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2007-05-01

メタ進行というか、メタプレイ


このあたりを読んで、ちょっと前から思っていたことを書いてみる。



メタな視点ってのはTRPGやる上で重要だと思います(「PCという別人格をプレイヤーが操る」という構造の時点でもう「メタ視点」が入っているというのはリンク先にも書かれています)。


ただ、「物語/シナリオをメタ視点で見る」(セッション技能)ということ以外に、「プレイしている自分たちをメタ視点で見る」というのも重要なんじゃないかなぁ、と、最近思っていたりする。Vampire.S にいさまが明確にそういう意図で遊んでいたのを見てからですが。


どういうことかというと、TRPGを遊ぶ理由は、とどのつまり「プレイしているみんなで楽しむこと」であって、PCを操るときも「これがみんなにとって面白い展開になるかなあ?」「このPCは卓の中ではどういう役割を期待されているのかな?」「ここでPCとして最適な行動はこれだけど、卓としてはこういう行動が期待されているので、なんとかPCをそういう方向で動かすように伏線をはっておこう」などといったメタ的視点で行動選択することが必要だろうな、と。


まあ普通はみんなやっていて意識してないんだろうけど、これを意識的にやっているのを「プレイ報告」として Vampire.S にいさまが上げていたのを読んで、これは意図的に向上させていった方がよい技能(スキル)だと思ったわけです。


詳しくは以下の、特に後半部分で氏がまとめられています。


『グローランサの灯火』コンベンションにおける『ルーンクエスト’90』プレイ報告とそれに基づくRPG理論の実証研究――RPGにおけるディスカッションモデルの提唱(前半)


『グローランサの灯火』コンベンションにおける『ルーンクエスト’90』プレイ報告とそれに基づくRPG理論の実証研究――RPGにおけるディスカッションモデルの提唱(後半)


【目次】

1.はじめに

2.セッション報告

3.RPGプレイングとメカニズム

4.RPG のディスカッションモデル


「自分が楽しむためには特に技術は必要ではないけれど(実は、技術をもったために逆にTRPGを「楽しめなくなる」こともある)、一緒にプレイする他人も楽しませようとするには技術が必要で、その技術は意図的に向上させることができる」

みたいな事が書いてあって、考えさせられました。いや、自分流の解釈かもしれませんけど。


まあ、だべりんぐしているだけで楽しいような気心の知れた仲間と遊ぶときには必要ないんでしょうけどね。まあでも「親しき仲にも礼儀あり」か。


GMとプレイヤーって、「パーティのホストとゲスト」と考えるといいんじゃないかな。そうすると、パーティ・ホストのおもてなし術とかゲストに期待されることとかの知識が、TRPGのセッションでも参考になるかもしれない。


いまあんまりTRPGはできない環境なんだけど、自宅でホストとしてゲームをするってのが今の夢です。終わった後は食事とか出して。なんだかいじましい夢だけど(笑)。


まとまらずに終わる。

エイジエイジ 2007/05/01 07:32 個人的には、どう行動すれば格好良いかで行動選択してほしい・・。でもそうならないんですよね。プレイヤーってやっぱ凡人?ぼくが最後にやったキャンペーンでは、英雄が生まれそうな世界情勢を作っておいて、そこにGMとしては何も言わずにPCを放り込む。そしてPCどうするかなーと観察してましたが、結局何もしませんでしたね(笑)。

河東河東 2007/05/01 10:16 いえ、何というか自分は駄目プレイヤーじゃないかと。マスターをしている分にはプレイヤーを見回してそれぞれの「場」を作り愉しんでもらおうとしているのですが、プレイヤーではどの「場」にも登場して好き勝手やってしまうのでマスター氏に注意をされること多々。
プレイヤー担当時でも一歩下がって周囲を見渡してみましょう、と反省。
ところで、私の環境では土曜日夕方集まって食事後始めます。
さすがにアルコールは入りませんが(全員が各自自動車で集合)、なんというかディナーのあとのブランデーと葉巻と雑談の時間、みたいな。

紙魚砂紙魚砂 2007/05/01 11:04 ども。
まあ、自分のことで手一杯で見えなくなっちゃう人もいますよね^^;

あと、最近はメタ視点があるのを逆手に取ったシナリオを考えたりしてます。面白いですよ。

それでは

mallionmallion 2007/05/02 06:45 >エイジさん:楽しむ方法が個人個人で違うので、そのところを意志統一しておくといいのかもしれませんね。ただ、うまくやらないと押しつけになってしまうので、そこが難しい……

>河東さん:うらやましいです……>食事会。プレイ環境についてもちょっと考えてみようかな。アシモフの「黒後家蜘蛛の会」みたいなのが理想なんですけど(わかりにくい)

>紙魚砂さん:
メタ視点を逆手にとったシナリオというのはどんなのなんでしょうか。興味あります。

takytaky 2007/05/13 15:56 こんにちは&はじめまして。

>TRPGを遊ぶ理由は、とどのつまり「プレイしているみんなで楽しむこと

賛成です。じつはシナリオをプレイする必要すらなくて、TRPGをネタにただ喋ってるだけでも、けっこう楽しめるものです。
(「Aの魔法陣」なんて、もろにその思想で作られたシステムですね)

といっても、反対の意見があることも心にとどめておくべきですけど。
「それではゲームをする意味がない」という考えの人だっていますし。。。
まあ、むづかしい。

ではー。

mallionmallion 2007/05/14 06:21 >taky さん:
はじめましてー。TRPGをネタに話で楽しむだけでもいい、というのは個人的には大賛成です。グローランサでのTRPGって多分にそういうところがあったりしますし(笑)。
「ゲームの勝敗」にこだわる人についても、大きな目的としての「楽しむ」というところには変わりがないと思うのです。ただ、楽しみ方が、人によっていろいろなだけなんだと思うんですね。それを調整するのがメタ的な考え方なのかな……

ヒロキヒロキ 2007/05/14 07:15 何を持ってゲームとするかが未定義なのでアレですが、そういう意味ではRQはゲームよりのシステムだったので、割とグローランサと乖離していたような気がするんですね。HWでドラスティックな変化が必要とされる程度には。
グローランサ用システムというよりは、どっちかと言うと創造的アナクロニズム用みたいな。HW以前のシステムでも、まだペンドラゴン辺りの方が向いているような気がする。
まぁ、二版とかで当初目的としていたものはカルト内成り上がりものだったのかもしれませんが。

mallionmallion 2007/05/16 05:50 まあグローランサ自体が、グレッグのアレでどんどんコンセプト変わっているので仕方ないかもしれませんが(笑)。逆に、RQの現実くささがあるから、グローランサが生きるということもありますからねぇ。いい影響を与えあったのではないかと思います。

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