよしなしごと

2016-11-25 書く苦しみ・聴く楽しみ・読む喜び

 昨日の朝、ろくに天気予報をチェックせずに外出して、大変な目に遭いました……。家に戻ってから、上下ともヒートテックを着こみ、その上からカシミアのセーターとモコモコオーバーサイズのフリースのプルオーバーを重ねて、靴下を二枚重ねにして、原稿を書いていました。先にお風呂に入るべきだったのかもしれませんが、入ってしまうと必ず眠気がきてしまうもので……。

 11月17日に『小説すばる』発売されています。今回は「エーグル・ドゥース」のケーキについてのエッセイです。あたくしが、「不特定多数の方々に差し上げるためのケーキ屋さん」というカテゴリーにおいて第1位に置いているお店です。よかったらご一読くださいませ。

 それにしても『小説すばる』の原稿の進み具合の遅さといったら。「普段とは違うやり方で」とか「ニュアンスがちゃんと伝わるかしら」とかあれこれ考えて、書いては消し、書いては消しの状況なのです。要するに、見栄っ張りなんですのね。自分の実力以上のものを、自分の実力と勘違いしている。ただまあ、「この悪戦苦闘も、長い目で見れば自分の能力を高めてくれる」と言い聞かせてやっていこうかと。

 さて、今日は定期的に聞いているラジオ番組のオンエア日。あたくし、『恋愛がらみ。』を出す直前に、FM yokohama 84.7の『God Bless Saturday』という番組にお招きいただいたことがあるのですが、後日、その局で番組を持っているアナウンサー北村浩子さんにお目にかかる機会を得たのです。北村さんが担当なさっている番組が、金曜の朝8時前に流れる『books A to Z』。スッと耳に入ってくる心地よいお声で、北村さんがさまざまな分野の本をご紹介する番組よ。

 北村さん、本当に多方面に造詣が深くて(しかもそれをまったく感じさせないあたりが、「イヤミが服を着ている」「ドヤ感を出せる分野では、とにかくそれを前面に押し出す」あたくしにはまったくマネのできない芸当で)、普段読んでいない分野の本を、きっちり読んでみたくなる気にさせられる素敵な番組なの。もちろん、すでに読んでいて、「素晴らしかった」という本が取り上げられたときも、言葉にしがたい嬉しさがこみあげてきたり。

 あたくしはrajikoで聴いておりますが、ブログでも聴けるようになっていますのでご紹介を。ポッドキャストで聴きたい方は、2番目のアドレスから行けるんじゃないかしら……。

http://blog.fmyokohama.jp/books/

http://blog.fmyokohama.jp/books/podcast.html

 ラジオって、やっぱりなくしちゃいけないメディアよね。さて、今日はガッツリと上下ヒートテックを着こんで出かけましょうか。

2016-11-09 ワーク&サバイブ

 日本もイギリスアメリカも、果たしてこの先どうなるのやら。なんか逆に、「もっともっとしぶとく生き抜いて、先々まで見通してやんなきゃ」ってパワーが湧いてきたわ。医療費稼ぐためにも、お仕事頑張りましょ。マドンナも「We never give up」と言っていたそうだしね。

 11月10日発売の『レタスクラブ』(KADOKAWA)で連載がスタートすることになりました。「女は続くよどこまでも」という、お悩み相談のページです。『Oggi』(小学館)での連載が終了して、1ヶ月と空かずに連載を持たせていただくのは、このうえなく名誉なこと。『Oggi』でそうしていたように、今回も私なりに全力を尽くしたいと思います。『レタスクラブ』は毎月10日・25日発売という隔週刊ですが、しばらくは10日発売の号で掲載されることになるはず。合併号などで掲載スケジュールが変わった場合には、このブログでもお知らせしたいと思っています。

 何度かこのブログでも申し上げていますが、雑誌連載において、編集部に直接、読者の皆様方のお声が届くというのは本当に大きなことなんです。お読みくださったご感想などは、レタスクラブの編集部やHPを通じてお寄せくださいますとありがたいです。我儘を申して恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 あと…申し訳ありません、あたくしったら、連載の告知を一つ忘れておりました。以前、「マコトねえさんの恋愛相談バー」を連載していたマイナビウーマンさんで、連載が始まっております。「マダム・マコトのギフトショップ」というタイトルで、「あまりお財布の痛まない額のプレゼントをエサに、オトコの子ちゃん一本釣り」を目論む企画。「恋愛相談バー」と同じく、今回も12回ほどの期間限定連載です。

 マイナビウーマンさんにまとまった本数の原稿をざっくりお送りしたあと、失念しておりました…。認知症を疑うレベルだわ…。すでに掲載されている分のURLを、第1回目から…。

http://woman.mynavi.jp/article/6163816/

http://woman.mynavi.jp/article/161021-199/

http://woman.mynavi.jp/article/161028-2/

http://woman.mynavi.jp/article/161104/

 こちらは「面白かった」と思ったら、SNSなどでご紹介・拡散していただけるとありがたいです。ダンナ(仮名称)は、「医療費のことはいつでも俺に言いな」と言ってくれているけれど、あたくしはあたくしで、できるところまでは自腹で自分の面倒を見たいオンナだから、まだまだ頑張らなくてはね。さて、遅れに遅れている『小説すばる』の原稿、どうにかしなきゃ…。

PS

「サロン・ド・タカヤマ」にお越しくださった方々、本当にありがとうございました。私としてもとっても実り多い時間でした。あのサロンで話したことのいくつかを、今後ブログでもご紹介していきたいと思っています。

2016-10-28 『Oggi』の最終回に寄せて

 今日発売の『Oggi』(小学館)12月号で、「マナー美人の心意気」は最終回を迎えます。初めて『Oggi』で連載をもったのが、2004年の1月号だから、まるまる13年間も連載させていただいたことになるのね。知っている人は知っている思いますが、月刊の女性ファッション誌の連載って、早いものは半年足らずで終わってしまうもの。私も、2003年の秋口あたりに連載のお話を『Oggi』編集部の方からいただいたとき、「なんとか半年は超えたい。1年続いたら万々歳ね」と気合を入れていたのを思い出します。それがなんだかんだで13年でしょ。これはひとえに、読んでくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。

 いままで、すべてのご相談に全力でお答えしてきたつもりではありますが、最終回は私なりの総決算的・幸福論になったと思っています。ぜひご一読ください。

 そして、この「マナー美人の心意気」に関するご感想・ご意見は、大変恐れ入りますが、『Oggi』編集部のほうに、お手紙やお電話でお寄せいただけますでしょうか。もちろん、このブログでお知らせしているメアドに直接メールをいただくのも大変にありがたいのですが、お手紙や電話などの「お声」が編集部員にいったん届くということは、私のような木っ端エッセイストにとって本当に大きなことなんです。勝手を申して恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 この『Oggi』での連載がきっかけになって、集英社さんからもお声がけをいただき、『小説すばる』での連載もスタートしたわけだし、私にとって、やはり『Oggi』での仕事は特別なものでした。ですから最後に、推定6人の読者のみなさんのお声を、Oggi経由でお聞きしたい。そんな我儘をお許しくださいね。

2016-10-26 ジェネレーションギャップを乗り越えて

 今シーズン、あたくしなりに、たくさんドラマを見るように心がけていました(あくまでも「普段のあたくし比」です)。で、いまも見続けているのは、『逃げるは恥だが役に立つ』と『カインとアベル』、そして『IQ246』の3つ。体たらくにもほどがあります…。

『逃げるは〜〜』については、ラブピースクラブのエッセイであたくしなりに思うことを書いてみました。よかったらご一読ください。

http://www.lovepiececlub.com/culture/gourmet/2016/10/25/entry_006309.html

『逃げるは〜〜』の主人公・森山みくりは、「有名なテレビ番組に自分が出ている」という妄想が「癖」の域に達している女性です。で、みくり、『筑紫哲也NEWS23』の『異論・反論・オブジェクション』というコーナーのネタを、契約結婚相手の平匡(10歳年上)との会話で出したところ、「けっこう古いですね」と言われる…というシーンがありました。「けっこう古い」…。まあそうなんですよねえ…。

 体調を崩して最近はめっきりご無沙汰しつつあるのですが、新宿二丁目の観光バー(ノンケも入れる店のことね)で聖子とか歌ってたりすると、20代の男女から「子どものころ、親がカーステでかけてた中で、すごく好きな曲です」と言われてしまったり。あたくしはわりと早い時期、30代のはじめごろには「ババアとしてのアタシ」の追求、ブランディングに精を出していたから、そういう言葉をかけられるのも願ったりかなったりなのですが。

 山田涼介が主演する『カインとアベル』も、これが聖書をモチーフにしたものであることはあたしくにもピンとこないのですが、ジェームス・ディーンの『エデンの東』に大いにインスパイアされているとは思っています。そして当然、「お若い方々には『エデンの東』と言ってもピンとはこないのでしょう」ということも、あらかじめ覚悟もしているわけです。『IQ246』における織田裕二の演技を見て、『相棒』で水谷豊演じる右京がベースになったものととらえるか、『名探偵ポワロ』の吹き替え版で主人公ポワロの声を担当した熊倉一雄さんを連想するかで、世代の差が出るようなものかしら。

 そういったジェネレーションギャップを感じつつ、それを受け入れながらも、それでもお若い方々にも届いたり刺さったりするようなものを書いていくこと…。あらためて、決意を持たなくてはいけませんわね。

2016-10-17 ケーキをはさんでおしゃべり

 今日は久しぶりに外での打ち合わせ。ジャン・ポール・エヴァングアヤキルショコラショーをいただいたわ。美味しかった…。 現在、『小説すばる』でケーキにまつわるエッセイを連載しているのですが、エバンはなんだかんだ言っても外せないわね…。

 さて、今日発売の『小説すばる』11月号では、私の好きな「関西のケーキ屋さん」3軒をからめながら、「オンナのハードボイルド」を書いてみたつもりです。よかったらご一読ください。このエッセイのご感想は、わがままを申しますが、『小説すばる』の編集部のほうにお寄せくださいましたら幸いです。

 サロン・ド・タカヤマでみなさんにお出ししようと目論んでいるケーキ屋さんのことも、小説すばるで近々書くつもり。ケーキをはさんでおしゃべりする時間は、精神の健康のためには不可欠ですわね!