たかが視聴率 されど視聴率 絶好調 『ゲゲゲの女房』


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 記憶(心に残る)をたどると、連続テレビドラマに依存したのは2000年の「私の青空田畑智子)」→「オードリー(岡本綾)」→「ちゅらさん国仲涼子)」→「ほんまもん(池脇千鶴)」あたりからだろう。「さくら」「まんてん」「こころ」「てるてる家族」「天花(てんか)」と続き、2004年からは「わかば」「ファイト(本仮屋ユイカ)」「風のハルカ村川絵梨)」そして大好きな宮崎あおいの「純情きらり」、「芋たこなんきん」、「どんと晴れ(比嘉愛未)」、これまたファンの貫地谷しほりの「ちりとてちん」、「瞳」「だんだん」多部未華子の「つばさ」、「ウェルかめ(倉科カナ)」 
 そして松下奈緒さんの「ゲゲゲの女房」です。いつからでしょう?マスコミは最低視聴率だと毎回騒ぎ立てることを半年間行事にしてるの。
 
 テレビ視聴率は世の中の変化につれて、どんどん落ちているのは事実だ。なにもNHKの朝ドラ(再放送は午後も夜もある)だけではないのに、目のカタキにしている。書く方は実際に視ているのだろうか?

 2010年上期のドラマ(ビデオリサーチ社調べ関東地区対象)でも、菅野美穂さん主演(助演の永作博美さんも良かった)の「曲げられない女」は初回15.4%で前半はかなり低空飛行(それでも10%台は確保)だが後半にドラマのおもしろさが浸透し最終回は18.6%と上昇した。 

 同じ例は、(1度も触手が伸びなかった)「Mother」が初回11.8%→最終回16.3% (何度か視たが、仲村トオルの演技に違和感を覚えてパスが多かった)「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」も12.4%→15.1% (これも題材にチョットの感じで視なかった)「不毛地帯」12.1%→15.1% 

 逆の例では、ご存じ月9の王者木村拓哉の「月の恋人〜Moon Lovers〜」(初回と第2回は視たんだけれど設定が古い感じがした)22.4%→16.2% 個人的には好きなドラマの「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」(これはもちろん米国のリリー・ラッシュ刑事(キャスリン・モリス)の「コールドケース」の模倣作)は全体を通じて健闘していたが後半に息切れた18.0%→12.8%  これもまた「 FBI 失踪者を追え!(原題:Without a Trace)」の模倣作である「警視庁 失踪人捜査課」16.4%→11.8% 両作品とも独自性を出そうと努力はみせていたが、本物との差はやはり・・・。

 さて『ゲゲゲの女房』です。当然わたしのようなコア?なファンは、叩かれ通しだった「ウェルかめ」( 最終回の視聴率は関東地区13.3%、関西地区10.6%(ビデオリサーチ社調べ) 平均世帯視聴率は関東地区13.5%、関西地区10.8%(ビデオリサーチ社調べ)で共に歴代最低視聴率を記録した)も全部の回をみました。今回も最低視聴率だが(何の意味もない報道)それでもへこたらずゲゲゲの女房を初回から(見逃せば昼の夜の土曜日の再放送で追いかけて)みています。とりわけてワクワク感もドキドキ感(死神登場のときを除く)もないけれど、浦木克夫(杉浦太陽が好演)を除いて善人ばかりである点。時代(高度経済成長期)に1歩乗り遅れた水木家(ドラマでは村井家)の貧乏暮らしにもかかわらず健気な生活ぶり。当然に松下奈緒さんのまっすぐな演技。河合はるこ役の南明奈がなかなか良い。 飯田源兵衛役の大杉漣さん・飯田ミヤコ役の古手川祐子さん・村井修平役の風間杜夫さん・ 村井絹代役の竹下景子さん 飯田家と村井家の父母役のベテラン陣のがんばり。それと宝塚ファンとしては反省する主人公?村井茂(水木しげる):向井理のお兄さん(村井雄一:大倉孝二)の妻役で出演の愛華(あいか)みれさんを見逃していた点を含めて、淡々としているが次話をみたくなる脚本(山本むつみ)の見事さ、そして忘れていけないのは、主題歌:「ありがとう」、歌:いきものがかりです。それに毎回構成を変えて、初めから完全にみなくてはいけない点がおおきいかも?w。

 ビデオリサーチ調べで、3月29日放送の第1話の視聴率が14.8%(関東地区)、関西地区では10.1%だった。歴代で『どんど晴れ』の14.9%(関東地区)を下回り、ワースト1位となった。ただ、第2話以降は上昇傾向を維持しており、5月25日放送分では関東地区で18.8%を記録、本作の最高視聴率を更新した。さらに6月12日放送分では20.4%を記録、初の20%超えを果たした。

 3月29日に始まったNHK朝の連続テレビ小説ゲゲゲの女房」の総合テレビでの初回視聴率が関東地区で14.8%だったと、ビデオリサーチが30日、発表した。過去最低だった2007年の「どんど晴れ」の14.9%、前作「ウェルかめ」の16.0%を下回った。「ゲゲゲの女房」は、視聴者の生活リズムに合わせるため、これまでより15分早い午前8時に放送が始まる。
 関西地区は10.1%、名古屋地区は14.7%、北部九州地区は8.9%だった。


ゲンダイネットより引用

「朝は寝床でグーグーグー」?――。29日から始まったNHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房」が冴えないスタートとなった。 ビデオリサーチの調べによると、初回の平均世帯視聴率が、関東地区14.8%、関西地区10.1%で、07年の「どんど晴れ」(14.9%=関東)、09年の「ウェルかめ」(11.8%=関西)を下回る過去最低記録を更新したのだ。「ゲゲゲの女房」は、妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏の妻・武良布枝さんを主人公にした物語。女優の松下奈緒が主役を演じ、NHKは48年ぶりに放送時間を15分繰り上げて午前8時に変更。放送前から番宣で大々的にPRするなど、力を注いできた。「題材となった『ゲゲゲの鬼太郎』は大人から子どもまで幅広い層に人気があるアニメです。作者の女房が主人公とはいえ、アニメ人気の取り込みを狙ったのは間違いない。近年、苦戦が目立つ連ドラの立て直しを図ろうとするNHKの意気込みが伝わってきただけに、担当者はさぞガッカリでしょう」(放送業界関係者)NHK広報部は「内容には自信を持っている。半年間、じっくり楽しんでください」と 自信マンマンなのだが……。放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう言う。 「NHKに限らず、連ドラは民放でも苦戦が続いている。視聴者の生活様式が 24時間化していて、決まった時間、パターンで生活する人が減っているためです。 さらに番組制作の均質化がある。ドラマでもバラエティーでも、何か当たるとテレビ各社が皆、 二匹目のドジョウを狙い、キャスティングやストーリーをまねるため、視聴者が飽きるのが 早いのです。NHKは主役に新人を起用するなど変化を試みているものの、キャスティングの ダブり感は否めない。視聴者にワクワク、ドキドキ感を提供できていないのです」 放送は9月25日まで。果たして視聴率はそれまでに「楽しいな」という結果になるか。