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2007-07-08

オーランスの死の物語(3):「凍土の戦い」


f:id:mallion:20070708063524j:image:right:w300「凍土の戦い」は実はシナリオそのものなので、紹介するのはちょっとためらうところもあるのですが、続きを読むで書きますのでご勘弁。

まあ、結末を知っていてもプレイできないことはないシナリオですので。









■凍土の戦い Battle of Iceland


オーロックスの丘


「凍土の戦い」の舞台となる「オーロックスの丘」は、ドラゴン・パスとヴォルサクシ地方の狭間に位置する丘陵地帯です。(南方にホワイトウォール、北方にクァックフォードがあります)


f:id:mallion:20070708063554j:image:w500


オーランスとウロックスが、火の神ダレッドとその配下の「赤い炎人」たちと戦った場所とされ、ウロックスがスカイ・ブル(オーロックス)をつかって赤い炎人たちを倒したといわれています。赤い炎人たちは、円錐柱の奇岩の上に封じられて、その頂点部分が赤くなっているのだといいます。


f:id:mallion:20070708063623j:image

(たぶん、こんな地形で、上部の地層だけ赤くなっているんだと思う)


ブライアン王たちは、ヒョルト人の避難民をこの奇岩のなかの洞窟に隠し、魔法的な眠りにつかせています。「オーロックスの丘で」の合い言葉により、氏族からの戦士たちもここに集結し、ブライアン王の反乱軍に加わっています。


両軍の構成


サプリメントでは戦いに参加した人数は記されておりません。ので、推測になりますが、おそらくブライアン王陣営が2000〜2400人、ルナー陣営が3000〜4000人程度ではないかと思われます。


ブライアン王陣営

総大将:“最後の自由なる高王”ブライアン


  • 剣:“仮面の”デルヌ&ゲルヌ(イーグルブラウン隊):400人?
  • 槍:“青トウビの”エルマランドディ(ストームウォーカー):400人?
  • 投槍:ジファー・ウルフソン(秘密の疾風団):400人?
  • 鎖鎧:ブライアン王(本陣):400人?
  • 盾:“槍匠”オースタロール(ミキの泥鶏団):400人?
  • 後備え:“紫の”ミナリス(参謀団)、コーラートの精霊使い数名

ルナー陣営

総大将:属領地軍・半月の将軍ウルセリオン・タシュケヴェス


  • ターシュ歩兵連隊×2連隊:1600人?
  • 緑柱石方陣連隊(ベリル・ファランクス)(本陣):1000人?
  • 遊撃部隊:
    • 焦剣の旗軍:400人?
    • ラスダッグの獅子団:400人?
    • ターシュのドバーダン信者団:100人?
  • イェルマリオ傭兵団(聖堂戦士団):400人?
  • ルナー野戦魔術学院:50人?

さらに、この戦いはグバージ戦争の「昼と夜の戦い」などと同じく、魔術的な背景がある戦いなので、さまざまな不確定要素としての援軍があり、戦況を左右します(このあたりの運用はGMに任されていたりする)。


  • 巨大なアリンクス(インキンの使い)
  • 祖霊(グバージ戦争、大暗黒時代を戦ったもの)
  • ヒョルトの鹿(神霊)
  • ナル・シル(風の子ら、嵐の山脈から援軍)
  • ヒーロークエストの友(異界が「近づいている」ため)
  • 黄金の鷹(ダラ・ハッパの神霊)
  • 混沌
  • 火の部族(奇岩に封じ込められていた神霊が解放される)
  • トロウル(“紫の”ミナリスの友)
  • 精霊の戦士たち

ルナー軍は「重装歩兵」「軽装歩兵」「軽装騎兵」「魔術部隊」と、一通りの兵科をそろえ(重装騎兵としては、エシルリスト卿の黒騎士が10騎のみですが参加しています)、陣形を組んでいるのに対し、オーランス人側は「歩兵」のみ、さらに戦術も無いに等しい(「奇襲して、森まで誘い込んでオークフェドを召喚して森ごと焼き払う」)という状況。さらに、ルナー側は連隊の「戦略魔術」で強化されているのに対し、オーランス人側は魔術が無い状況です。さらに兵力ではルナー軍が圧倒しています。シナリオの記述を読むと、将軍ウルセリオンの軍隊運用も巧みで、名将といっていいと思います。


普通に考えたら、ルナー軍は負けるわけがありません(笑)。

実際、戦況もルナー側有利で推移することになるのですが……


(つづく)

河東河東 2007/07/08 11:05  なんとも派手な流れ。二昔前のTVアニメなら「激突、オーロックス丘陵の戦い」とかいって大いに盛り上げるのでは。
 不確定な援軍もそうですが、基本は「PC、頑張る」なのでしょうか?
 この先が物語として純粋に楽しみです。

mallionmallion 2007/07/09 01:04 この戦い、指揮官とPCで階層別れてまして、指揮官がロールをとちるとPCがひどい目にあうようになっています(笑)。
いろいろな勢力が参戦するので、それまでにそういった勢力とどういう関係を結んでいたか、がポイントになります。
あと、戦闘中は一連の戦闘ラウンドという形で、魔法の回復とかができない……というか、魔法使えないんですが、RQでやるのであれば疲労ポイントでうまく演出とかができそうですね。

敵軍のなかにも、遊撃部隊に「シナリオ上の敵役」をもってきたりするように勧められています。

oomizuaooomizuao 2007/07/09 02:03 戦闘開始時点のサーター側は風と大地の神々の魔法はまるで使えませんが、エルマル、フマクト、ヘラー、ストームブル、マーラン・ゴアといったけっこう戦闘OKな神々の魔法は使えます。チャラーナ・アローイ、ユールマル、イサリーズ、ランカー・マイ、狩人の神々(オデイラとインキン)の信徒も魔法使用可能。
対するルナーは、七母神や赤の女神などルナーの神々の魔法は、月真っ黒のお陰で効果3割にダウンです。
とはいえドバーダンやイェルマリオといったダラ・ハッパ/リンリディ/ペランダ/カルマニア/カストック/エオル各地方の神と精霊の魔法が駆使できるため、戦略としての魔術使用とあいまって、魔法的にずっと有利という状況です。

こうして見ると、いつもは脇役になりがちな非オーランス信徒のヒョルト人PCが目立てる舞台ということかもしれません。

Vampire.SにいさまVampire.Sにいさま 2007/07/09 23:26 付け加えるなら、

 ・月が黒い結果としてルナー側士気は高くない
 ・互いに見通しが効かない空間に対して、包囲側のルナー軍が行軍縦隊で進入している(シナリオテキスト中でも”明らかに、油断の産物”と記載されている)

など、神話的要素を除いても、ルナー側には付け込む隙があります。

どうもこの後の展開を読むに、両軍ともに manipulus 以下の小規模兵力を散発的に投入し、見通しが切れている結果として相互支援がうまくいかない状況で、遭遇戦を累積して勝利をしようとしているような印象があります(ただ、なにぶん戦闘というものは不確かなものなので、意図せずとも容易にこの手の混戦は発生するでしょうが)。田中芳樹に怒られるぞ。

実際、サーター・ルナー側ともに小部隊との遭遇が必ず ambush 判定から始まっているわけで、
 ・戦場の混乱の中、互いに小規模部隊同士が相手からの視界を遮りながら奇襲的突撃を繰り返している
ようですね。

こうなっちゃうと、個人戦等の延長みたいな事態になるから、〔兵士〕よりも〔戦士〕の方が有利になっちゃうような気がするんですが・・・・・・なんでこんな戦術をとってるんだろう?

mallionmallion 2007/07/10 06:30 ルナー側の意図についての個人的な推測は、新規エントリーに書いてみました。こう考えないと、ベリル・ファランクスが突如としてブライアン王本陣を襲う理由がわかんないんですよ(笑)。
ambush が発生しているのは、ルナー側の側面攻撃(反撃)をオーランス側が予想していなかったためではないかと思います。最初にターシュ側がambush受けてるのは……よくわかりません(笑)。

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