「光」と「闇」
今日は部活で帰るころには、辺りがすっかり暗くなっていた。
新月だったので、星もよく見えた。
そんな夜の一枚。
この光の裏側にあるものを考えてしまう。
夜景は確かに綺麗だけれど、その光は人が活動しているという証なんだよね。
夜景の光の裏では、様々な欲望が渦を巻いているのかも知れない。
そう考えると「闇」こそが本当に美しいと言えるのでないかと思ってしまう。
しかし、待って欲しい。
本当にそうなのだろうか。
人類が初めて「火」という「光」を手にしたとき。
電球が町を照らし始めたとき。
人々は歓喜に包まれたのではないのだろうか。
そう。人々は待っているのかもしれない。
「光」が「闇」を打ち消す時を。
「光」と「闇」が同時に存在することで、美しいと言えるのではないのだろうか。
片方だけで判断してはいけないのかも知れない。
さて。
夜空という「闇」に輝く「光」。
星空を見上げてから、今夜は寝るとするかな。
それでは。
Have a nice dream.