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2005-04-04

ルナー魔術学院の冒険!!

こんなものも発掘。

たしか、TOME#3が落ちてコピーペーパーに使ったネタだったなぁ。

結局、本には載りませんでしたとさ(あたりまえ)

やはり長いので「つづきを読む」でどうぞ。




ルナー魔術学院の冒険!!

Adeventure in Lunar College of Magic !!

■沿革 History

 第5ウェインに入り、帝国はシェン・セレリスの破壊からの復興を終えるとともに、南方への拡大政策を取り始めた。5/12(1475年)、魔術を戦力とすることに特に積極的であった当時の赤の皇帝(マグニフィクス)は、“踊り子”ホン・イールの進言を容れ、各種魔術体系を理論的に研究し、効率的に運用するための教育/研究機関、「ルナー魔術学院」を設立した。

 ルナー魔術学院の中でも最高位に位置づけられるのは「銀の影」君主領の「野戦魔術学院」(Field School of Magic)であるが、他にも各君主領、属領地に分校が置かれている。特に有名なのは、魔術の戦争での運用法(魔術戦略論)の研究で名高い「アルコス新学院」の魔術兵科軍学校、カルマニアの魔道研究の最高学府「マギの学院」である。ターシュ王国における魔術学院は昇月の寺院の中にあり、「上弦三日月学院」と呼ばれている。

■野戦魔術学院の概観

"What is Field School of Magic like ?"

 野戦魔術学院は「銀の影」君主領中部の中都市、ムーンウォール市(Moonwall)の郊外にある。

 下級生徒の通う授業棟、上級生徒が研修する講義棟、「貴婦人」が研究を行っている研究棟が学院の中心である。その他には、大図書館や食堂、皇帝と七母神に捧げられたバシリカ(寺院)、帝国各地の神を礼拝できる万神殿、施療院、男女別の寄宿舎、運動場などの設備が整っている。ルナー様式の石造りの高い壁にかこまれた敷地には、様々な植物が植えられている。

 学院は、全寮制である。下級生徒たちは学院長の許可がない限り、学院からの外出を禁じられている。上級生徒は実地研修として帝国各地へ派遣されることも多くなる。研究職である「貴婦人」には特に住居に関する制限はなく、ムーンウォール市に家庭を持つ者も多い。

 現在(1621年)の学院長は、教師のイェルムとイリピー・オントールの司祭である“聡明なる”タティウスである。しかしながら、彼は現在は南方の属領地軍で軍役に就いているため、かわりにディー・ゾーラの女祭であるユスティニアン女史が院長代理を務めている。彼女は一見、温厚な老婦人にしか見えない。

■下級生徒 Minor Class

 上級生徒へ上がる前の教養課程として設けられている。主に12〜15歳の子女子から成るが、特に年齢が制限されているわけではなく、才能があれば7歳以上で入学が認められる。入学に際しては、帝国市民権を持っている(赤の皇帝のカルトに入信している)ことが条件となる。種族、性別に関する制限は全くない。

 下級生徒は、男子は白を基調としたチュニック、女子は白いドレスの制服を着る。学費は年に1,000ルナー。奨学金制度もある。

 下級生徒は2年間(最低。成績が悪ければ4年まで)の間、精霊魔術、ルーン魔術、魔道の三つの体系について一般的な講義を受ける。さらに、集団魔術(後述)やルナー魔術、啓発の教えについても、ガイダンス的な講習がある。この期間に、生徒たちは将来の進路──三系統の魔術のうち、どれを専門に研究するのか──を決めなくてはならない。

 講義は以下のようなものがある:「数学」「星辰学」(=天体の動きを研究する学問。ルナー/イェルム神殿で重視される)「帝国史」「地理」「言語学」(=新ペローリア語と交易語)「外国語」「精霊魔術論」「ルーン魔術論」「魔道魔術論」「〓ルナーの道〓講義」(=ルナー神学論)「政策論」「音楽」「剣術」「弓術」「馬術」「水練」「礼儀作法」。

 年に2回の試験で全ての科目の単位を取れば、上級生徒に進級できる。

■上級生徒 Senior Class

 下級生徒から進級してきた生徒たちと、その才能を認められて編入してきた生徒たちからなる。

 下級生徒から進級した上級生徒は、まず何らかのカルトに入信する。そのカルトにおいて各々が選んだ専門魔術の研鑚に励み、ルーンレベルを目指す。学院内には七母神やルナーの神々を奉るバシリカと、主なペローリアの神々を奉った万神殿があるのは既に述べたとおりである。さらに、上級生徒はヤーナファル・ターニルズの入信者(士官候補生)になることを義務づけられる。戦時には彼らは士官として兵役につかねばならないが、学徒動員が必要とされるような事態が起こったことは、現在までのところない。

 上級生徒は赤と黒とを基調にした制服の着用を義務づけられる。学費は年に2,000ルナー。奨学金制度もある。

 上級生徒は各カルトでの学習と、学院での講義をこなさねばならない。さらにカルト・ミッションを与えられたり、学院の実地研修(と称して教授たちに狩り出される)など、非常に多忙な日々を送る。

 学院での講義は、下級生徒のものの発展と、新たに「啓発」「集団魔術」「ルナー魔術講義」などの、より重要な(そして危険な)科目の講義が行われる。

 上級生徒はルーンレベル(司祭、ルーン王、祈祷師、達人魔道士など)に達し、啓発の道を理解し、学院の単位をすべて取れば、卒業することができる。

 卒業後の進路は二つある。帝国軍の魔術部隊や部隊付きの魔術司祭として軍に任官すること、学院に残り研究の道を進むことである。

■学院のカルト


■「貴婦人」 the Lady

 学院の院生、教授たちは性別に関わらず「貴婦人」と呼ばれる。彼らは主に魔術の研究や、魔法の品の鑑定、様々な戦略理論の構築などの研究をおこなっている。「貴婦人」には制服はないが、公式の場では赤と黒を基調としたローブを身に纏う。

 教授陣の中には、一般人に言わせれば「気違いじみた」、良く言っても「マッド・サイエンディスト」としか言えないような連中もいる。彼らの多くはイリピー・オントールの「褐色卿」である。もちろん、きちんとした教授も多いのであるが。

 ここで研究された魔法の物品──月の石、呪付物、魔漿石など──は、生徒や一般に貸し出されることもある(危険な実験台とされることはまず無い──はずである)。

■集団魔術 Collective Magic (Lunar Sorcery)

 集団で別々の呪文を一度に投射して初めて効果を持つ、強力な魔術である。「ルナー魔道」とも呼ばれる。ルナー魔術学院の設立の目的の一つに、集団魔術を効率的に運用する訓練を施す、というものがあった。

 10人程度の少人数でかけられるものから、投射に100人を越す司祭たちが複雑な儀式を行う必要のあるものまで、集団魔術といっても様々である。エルフの森を一瞬にして焼き払ったという〓炎空〓(Skyburn)や〓炎月〓(Moonburn)などは、強力な集団魔術であった。昇月の寺院の建立の儀式も一種の集団魔術である。最近では、1610年のプラックスにおける「ムーンブロスの戦い」で、遊牧部族の祖霊を打ち破るのに使われた記録がある。

 その詳しいルールについては述べない。戦争以外ではまず使われないので、PCレベルで運用する機会はないと思われるからである。GMが集団魔術呪文を作り、戦争シナリオなどで使用するのは自由である。その際は「Pendragon」などを参考にするとよいだろう。

■魔術学院のイベント

毎週、学院ごとに一件

一般的な事件

・生徒が授業を抜け出してサボっているところを捕まる。

・女子寮に忍び込もうとした生徒が捕まる。

珍しい事件

・不純異性交遊が発覚。教授陣は隠密裏に処理しようとする。

・イェルム派と暗黒派の生徒が対立。さらに様々なカルト間の軋轢が噴出し、最後には何がなんだか分からなくなってしまう。

・学休期間。大多数の生徒は里帰り。寮に残った生徒は暇つぶしに何か危ないことを始める。

・何らかの儀式が失敗、爆発/精霊の暴走/危険な動物の脱走/etc.が起こる。

・期末/中間試験。生徒たちが殺気立つ。

・追試。一部生徒が殺気立つ。

きわめて珍しい事件

・帝国の高官の学院視察。生活指導担当教官が厳しい取り締まりを実施。

・学院祭。一日中無礼講

・学院の生徒旅行。行く先は生徒の投票で決定。

・学院の公衆浴場の泉のニンフが機嫌を損ね、お湯がでなくなる。文明的な生活を維持するために、一部生徒に解決するよう命が下る。

■サンプルNPC

・赤の皇帝の孫だと噂されるが、その強力な潜在能力を使いこなせないドジな女の子。

・テルモリの少年。「荒の日」には大暴れする。

・カルマニアのヴィジール(魔道士)見習い。

参考:

「野戦魔術学院の冒険!」(ばく氏/ジオ亭通信社)

「RQ-CON II Compendium」(Nick Brooke氏ほか/Reaching Moon Megacorp)

「グラマーの雅歌」(田舎老人氏/京大RPG研)

「オリスルートの銀の小枝」(紫堂恭子/角川あすかコミックスDX)

赤ずきんチャチャ」(彩花みん/りぼん

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