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高山真のよしなしごと

2017-02-21 フィギュアスケート四大陸選手権

小説すばる』(集英社)の連載『泣けるケーキ』の原稿がようやく仕上がりました。はあ、毎月毎月、「もっといい表現はないか。もっと上手に書けないか」と悩んでは消し、悩んでは消しの繰り返しですが、1ヶ月ごとにちょっとずつよくなっていると信じたいわ。

(主に)東京にある、チェーン展開をしていないお店の、固有のケーキを取り上げているこのエッセイ。でも、どこにお住まいの方であっても、その方のエバーグリーンな何かに触れるようなものを書きたい、という私なりのテーマは、ちゃんと実っているかしら。『小説すばる』3月号、2月17日に発売されています。よかったらご一読ください。

 2月10日に発売になっていますが、『レタスクラブ』(KADOKAWA)の人生相談のページ、「女は続くよどこまでも」も、ご報告が遅れてしまってごめんなさい。

高山に相談してみたい」という方は、レタスクラブのHPからでも受け付けているそうです。レタスクラブの会員になる必要がありますが、会費などは一切無料です。

https://wwws.lettuceclub.net/member/login/

 こちらのページの、下のほうにある「レタスクラブ会員登録」をクリックし、必要事項を明記なさってください。この連載のご感想なども、こちらのHPを通じてお送りいただけるのではないかしら…。どうぞよろしくお願いいたします。

 サイゾーpremiumさん、ちょっと間隔が空いてしまいましたが、更新されています。フィギュアスケート四大陸選手権観戦記、女子編です。相も変わらず「フィギュアスケートに興味がない人には、書いてあることの95%が意味不明」なエッセイだとは思いますが、よかったら…。

http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2017/02/post_7378/

 男子編は現在執筆中。明日には、男子編も、ラブピースクラブさんのエッセイも更新されると思います。面白いと思ってくださったら、SNSなどでご紹介いただけると望外の喜びです。よろしくお願いいたします。

 仕事がひと段落ついたら、草間彌生展、行きたい行きたい行きたい!

2017-01-27 体が治ったら…

 体が治ったら、何をしたいか。この間、友人にそう訊かれて、「テニスをもう一度しっかりやってみたいわね」と答えました。あたくしが初めて硬式のテニスラケットを握ったのはミドルティーンの頃。今やれている運動といったら、のんびりしたウォーキングがせいぜい。10代、20代の頃と同じ感覚で体が動くわけもないのですが、テニスクラブに入ってもう一度始めてみようかなと。その日が来るのが楽しみだわ!

 さてさて、ラブピースクラブの連載、今年最初の更新です。『東京タラレバ娘』についてのエッセイです。よかったらご一読くださいませ。

http://www.lovepiececlub.com/culture/gourmet/2017/01/26/entry_006479.html

2017-01-19 バレンタインを先取りしてみたり

 2017年ももう20日ほど過ぎてしまいました。このタイミングで新年のご挨拶を申し上げるのは、あまりにも遅すぎるのでご容赦くださいませね。

推定5人の読者の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 あたくしは、さっそく小説すばるの原稿で苦しんでおります…。相変わらず、実力のほどもわきまえず、自分に求めるばかりの状態です。とほほ。

 ただ、いままでのエッセイとは全く違う角度や文体でものを書くのは、あたくしのこれからにとって、とてもいい刺激になっているのも事実。なんか『エゴイスト』書いてたときの感覚を再び味わっている感じなのです。1月17日に発売された2月号では、バレンタインの先取り的な感じで、エヴァンのことを書いています。よかったらご一読ください。

 そしてレタスクラブも1月10日に発売されています。こちらも私なりに超真剣に書いているつもり。よかったらご一読くださいませ。

 今年も私なりに体調に留意しつつ、できるだけ皆さんとの密な交流ができるよう頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

2016-12-29 ババア渡世はこれからが本番

 今年もあっという間に過ぎてしまいました。推定4人の読者の皆様、今年も本当にありがとうございました。

『恋愛がらみ 〜不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)の発売に始まり、5年ぶりくらいで開いたトークサロン、『小説すばる』(集英社)と『レタスクラブ』(KADOKAWA)での連載スタートと、あたくしとしてはけっこうイベント続きの1年だったような気がいたします。

 そうそう、「お仕事」としてフィギュアスケートのことを書き始めるようになったのも今年から。いままで、「好き」が昂じすぎているものについては書くのをためらってきたのですが、ま、いままで手がけてきた「このカテゴリーならそれなりに冷静に書けるはず」という分野も、客観的に見たらたいしたクオリティではないかもしれないわけで、「そう考えたら別にフィギュアスケートのことだけ勿体ぶるのもおかしな話ね…」と、思うまま感じたままを綴ってみようかと。そんなスケオタの暴走に一言の文句も言わないサイゾーpremiumさんに改めて感謝。フィギュアスケートのエッセイであたくしのことを知ってくださった方々から、心温まるメールをいただいたのも嬉しかったわ。本当にありがとうございました。メールをくださった方おひとりにつき、必ず1回はお返事したいと思っていますが、仕事の都合でちょっと時間がかかってしまうかもしれないこと、ご了承くださいね。

 さて、12月30日でマイナビウーマンさんの期間限定連載「マダム・マコトのギフトショップ」が最終回を迎えます。最近の連ドラのようにワンクールでお送りするスタイルね。マイナビウーマンさんとお仕事をさせていただく機会も、今年2回ありました。最初の「マコトねえさんの恋愛相談バー」が終了したあと、もう1度お声をかけてくださったマイナビウーマンさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

https://woman.mynavi.jp/article/161223-41/ (12月23日アップ分)

https://woman.mynavi.jp/article/161230-60/ (12月30日アップ予定)

 よかったらご一読ください。

 そして『小説すばる』が12月17日に発売されています。今回は、あたくしの18〜19歳当時の思い出と、帝国ホテル「ガルガンチュワ」のブルーベリーパイをからめたエッセイです。あたくしにもあんな青い時期があったんだわね…と、原稿書きながら甘酸っぱい気持ちになってみたり。年末の読書タイムのひとつに加えていただけたら幸甚です。

小説すばる』の仕事をやるようになってつくづく感じていることなのですが、人生の折り返しを過ぎて、「あの頃を懐かしむ」というニュアンスよりは「あの頃をもう一度克明に再生しようと努める」時間を持つのは、かなりのアンチエイジング効果があるのかもしれない。あたくしこの2カ月ほど、某俳優とか某格闘家とか某スポーツ系大学生に、年齢をサバ読まずに言った瞬間に叫ばれたりしちゃったもの。あたくしは「ビバ!ババア」体質なので、そんなリアクションによろめいたりはしません(その中でアバンチュールめいたものがあったのも格闘家だけです)が、ここ1〜2年と比べて明らかにそういう機会が増えたのは、インナートリップで10代や20代を追体験する機会が増えたせいなのかも。そんな気づきとともに、今後やっていきたいお仕事への可能性もなんとなく見えてきそうな予感。実を言うと、今年、通算2度目の手術もしたのですが、喜ばしいことにまあまあうまくいったみたいだし、新しい欲も出てきたし、まだまだしぶとく生き抜く気力充分よ。あと40年は世にはばかってやるわ! うふふ。

 みなさまの2017年が素晴らしい年になりますことを心からお祈りいたします。お互い、ビューティフル・サバイバーとして、実り多きババア渡世を!

 どうぞよいお年をお迎えくださいね!

2016-12-24 フィギュアスケートマニアとクリスマスイブ

 今年のイブ、私はダンナ(仮名称)の家で、イデミ・スギノのクリスマスケーキ2種類と紅茶をいただきながらテレビを見ておりました。マンゴーパッションフルーツ、グァバなど6種類の果物を組み合わせ、それぞれの酸味や風味の「独立性」と「マリアージュ」を凄まじいバランスで両立させた『フィースト』と、ショコラ×ピスタチオ×スミレ×カシスの、口どけも香りも圧倒的な『ラウレッタ』。はあ、素晴らしかった…。

 で、見ていたテレビは、当然、フィギュアスケート全日本選手権です。宇野昌磨が「ステップシークエンスやコレオシークエンスのときだけでなく、プログラム全編にわたって『不明確なエッジが見あたらない』という選手になりつつある」ことに、あらためて感服。そんな明確なエッジに、音楽をからめていく。これができてこそ、世界の超一流の選手なんですよね…。

 2位に入った田中刑事。NHK杯のフリーが特に素晴らしかったのですが、今回も、それに近いところまで出してきた。2戦続けてかなりいい出来で滑るって、本当に難しいはず。なんというか、ひとつ壁を超えたのかもしれません。

 フリーの曲は、歴史に名を残すイタリア映画監督フェリーニの『アマルコルド』『カビリアの夜』『81/2』をメドレーで。フェリーニ超好き。『道』と『81/2』は25年前、大学生のときに見てその日は眠れなくなるくらい感動したり興奮したことを今でも覚えています。

 で、田中選手が使った『カビリアの夜』『81/2』のあたりは、あたくしの世代としてはどうしてもウソワ&ズーリンのリレハンメル五輪フリーダンスを思い起こさせます。

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 久しぶりに見てみましたが、やはり素晴らしい。冒頭、軽く3歩蹴っただけで、なんでこんなにスムーズにシャープなカーブを描けるのか(しかもお互いのホールドが微動だにしません)。その後も、何度も「ひゃあー」と声が出てしまうほど、滑らかで無駄がなく、上手い。F1レースでいうところの「ヘアピンカーブ」みたいなエッジワークや、進行方向に対して90度に近い角度でスケートの刃を出していく(前に進むスピードをガッツリ削りかねないということです)エッジワークを盛り盛りに入れても、スピードも態勢もまったくゆるみがないって、いったいどうなっているんでしょう。

 世界選手権覇者であり、オリンピックでも複数のメダルを持っているアイスダンサーと、シングルの選手を、エッジワークで比較するのは野暮なので、ウソワ&ズーリンのことはこれくらいにしましょう。個人的には、田中選手が去年の『椿姫』からガラリと変え、こういったコミカルな曲にチャレンジしたことに拍手を送りたい気持ちです。ドラマティックな曲の力を借りて演技にドラマ性を出すより、こういった曲で演技全体から小粋さを浮かび上がらせるほうがはるかに難しいと私は思うのです。で、その小粋さ、とてもよく出ていたのでは。最後のコンビネーションスピン、特に足替え前のスピードもいいですねえ…!

 女子のシングルは、本当に素晴らしい演技がたくさん…! 宮原知子のとことん精緻でありながらスピードあふれる(あの小柄な体、絶対に少ないはずの体重で、あそこまでスピードに乗るって只事ではありません)演技も、本郷理華のダイナミックで躍動感あふれる演技も特筆すべきものでした。浅田真央は、個人的にファンなので冷静には語れませんが、ただただ本人が納得する道を進んでほしい、それを本人ができていると思っているのならそれだけでいい、という感じです。

 で、温故知新派としては、やはり樋口新葉が使っていた曲に肩入れしないわけにはいきません。思い出すのは何と言ってもベレズナヤ&シハルリドゼのソルトレークシティーショートプログラム。私は、ペアの歴代ナンバーワンにゴルデーワ&グリンコフを置いているのですが、それでも、この演技は、オリンピックの歴史上でも1,2を争う名プログラムであり、出来栄えです。まだ15歳の樋口選手はともかく、コーチがこの演技を知らないはずがありません。「この曲を使う」という決断をしただけで、コーチがどれだけ樋口選手の能力を信頼しているか、わかりますわ。

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