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2007-07-01

オーランスの死の物語1


f:id:mallion:20070701050948j:image:right:w300西山さんがサーター関係の情報をまとめておられますが、そもそもこの「オーランスの死」のストーリーアークは、「グローランサ年代記」では全く語られていません。


最近の復刊ではそのあたりの情報が「再発見」された版が出てくるんじゃないかという話もありますが、おそらく古参のRQゲーマーでもこの「オーランスの死」から「凍土の戦い」(Battle of Iceland)に至るところがどう話が進んだのかは知らない人が多いのではないでしょうか。


そこで、どんな流れであったのか、年表にまとめてみました。

「オーランス人のカレンダー」もご参照下さればわかりやすいかと思います。

年表中の「第○日」は、年の初めからかぞえて何日目かを表しています。グローランサでは1年は294日です。



ネタバレになりますので、そこを確認の上、「続きを読む」でどうぞ。




■世界の終焉


 これは、“いかに世界が終焉を迎えたか”に関する物語である。――そして、いかにその息吹を取り戻したかの。


■風が止まる

1621年:闇の季・第18日(闇の季/死の週/風の日)


 闇の季は冬の季節であり、その初頭より寒さが訪れる。北西からは地を這うような冷たく強い風が吹いている。人々は数日後に祖霊を礼拝する場所へと旅し、準備を整えている。旅するには陰気な天候であり、年老いた者たち、病床の者、そして少年少女たちはおおむね家に残ることを選んでいた。


 朝のことである。


 突然、風が止まった。


 サーターの全ての人々は、驚きと困惑と不信に、そしてついには恐怖に凍りついた。すべての風が止み、空にあるわずかな雲も完全に静止し、形をかえるのをやめた。


 オーランスとアーナールダ、そしてその下位カルトからもたらされる魔術は、その働きをやめた。その全てが――いかなる神技も神力も使えず、ワイターは沈黙し、アンブローリの風も止まった。コーラートの祈祷師たちは既に呪縛した精霊たちを使役することはできたが、他の精霊に接触しようとしても、風の精霊だけではなく、その存在が全く失われていることに気づくだけであった(後に、人々はヴァリンドの魔術もまた働かなくなっていることを発見する)。


 この日から数日のうちに、人々は何をするにも風の助けなしではやっていくのが難しいことに気づいた。これはオーランスとアーナールダの神殿を礼拝するすべての信者に影響を与えた。サーター、ヒョルトランド、エスロリア、ウェネリアのほとんどの人々が影響を受ける(オーランスが供犠を受けている異国、たとえばプラックス、ラリオス、フロネラ、ウーマセラなどでさえ影響が現れたのだが、それらの地はこの本の扱う範疇ではない)。しかしながら、これは全ての者に等しく影響が出たわけではなかった。異邦の神々はまったく影響を受けなかったのである。


 人々は口々に噂した――「ブロイアン王が死んだのだ」。そしてそれは真実のようであった。宗教の経験が薄い人々は祖先の礼拝をやめ、保護をあたえてくれる新しい宗教に身を投じた。まずこの恩恵を受けたのは、七母神のルナーカルトであった。


 オーランスとアーナールダ、そしてその下位カルトとの接触はすべて失敗に終わる。神託によってもたらされるのは、神々の死、破滅、不在のこたえだけであった。


1621年

年/日出来事
闇の季/死の週/風の日第186日ホワイトウォール陥落。「風の停止」。サーター全土でオーランスとアーナールダへの接触が不可能になる。
闇の季/死の週/荒の日第188日「祖霊の日」(祖霊の祭儀)。祖霊たちもなぜ風が止まったのかは分からない。
闇の季/豊穣の週/土の日第192日「機織りの日」。癒し手アーナールダの聖日。アーナールダの礼拝が失敗する。族長たちは部族の王へと連絡を始める。
闇の季/移動の週/風の日第207日「護りの日」。雷鳴轟くオーランスの聖日。オーランスへの礼拝が失敗する。民衆の間に「オーランスの死」の噂が広まり始める。
嵐の季/混乱の週/荒の日第230日「良い風の日」。コーラートの聖日。人々はコーラートの精霊のお守りを買い求める。寒さがさらに厳しくなる。
嵐の季/豊穣の週/土の日第248日「女王の日」。女王アーナールダの聖日。女たちは「アーナールダはただ眠っているだけ」と知る。希望が生まれる。
嵐の季/移動の週/風の日第263日「合一の日」。オーランスの大聖日。氏族はすべて部族の聖地に集まり最大の準備をもって儀式を執り行う。しかし儀式は失敗。ルーンは砕け散る。「オーランスは死んだ」との認識が広まる。古の風の寺院でルナーとの戦闘。オーランス信者の多くが、ドバーダンの雨に焼かれて殺される。「合一の日の悲劇」
嵐の季/移動の週/火の日第264日嵐の山脈の山中で、ホワイトウォールの陥落を逃れていたブライアン王が秘密の集会を執り行う。反乱の氏族から、かんじきを履いた伝令が各地へ送り出される。
聖祝期第281日〜神への礼拝は行われず、祖霊礼拝で「我が戦い、皆が勝った」の神話再演が行われる。各地へブライアン王の「これは大暗黒である。来る戦いに備えよ」の言葉が伝えられる。「オーロックスの丘で」の言葉が部族の族長へともたらされる。冬は終わりの気配がなく、さらに厳しくなっていく。

1622年につづく)

ウォーハンマー小説ドラッケンフェルズ「三部作」復刊


黒い森の祠さんよりの情報:


 ウォーハンマー・ノベルズとして、ドラッケンフェルズ三部作の翻訳決定!


 いや、アレの続きが読めるなんて……。

 三部作の翻訳刊行を楽しみにしております。


あれ、続きがあったのか……

ゲーム小説として傑作であった。楽しみにして待とう。

全自動マリオ


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細部まで計算されてデザインされたラウンド。これは凄い。