おお さかもと! しんでしまうとは なさけない…。 このページをアンテナに追加

2007.06/23[Sat]

 最近、100円玉と10円玉をよく目をこらさないと見分けられない。200円の買い物を20円で払おうとしている自分に気づく。

 そういえば約束どおり、ウォーレスの「正義の四人/ロンドン大包囲網」は買った。キングコングなどの作品で知られるヒットメーカーが書いた、必殺仕事人というべきか、そんなあらすじを聞いてずっと読みたいと思っていた本である。ムッハー

 あと今月は創元のブロックも気になるところ。まぁ、今アクーニンとか積んでるんだけどね。

[]HJ D&D・ウォーハンマーコンベンション 14:40 HJ D&D・ウォーハンマーコンベンションを含むブックマーク

 というわけで、行ってまいりました。前回に引き続き私はウォーハンマーの上級者というほうで参加。

 さすがD&Dと共同ということもあり人が多い。d20モダンもやっている。ウォーハンマーは本格卓2卓、初心者卓2卓のようす。前回のHJコンでも一緒になった人と今回も同卓に、GM曰く「ウォーハンマーの公式イベントは参加者の数は少なくても参加率は高いし。同じような顔ぶれが良く集まる」とのこと。

 というわけで3人のパーティでの冒険と相成ったわけだが、GM「いやぁ、最初7人て聞いていたから、ちょっと強めに組んできちゃったよ。全滅OKって言ってたしまぁいいかな」って、オイオイ。身内ではクトゥルフをやると言ったが、さすがにウォーハンマーで当初から死ぬ気ではかかれないて!

 わしのキャラはオットマー・フットレル。人間の遺跡荒らし。戦闘には優秀な斥候騎乗兵との二択ではあったが、なんというか胡散臭いキャラがやりたかったため、完全にネタキャラ化を目指す。強運により危険あふれる遺跡にもぐっても無傷という奇跡の男。アベルランドの寒村で暮らしていたが、謎の老婆に「人生で最大のラッキーがやってくる」というお告げを受け、冒険家を志す。というキャラクター。

 ハーフリングの扇動者にして、自称ブレトニア貴族、第六感の持ち主、ド=ガバチョ。また、パーティの支え役、戦闘は任せた、エルフ傭兵、ラバンディル。という凸凹3人組のパーティを組み、何度か遺跡探検を成功させ、そこそこ稼ぎを得ている。

 今回の仕事は自分の教区に混沌の軍勢が攻め込んできた上級神官ダッタルドルス師より「混沌に滅ぼされたと聞いた村なのに、村人は元気でいる。これはやつらが混沌に寝返ったからに違いない。調査、あわよくば皆殺しにしてこい」という話。ダッタルドルス自身、混沌が自分の教区の村を襲っているのに、何も救援もよこさなかった悪徳神官なのだが、大神官補佐官への昇進を争う中、自分の教区に混沌の村があるというスキャンダルは困る。という教団内の腐敗が現れまくりな依頼。

 扇動者ド・ガバチョとその付き人二名によるデモ行進、村での生活を経て、混沌の軍団によって滅ぼされた村民たちを支持者へと引き入れることに。

 ダッタルドルス自身は副官が混沌に寝返ったこともあり、完全に教団内での力を失うも彼に成り代わって力をつけた政敵の弱みを事件の中で握った我々は、これをネタに政敵をゆすり、シグマー教団という権力を得ようとするのだった。

 なかなかハーフリングの扇動者がキレてて楽しいシナリオとなり、変な方向へ走り気味のパーティをエルフの傭兵がまとめてくれる(「エルフ袋に激痛が!!」「大丈夫か!!?ラバンディル!!」「申し訳ありません、このエルフめはエルフ袋に持病をもっておりまして、すこしご退席を願いたい」という一連の流れから作戦タイムにはいるのはお約束)と、おちゃらけながらも要所は押さえ、実にウォーハンマーらしいシナリオに。

 しかし、しばらく遊んでないとだいぶルールを失念している。上級者卓だったのにルールを思い出しながらプレイしていたのはすこし恥ずかしいところ。次回も参加できればもうすこし勉強しておきたいところ。

[][]キャッスル・ファルケンシュタイン 04:02 キャッスル・ファルケンシュタインを含むブックマーク

 バイト先でThornさんが読んでるのを横から覗き込んで、つい購入。読み物として読んでもバリバリいけます。スチームパンクTRPGFEARの『ギア・アンティーク』やネット上で公開されていた『蒸気爆発野郎!』の二つが記憶に残っているが、こっちは初見。

 感覚としては、サプリメントが一冊、別冊の小冊子にルルブがついているといった感じ。世界観を説明するために書かれている主人公トーマス・エドワード・オラムのニュー・ヨーロッパ(19世紀のヨーロッパにファンタジーが融合した世界)での冒険物語が分厚いルールブックの半分以上を占め、巻末にルールセクションがすこしあるという話。(そこさえも、トムがニューヨーロッパの世界の有閑な紳士淑女のために、テーブルトークゲームを広めるためにこのゲームを作りました、という設定である)

 ゲームとしてのルールはかなり原初的な印象であるが、その分、それだけ作りこまれた世界観の完成度が高い。19世紀ヨーロッパを舞台にした色々なシナリオが組めそうな感じである。スチームパンクをぽっぷにしたものというと、わしの中じゃどうしてもアニメ『名探偵ホームズ』であるのだが、このシステムであればそんな軽いものから、『007』のような国家工作員としてナポレオン3世のフランスに忍び込み、科学長官ジュール=ヴェルヌ(この世界ではジュール=ヴェルヌが科学長官として80日間世界一周を実現せしめているのだ)の最新鋭の発明の計画を盗みだせ。とかそういうものでも可能な気がする。

 以前、あかさたなさん・ねこざきさんと、国産のTRPGは元ネタありきでゲームは同人的な二次創作、そのぶん、ヴァンパイアなどの海外のTRPGはゲームが他のジャンルへと影響を及ぼしている、ということを話したことを思い出す。d20システムがオープンソースであることから分かるように、システムよりも世界観に対する比重は高い。

 あくまでも二次創作という域をでないゲームに対して、そしてそういうシステムしか受け入れられない市場に対して、すこし考えさせられちゃったりしたわけである。キャッスル・ファルケンシュタインのようなルルブは確実に国内産ゲームじゃ出てこないだろう。

ThornThorn 2007/06/27 23:56 おお、すばらしい!
世界観に比重ゲームの地位は、この国ではとても低いのです。
『ヴァンパイア』が翻訳されたばかりの頃とかは、まだ世界観レベルの
話が通じたのですけれども、だんだん、そういう感性がアウトカースト的になりつつある気がします。
いずれ雑誌記事も全弾入手予定なので、いずれやってみましょう。
なお、Wikipediaで「スチームパンク」を調べると、色々とスチームパンクの元祖的小説作品が見つかるので、機会があればチェックしてみて下さい。

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