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2007-10-29

神知者について調べてみる・その1


MRQはどう遊んだらいいのかいまいちわからんのですが、サプリメントの展開からして


「神知者の1人として既存のカルトを略奪して回る」


というのが基本かなあと思うのですが如何でしょうか。ハック&スラッシュ!


  • ラリオスの反乱の諸侯をつぶすために乗り込む神知者の御一行様。ノリは「ストームブリンガー」のメルニボネ人で。
  • スロントスで大公家の一員として政治的な陰謀がらみで各地を冒険。
  • パマールテラのウーマセラで大学教員+学生でパマールテラの博物学調査。(アフリカ探検)

とかが思いつきます。

いずれ(プレイ時間で100年以内に)滅ぶと思うとちと空しい気もするけどな!


ということで、神知者のカルト関係を調べてみようと思った。


HeroQuest すなわち第三期では、神知者関係のカルトはほぼ滅んでしまっているので、ソースは MRQ と Middle Sea Empire になると思われる。


# HeroQuest でもセシュネラでは一部残っていた気がするが……まああとで見てみる。


まず、Cults of Glorantha vol.2 を読む。


Cults of Glorantha (Glorantha, the Second Age)

Cults of Glorantha (Glorantha, the Second Age)



神知者のカルトは、「School of Hwarosian Myteries」というらしい。「フワロジア神秘学院」とでも訳すのか。


ルーン:無限、魔術


教会:真マルキオン教会


学徒:神知者の魔道士たち


学徒の務め:異教の秘密を学び、唯一神と帝国の栄光のために操ること。


学徒

ルーン魔術:バベル》、《にかわ》、《呪返し》、《霊話》。


魔道書の呪文:一般魔道呪文と「永久の書」の呪文すべて。それぞれの地の学院は調査の結果の呪文ひとそろい(イェルム、オーランスなど)を持つ。


一般魔道呪文(Common Sorcery Spells)というのが謎です。神性呪文については、Cults of Glorantha の提供神性呪文の「解釈」で、「RuneQuest Companion で All とされている呪文」らしい、という結論になりましたが、魔道については、呪文にそのような区別もされていない。

それでは RQ Companion に載っている魔道はすべて Common なのかと思ったら、《Palsy》が特殊魔道呪文にあったりするしなあ。どういうことだ。


いずれにせよ、これって「制限ありません」と言っているに等しい。

Grimore に載っている呪文は、すべて一つの技能〈(魔道書)読解〉をつかって投射できるので、1つの技能を育てるだけでたくさんの呪文が投射できるようになります。

さらに「調査の結果の呪文ひとそろい(イェルム、オーランスなど)を持つ」というのは、イェルムとかオーランスの神性呪文と同じ効果をもつ似たような魔道呪文を研究の結果開発しているということ。しかもそれが魔道書に収録されているということは、〈(魔道書)読解〉の技能で投射できるのだ!


むむう……これは強すぎないか。バランスとかいうだけ野暮なのか。


と、ここまで書いたら、村雨さんがMRQで神知者をプレイされたとのことで、レポートがあがっておりました。



・とにかく魔道は強すぎ。作りたてでも強度6とかで使えるし(他に何も出来なくなりますがw)、呪文そのもののMP消費なし、操作に掛かる消費は操作1つについてMP1なので、わりとバンバン使える。ルーン魔術は強度そのままのMPが掛かるし、効果時間も短いことを考えると、魔術体系の中では抜群の性能です。さすが神知者が主役の第2期と言えます。


tueeee!


・作りたてキャラではカルトへの入信ができない(せいぜい平信者止まり)。というのがマスター、プレイヤー共々若干混乱しました。それに3版に比べると神性魔術の成功率が低いし取得に制限がある(まぁお金と時間さえ気にしなければ全て再使用可、という所は強化されてますが)、ルーンを結合していないとルーン魔術を使えないので呪文を安く貰う恩恵も少ない。ということでカルトに入らない。という事になってしまう。


・で、カルトに入らないと、意図的に個性を打ち出していくロールプレイをしないと差別化が図りにくい。例えば3版ではカルトの性格=PCの性格に直結しやすい。という性質があったため、キャラクターの個性にカルトのステレオタイプを当てはめることで、各自の個性やパーティ内での役割を打ち出しやすかったと思います(この辺は3版に固執しすぎている我々に問題がある。ということも言えるのかも)。


うーん、このへんはそうではないかと懸念されていたことがほんとだった、みたいな感じですね。MRQではカルト色が薄いんだ。とくにドラゴンスピーカーと神知者のカルト。上に書いたように、神知者は呪文取得にも事実上制限なしとすると、カルトを選ぶ理由があまりないしなあ……


とりあえず続きます。

nishiyamanishiyama 2007/10/29 18:56 神知者にとって唯一神は架空の存在ではないんでしょうか。

mallionmallion 2007/10/30 00:48 フロネラのフレストル派は、神知者の「見えざる神」マカンを、偽りの現世を創造した「偽りの創造主」デミウルゴスであるとしているそうです。いっぽう、セシュネラのロカール派は「見えざる神」を今でも信仰しており、神知者の正当後継者であるといえるかもしれません。

oomizuaooomizuao 2007/11/01 00:15 第二期においてジルステラのマルキオン教会諸派の宗教的闘争を収め、唯一無二の国教へとまとめ上げたのが“不変の書(The Abiding Book)”でした。
その“不変の書”による教えを布教することがジルステラの目的の一つであり、またその布教の為の武力として神知者が重用されたわけですから、「“不変の書”を第一の聖典としているかどうか?」が神知者系教会かどうかの分かれ目でしょうか?
 
第三期だとロカール派、それから”Blood Over Gold”掲載の“スロントス教会(Church of Slontos)”がそれにあたりそうです。
前者は聖会議長テオブランの、後者は土俗宗教の影響を受けてオリジナルの教義からずれてきていますが、“不変の書”が聖書である事は変わりないようです。
 
魔道学派としては”Blood Over Gold”掲載の”Order of Light in Darkness”が、「帝国の時代に結成され、属していた教会、都市、故郷が滅んでも生き残った」と紹介されてますので神知者直系のカルトと言えそうです。
また以前mallionさんも言及されていた”Blood Over Gold”掲載の”Order of the Cerulean Gauntlet”も、神知者時代の魔法を追い求めているという点で関連カルトと言えるかも?
HQ本体ルールの二つの魔道士団、”Iron Blood School”と”Bardan’s Book”も“不変の書”をグリモアとして用いてますから、神知者の系譜に連なるのかもしれません。
 
この辺、”Heroes of Malkion”の登場で明かされてくれると面白いんですけどね。

oomizuaooomizuao 2007/11/01 00:23 あ、書き抜かってましたがアシャラ教会も“不変の書”が聖書ですから神知者系ですけど、“不変の書”より“アシャラの書”を重視しているみたいなのでいわば傍系なんでしょうか?(悩)

mallionmallion 2007/11/01 01:26 Jrustela をみたら、カルトがいっぱい載ってました。こっちを先に見るべきだった……。
神知者のカルトは、なんか英雄戦争時代にセシュネラで復活するとかしないとかグレッグが言っていたような……
Bardan’s Book は、Cults of Glorantha vol.2 にも載っていますので、これ神知者系できめえ。ですね。
アシャーラ教会は、セイフェルスターが出自のようで、神知者系になるんでしょね。モルモン教みたいな感じか?

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