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2005-04-05

ターシュ&ホーレイ かしまし二人旅(1)

こんなのも発掘しました。

TOME#3 はけっこうボツ記事も多かったなぁ…

これはオリジナルなんで、あんまり書いてあることは信用しないで下さい。

マリエはバラザール出身の解放奴隷の商人、ミリアンは食いしん坊の戦士……という設定だったかな。

トライガン」の2人組を想定して書いていたなんてことは秘密だ。

例のごとく「つづきを読む」でどうぞ。




■ターシュ王国 Tarsh Kingdom

マリエ 

 ターシュ王国は、ルナー帝国に征服されたシリーラ地方から逃れてきた、“貧窮者”アリムが興した王国よ。ペントの遊牧民の侵略で帝国が弱体化したのに乗じて、一時はホーレイからサーターまでを領有する強国となっていたんだけど、後継者争いから内乱に陥って、1490年には帝国の女英雄ホン・イールに征服されました。

 1500年代中期に“長柄の斧の”パラシーが一時的に古ターシュを復興させたんだけど、1580年に捲土重来のターシュ王ファージェンティスに彼が敗れて、その残党は冬の峰へ逃れて現在もターシュ奪回を目指してます。ターシュの住民の8割以上は今のルナー帝国の支配に満足しているって言われてるんだけどね。

 政治的には、かなり安定しています。ただ現在のファランドロス王ってのが、帝国中央部の悪い風習に染まっちゃってるみたいでね。けっこう浪費家なのよ。私たち商人にはありがたい話なんだけど、住民には真面目一徹の“博識”ファザール将軍の方が人気が高いみたい。

 上ではその派閥争いがあったりするから、政府と取引するときは頭に入れておかなくちゃね。各街には市民から徴募された兵士が中心の連隊が駐屯しているから、治安もかなり良いわ。

 ターシュでは部族は完全に分解されて、氏族の族長たちがターシュ王に臣従しているの。ルナー化の進んだ河川流域の平野地方では、族長は帝国の市民権を手に入れて、世襲の「貴族」となって、王から領主に任命され、私兵を抱えて平民や小作人を支配しているの。例えば、ファザール将軍はオリンドリ氏族出身の貴族ね。帝国の風習の、奴隷を使った農園経営なんてのも一部でみられるようになってきているわ。

 辺境へ出かけていけば、女神様を受け入れたものの伝統的社会を維持している氏族や、オーランスを崇める氏族などがまだまだ残ってます。そういう所では、対応を間違うといきなり襲われたりするから気をつけないといけないわね。

 ターシュってのは昔から、大地信仰が強いところで……まあ、ターシュ文化ってのが結局「農民文化」なんですね。トウモロコシと暖かい冬、そして現世の利益を与えてくれるルナー文化が、伝統主義者の反対にも関わらずターシュ王国の大半の民(とくに豊かな河川地帯の人々)に受け入れられたのは、そのせいかもね。

ミリアン:

 そうそう、ターシュは素朴な農民料理が多いんですよ。トウモロコシと小麦の主産地ですから、パン、ビールウィスキー。あと牛肉と山地で取れるハーブを使った料理がおいしいですね〜。えっと、豚と蛇はあんまり食べられません。大地の神殿の聖なる動物だからだそうです。お祭りでは食べるみたいだけど……。大地神殿にいったら、豚が門番やってたのはびっくりしました。

マリエ :

 ターシュでは、オーランス信仰は公式には禁止されています。ルナー帝国は、オーランスの代わりに“清浄なる風の女神”エンテコス(住民にはモラーニと呼ばれてます)を広めようとしてます。丘陵部では嵐の神々を信仰する伝統的な社会が維持されていますけど、徴税官はオーランスを信仰する者に超過で税を課すんで、オーランスは大っぴらには信仰されません。多くの農民は、鋤の神バーンターとアーナールダを信仰しているみたい。

ミリアン:

 ターシュ王国の名所っていえば、まずは首都のファーゼストですね。ルナー帝国が到達した“最遠”という意味で、ターシュの文化・経済・政治の中心地です。

 「帝国本土より帝国風」とも言われる、シリーラ風の広場を中心とした格子状の街路が広がってます。迷わなくて便利ですよね。で、ルナー風の闘技場(コロセウム)では賭けもできるし、おっきな公衆浴場はあるし。文化的な生活を楽しみたいならここですね。

 市民の自慢は属州大学。盛り場では夜遅くまで飲み歩いている学生が見られます(親が泣くぞ)。また、寺院が非常に多いので、寺院巡りなどしてみるのもよいかも。ファーゼストにはファーゼスト軍団(近衛軍ファージェンティテス、歩兵3連隊、騎兵3大隊)が駐屯していますので、治安もばっちりです。あと、ミリアンのお勧めは、「豚脚亭」の牛タンシチュー。あの味で5クラックは安いよね。大学近くの通りにあるので是非行ってみて下さい。

 あとは、1582年までターシュの首都だった、古都バグノット。“長柄の斧の”パラシーの死後、反帝国派の部族の拠点だったんですね。古いターシュの建物を見るんだったら一度は行ってみなくてはいけないでしょう。

 街からちょっと足をのばせば、「グローラインの境界」という珍しいものを見ることができます。ここまで来ればグローランサで一番高いと言われる「冬の峰」の偉容もよくみれますし。ただ、この街には反乱派のスパイが紛れ込んでいるっていう話もよく聞くので気を付けて下さい。サーターの人の場合は、サーター語ってのがターシュ語と別系統の言葉なんですぐばれるみたいですが、流民だと分からないですからねえ。

マリエ :

 交易については、トウモロコシ、小麦などの穀物は、大商人がまとめて買い付けてファーゼストの河港(大きい)から平底船でダラ・ハッパへ輸出してるんで、私みたいな木っ端商人が出る余地はないわね。やっぱり、サーターとかプラックス、エスロリアの産品を買い付けるのがよいのかな。

 博打を打つ気なら、グレイズランドからエスロリアへ抜けるルートをとってもいいんだけど、遊牧民にたっぷり絞られる可能性が高いから……お勧めできないわね、やっぱ。あ、でもグレイズランドのポニーは、ハイアール馬っていって他の所では絶滅してしまった馬なので、もし手に入れられれば非常に高く売れます。ハーブ類や薬草、あとは良質のお酒なんかがお勧めかな。

 そうそう、ターシュではオラーヤ馬という俊足の馬が育てられています。これは“踊り子”ホン・イールがオラーヤから連れてきたものなんですが、本地の方のオラーヤ馬は1506年の「恐怖の夜」で全滅してしまったので、帝国でこの馬を産するのはターシュだけなんです。また、スネークパイプ・ホロウ近くにあるドワーフ鉱山で鉄製品をうまく手に入れられれば大儲けできますが、これはかなりハイリスク

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グローランサの秘宝(1) パラシーの斧

 ターシュの反乱王“長柄の斧の”パラシーは、“王殺し”ファージェンテスと一騎打ちの対決で破れ、殺されました。が用いていた斧。大地の力

灰色熊丘で失われた 流民が捜し求めている

効果:大地カルトの入信者の士気を高める(十字軍と同じ効果)

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