同窓会
久しぶりの同窓会で、といっても先生を含めて3人しかいないのだけど、母校の恩師にあった。
恩師に近況報告をしているとだんだんと昔の自分に戻っていく。
楽しいひとときだけど、これだけは伝えないとと思って泥酔するまえ(あと?)にウェブ時代をゆくを恩師に読んでくれとうったえた。
酔った勢いもあり、なんでこの本がいいのかをとにかく懸命にうったえた。
僕はプログラマの仕事をしてもう5年ぐらいになる、その5年間の中にはぶっちゃけITなんてやだなぁと思った事が何度かある。
プログラムとかアルゴリズムとかそういう言葉すら聞きたくないなぁと思った。
プログラマはIT業界の底辺だよと馬鹿にされたり、プログラムの価値そのものを否定されたりしたのが原因だ。言ってきた相手は年齢も性別もさまざまだけど、結構多かったと思う。
今もそうだけどITの仕事に関して暗い、ネガティブなニュースも多い。
そんな中、自信の無かった僕はすごく消極的になっていた、しかもつい最近まで。
しかし、そんな中でこのウェブ時代をゆくとウェブ進化論にはすごく励まされた。
この本に出てくる文章に自分の魂が揺さぶられた、Rock youされた、感動した。
言い替えると、ブログ書いたり、会社で情報共有したり、自分のソースを公開しようとしたり、Googleに行ってみたり…魂がこもった行動を取る原動力をもらった。
最初の一歩をふみだすにはふんぎりがつかなかった領域に踏み出す原動力。
この本から受け取った感動とそこから生まれた行動を、10代の時に同じように感動させられ、行動する僕を支えてくれた恩師に伝えた。
恩師は熱く語る僕を当時と同じような目をして真剣に受け止めてくれ、読むと約束してくれた。
とても嬉しい同窓会だった。