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2007-11-29

GmailでGTD・まとめ(GmailでGTDその3)


ライフハック(笑)というか、覚書です。

Gmailで情報一元管理+GTDタスク管理をやろうという個人的なやり方のまとめ。

id:piroki が会ったときにどうやって blog を書いてるかと聞いてたので、その回答でもあります。


基本は、「GmailをGTD的に使う方法」と「拡張で「Gmailを使ってGTD」を改良」で書いた方法です。


そこに、GTD のタスク管理を組み合わせてみました。


f:id:mallion:20071129070455j:image:w550

(クリックで拡大)


※「あとで読む」+「Gmail」については、前エントリー「GmailをGTD的に使う方法」を参照ください。

※「ラベルの階層管理」については「拡張で「Gmailを使ってGTD」を改良」で。


あれから「Gmailで強力なGTD環境を構築する詳しい方法 From The David Allen Company 」を参考に、GTDのタスク管理をGmailでやるようにしました。


f:id:mallion:20071129070601j:image:w550


こんな感じ。これは「次のアクション/PC/blog」のタスク一覧。(クリックで拡大)


blog で書こうかなーというエントリーのネタを集めてます。[あとで]とメールの題名についてるのは、「あとで読む」でGmailに送られたもんです。


……ニコニコばかりだ(゚∀゚)


f:id:mallion:20071129070640j:image:w550


え、えーと、スクロールするとこのように自分でメールとして送ったタスクもあるんですよ!(クリックで拡大)

……このエントリー(GmailでGTD2)は8/24に書こうと思ったことがわかります(汗)


f:id:mallion:20071129070718j:image:w550


上は「いつかやる」の中身。(クリックで拡大)

東京消防庁のページを「あとで」で送ってあるのは、家族と遊びにいくのをどうしようか検討するためです。こういった風に、ホームページをそのままタスクにすることもできるのが良いです。


さて、この GmailでGTDタスク管理やってみた感想ですが、


  • GTDでは「場所」(シチュエーション)ごとにタスクをリスト化することをすすめているのですが、1つのメールに複数のタグをつけられるので、「複数の場所にまたがるタスク」を管理しやすい
  • タスクが終わったらアーカイブするだけなので楽。重要そうなもの、あとで見るかもしれないと思ったものは「一般参照」ラベルでとっておく。
  • 何かあればGmail検索で呼び出せる安心感がある
    • ただし、Gmail はあいまい検索してくれないのと、単語の区切りは半角スペースでないと認識しない(全角だと文の一部と認識する)のに注意
  • 最初のラベル整理が大変( ̄□ ̄;) フィルタを作るのが特に(これは自分がラベル=シチュエーションを細分化しすぎなのかも)。
  • タスクをメールとして送るので、ショートカットを覚えると効率的([c]でメール作成とか)。
  • 重要度順にソートなどができないのが問題。
    • とりあえずスターをつけて対応。
  • メール環境がないと確認できないのが最大の問題
    • よって、タスク印刷も必要。印刷は「Clean Gmail Print」を利用。
    • Google Gears への Gmail 対応待ち。(はやくしてくれー)
  • プロジェクトとタスクの関連付けができない
    • これは疑似的に、メール本文にプロジェクト名を書くことで対応。こうすると件名の後に薄いグレーでプロジェクト名が表示される。

課題ですが、(これは GTD という方法自体に対する自分の課題でもあるのですが)


  • 「あるシチュエーションであるラベルを必ず見る」習慣づけをしないとやり漏れが発生する。(特に家での関係)
  • 「次のアクション」に「プロジェクト」(そのまま実行できないこと)が紛れ込むことが多いので注意。
  • 「次のアクション」と「いつかやる」(今はやらない)の区分を厳密にする必要がある。

あと、「タスクリストはいくつあってもいい」という割り切りが必要かも。

タスクは複数のリストに載っていてもいい。このGmailのタスクリストも、いくつもあるタスクリストの1つだよ、というぐらいアバウトに考えてやるといいと思います。(自分はこのGmailのリストをいちおうマスタータスクリストとして使っていて、本当に今日やることは手書きでリスト化して手元においてみています)


※参照:

初音ミク オリジナル「STRATOSHERE」(ストラトスフィア)


D


こんどはトランスです。

ニコニコ動画の方を見ることを推奨。

というのは、コメントが「戦闘妖精・雪風」になっているから(笑)。みなさん遊びすぎです。


歌詞はどうもロシア語で、最初のエンジン音はMig29のものらしいです。

2007-11-28

ルナー帝国の地図を『だれでも地図』を使って動かしてみる

前のエントリとも微妙にからみますが。


ggincさんの記事で『誰でも地図』というのが紹介されていましたので、ためしにルナー帝国の地図をアップしてみた。



f:id:mallion:20071128052208j:image


けっこうでかい地図をかかないといけない感じですが……

ぐりぐり感は気持ちいい。


だれかユルセルームとか頼む(笑)。

SUPER HATSUNE BEAT vol.1


D


みっくみくにされている最近です。

これはメジャー曲(?)の Remix、ユーロビート版。気持ちいいですねー。


……なんかニコニコ市場で、初音ミクの歌の着うたの販売とか始まってるんですけど(笑)

2007-11-26

TRPGと地図・その2


まとまらずに終わった(笑)、この前のつづきー。


TRPGで使われる地図について3つに分類することを思いつきました。

シミュレーションゲームにならって、「戦術級」、「作戦級」、「戦略級」にわけて考えてみます。


1、戦術級


PCの状態・位置関係などを表すための地図です。戦闘中の位置配置図などがこれにあたります。

最も手軽に、頻繁に使われる地図ではないでしょうか。


抽象戦闘のゲームソードワールドなど)ではあまり使われないかもしれませんが、使ってみると実際の状況が眼にうかぶはず。

もちろん、ルーンクエストでは使用必須です。ノックバックでふっとんだ先に壁や人があったとか、《治癒》呪文が走って行っても届かねえ!とか、ぎゃあ離れてて支援にいけねえ!とか、いろいろとドラマを生んでくれます。


地形を工夫することで、いろいろと面白い状況をうむこともできます。


※参考:


黒板やホワイトボードがあると消したり描いたりできて便利です。


2、作戦級


物事の関係性を表すための地図です。

実際に情報をプレイヤーが解釈して、判断をするための地図で、GMが準備する地図はだいたいこれになります。


点と点の間をつなぐ関係性を表すのが基本となります。

フィールドマップであれば、目的地にたどりつくまでにどういう経路をとるか?ということが盛り込まれます。


たとえばトラベラーの星系図、都市の地図、フィールドマップ(D&Dのへクスマップみたいなのとか)、殺人現場の見取り図、などなどです。

プレイヤーの情報の読み取らせ方を工夫することで、選択肢がたくさんある(ように錯覚させる)ことができると思います。また、誤情報を混ぜるとか。このあたりを上手く使ったのが「グリフィン・アイランド」や「赤い手は滅びのしるし」で、いろいろ参考になると思います。


NPC人間関係もこういった「地図」にしてみると面白いかもしれません。

マインドマップを使えば、シナリオのシーンの関係性を地図にすることも可能かもしれない(思いつき)。


※参考:


3、戦略級


架空世界のイメージを構築するための地図です。

ガゼッタ等と一緒になって、世界がどんなところか、というのを説明することが多い。

実際のセッション向けにはフレーバー程度のものになることが多いですが、作戦級とあまり区別がつかないこともあります。(トラベラーの星系図など)


※参考


筆者はこれを描くことが好きですが、実はゲームにはあんまり役に立たないということです(笑)。


※※※


以上、3分類でしたが、実際のセッション準備をするときに、どのタイプの地図を描こうとしているのかを意識すると、余計な手間をかけなくてもよくなるかもしれません。(作戦級なのに戦略級的な手間をかけてしまった……とか)


それぞれの地図の活用手法には、いろいろとテクニックがありそうですが、皆様の使っているテクニックがあれば教えてください。

妹が、SFを読みたいと言ってきます


病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計電子音だけが響いている。

妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏

なものだ。

とても、医者がさじを投げた患者には見えない。

なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。

「お兄ちゃん……」

いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を

開いた。

「……なんだ?」

「わたし、SFが読みたいよ。」

SFどころか、この1年外にだって出られていないのに。

「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」

「うん。」

ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。





「……地球に帰り着いて、サイクランの本拠を叩き潰すデュマレストが読みたいよ。」





ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww


それは本当に無理だwwww

「サウンド」 song by 初音ミク


D


Celluloid』の作者さんがまたやってくれました。また名曲。そしてまたまたPVがよい。


どうも My Little Lovers を思い出すんだけどなんでだろうね?

2007-11-25

おまえら……どんなシステム使ってる?


RPG.net にて、「Those of You Who Game in Glorantha...What rules system are you using?」(グローランサでゲームしているおまえら……どんなシステム使ってる?)という投票が設置されています。



現在のところ(25日AM5:30)、こんな感じ。


システム投票数%
ルーンクエスト第1版00%
ルーンクエスト第2版1211.54%
ルーンクエスト第3版2221.15%
HeroQuest / ヒーローウォーズ4240.38%
Mongoose's RuneQuest98.65%
上記のシステムをミックスして32.88%
時と場合に応じて87.69%
全く違うシステムに移植して54.81%
プレイはしていない。住んでるんだ。32.88%

意外とHeroQuest で遊んでいる人が多いんですね……

ルーンクエスト3版とあわせて60%を獲得しとる。

スレ立て乙


D


初音ミクと、後ろにいるのが旧型のMeiko (通称・姐さん)と新型の鏡音リンです。

そして動画に使われているシステムはらぶデス2で、歌は赤ずきんチャチャ

いろんな意味でカオス(笑)。

忘却心中(オリジナル曲)/Vocaloid-MEIKO


D


んで、Meiko 姐さんのオリジナル曲。椎名Meiko タグ吹いた。

初音ミクより歌がパワフルです。が、システムが使いにくいらしいので、ここまで使いこなせるのはワンカップPとこの人ぐらいではないか。


なかなかの名曲(歌詞を含めて)。

コメント職人がすごいことになっているので、できたらニコ動の方で見たほうが良いと思います。

海外サイトの選ぶ日本の変態ゲーム・ベスト5



もちろんエロゲ……かと思ったら、1位は「超兄貴」でした(笑)。


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D


BGMはすげーよかったですよ?

ドイツ!ドイツ!ドイツドイツ!ジャーマン!


YouTubeを調べたら、初音ミクが歌っているものしかなかった(笑)。

2007-11-23

うにさんの「ランクマー」レビュー


同郷のTRPGゲーマーであるうに氏が、MRQのランクマーのレビューを書いておられました。(おかえりー)

プレビュー版の和訳もあります。



MRQ、やりたいですねえ。

ランクマーかあ。実は原作未読なんだよね(笑)。

そろそろ落ち着いてきたので、松本あたりで一回やってみる?(完全私信状態)

軍犬と世界の痛み



この『軍犬と世界の痛み』、以前病院の待合室で読んだアエラ書評が載っていました。

エターナル・チャンピオンと切り離して書評をしていて面白かった記憶があるのですが、たしかにこの本はべつにエターナル・チャンピオン・シリーズではなくてもいいような気がする。アリオッチとかクロスターハイムとかはでてきますが、そうある必然性はないし。


舞台は三十年戦争ただなか、1631年。ティリー伯による「マクデブルクの戦い」直後から物語は始まります。


マクデブルク劫掠


1630年7月、グスタフ2世アドルフ率いるスウェーデン軍がドイツに上陸、三十年戦争は第3段階のスウェーデン戦争に突入した。同年6月のレーゲンスブルクにおける選帝侯会議の結果、同年8月にヴァレンシュタインが罷免され、皇帝軍の指揮権は再びティリーが一手に握ることになった。同年11月、ティリーはスウェーデンに味方したハンザ同盟の都市マクデブルクを包囲した。包囲戦は半年に渡り、1631年5月20日(ユリウス暦10 日)、マクデブルクは抵抗の末に陥落した。陥落と同時に兵士たちが市街に流れ込み、街は徹底した略奪と焼き討ちにさらされた。マクデブルクは3日間にわたって炎上し続け、生き残った市民は3万人のうちわずかに5千人とされている。生存者の大半は兵士に捕らえられた女性であった。


マクデブルク劫掠、あるいはマクデブルクの惨劇などと呼ばれるこの事件がもたらした政治的ダメージは深刻であった。皇帝に対するプロテスタントの怒りは頂点に達し、ドイツ北部ではスウェーデン軍が強権支配からの解放軍として歓呼をもって迎えられた。それまであいまいな態度をとり続けていたザクセン選帝侯ヨハン・ゲオルク1世、ブランデンブルク選帝侯ゲオルク・ヴィルヘルムも、スウェーデン軍と同盟を結んだ。また、諸外国も皇帝に対して非難を隠さなかった。ティリー自身にとっても、これまで積み上げてきた名声を失墜させ、悪名を後世に残すことになった。


三十年戦争が舞台ということで、「傭兵の二千年史」を読み直して勉強してみたりしましたが、結果としては必要なかったです(笑)。三十年戦争が、「ドイツ地方の人口は3割減少し、男子に限れば半減したとも言われる無惨な戦争」であることだけ知っていれば大丈夫っぽい。


こうした中で、〈軍犬〉と異名をとる歩兵軍団長ウルリッヒ・フォン・ベックが、「神と和解したい」という堕天使ルシファーの依頼を受け、世界の痛みを癒すという〈聖杯〉を探究することになります。

表紙イラストは、ルシファーとウルリッヒ。これは素晴らしい挿絵ですね。


このウルリッヒは、エルリック後期三部作(『夢盗人の娘』『スクレイリングの樹』『白き狼の息子』)(あるいはゲイナー・サーガ)の主人公、ウルリック・フォン・ベックのご先祖様で、性格もバランスの取れた現実主義者というところがよく似ています。なかなか理性的でかっこいい。


〈聖杯〉探索ということですが、私はアーサー王物語とかをちゃんと読んでいないので、この物語が聖杯探索の物語類型に沿っているのかは判断できません。が、この話はキリスト教の〈神〉との問題、すなわち「神は信ずるに足るのか」という問題を正面から扱っているのは確かです。(そういえばムアコックは『この人を見よ』という小説も書いてましたっけ)


(前略)眺めるうちにいつかアブラハムとその息子の寓話を思い出していた。人はなぜ、このような常軌を逸した忠誠を要求する神に仕えねばならぬのか、神が創ったという人間の性、それを否定することを求めるような神になぜ仕えねばならぬのか?

(p.195)


ここで触れられているのは「アブラハムとイサクの問題」です。神への忠誠を試すために、父に子を神に殺して捧げるよう求めるというお話。この主題は、ダン・シモンズの『ハイぺリオン』『ハイぺリオンの没落』でも、ワイントラブ博士の物語の重要な主題として出てきていましたね。(親になってからあの物語を読むと泣ける。)


この疑問に、物語の最後、〈聖杯〉の探索の最後にムアコックは彼なりの結論を出しています。それはなかなか納得のいくものであるように思われました。


キャラクターも魅力的で、〈介添人〉のモスクワ大公国の蛮人(?)セデンコや、洒落者魔術師フィランダー・グルート(なんか孔明っぽい(笑))など、さすがムアコック、という造形です。


独立した話としてもとても面白かったです。この本が復刊されたのは大変良かった。

次の『秋の星ぼしの都』にも期待です。


だが、やはり「アリオッホ」は改訳されるべきである。

2007-11-22

ルナー帝国軍の三つの悪徳:ジン、麻薬、売春


「“統合”は、美しい、あざやかな花だ。そしてルナー軍はその茎である。それ無しには花は決して開くことはできない。……そしてジンによって水をあたえられ、悪徳の堆肥によって養われなければ、その茎は萎え、枯れてしまうのだ」

―“博識”ファザール、ドラゴン・パス総督将軍


World of Glorantha メーリングリストに、Continuum 2006 conbook(コンベンションプログラムブック)に載った記事「Ten Woonar! Quaky-Quaky!」(副題:サーター軍事的占領下における“ひも”、麻薬密売人、売春、性的倒錯)が紹介されていました。


Ten Woonar! Quaky-Quaky!


PDF 文書です。あと World of Glorantha メーリングリストに登録していないとアクセスできませんのでご注意。


とりあえず、イラストが強烈すぎます。売春婦ダック(笑)。

(なんかリンリディ人に云々とか書いてあるような)


で、ルナー帝国軍における3つの悪徳として、「ジン」、「ハジア(麻薬)」、「売春」の3つをあげて、それぞれについて解説しています。


まだよく読んでいませんが、ジンについては、トウモロコシと絡めて紹介されております。帝国のジンはトウモロコシから蒸留されるため、ホン・イールのカルトが製造を管轄しており、「帝国の7つの専売品」のひとつになっているそうな。

どうも、グローランサでは「ジン」というのは酒に宿る炎の精霊の名前らしい。


ホン・イール・デスティラトリクス

ジンの母


加入条件:女性でなくてはならない。

能力:〈大酒飲み〉、〈ジン知識〉、〈酒醸造〉、《ホン・イール・デスティラトリクスの ordinate 》

美徳:〈飲めや歌えの大騒ぎ〉、〈油断ない〉

魔術:

《ジン祝福儀式》(《炎の精霊呪縛儀式》、《ジン祝福儀式》、《炎の精霊蒸留儀式》、《ジュニパーの娘と炎の精霊の婚礼儀式》)

《自己探究の旅の舞い》の追加神技:《ジンの舞い》

アミュレット:磨かれた銀のジン・カップ。

奥義:《ジンの解放》(この奥義は《炎の精霊解放儀式》と組み合わせて使わねばならない。奥義は儀式を増強するとともに、複数の目標に対するペナルティを発生させなくすることができる)


ホン・イールについてはこちらも参照。



ジン


 ペローリア人はビールを飲まない。河川流域地方では、アラック(米酒)が好んで飲まれる。属領地地方では、トウモロコシのマッシュから蒸留したあまり上等でないスピリット、「七母神の頽廃」とも呼ばれるチッチャ酒が好まれている。ドラゴン・パスでは、無名の絨毯商人フラヴィウス・ジンニクスにちなんでチッチャ酒は「ジン」として知られている。ジンはアンゴスツラ皮の苦みで香味をつけられ、一般的に強烈なパンチ以外には勧めるべきところのない飲んべえのための酒と考えられている。ジンはトウモロコシの女神ホン・イールと関わりが深い。実際、口さがない部外者たちはジンの飲酒をカルトの静観主義と忘我のトランスと結びつけている。


ジンは歴史的に「安酒の代名詞で、手軽に酔える、つまりアルコール中毒或いはアルコール依存症の象徴的お酒」であるそうで、グローランサでもそのように扱われています。帝国市民や、占領下のサーター都市部でのアル中が増えているらしい。サーターや属領地では、ルナー教布教の手段としても使われているようです。


たしか、ジオ亭通信さんの同人誌でもそんな内容の記事があったような……


ハジアはもともと「忌まわしの森」の原産の麻薬で、プラックスのゆりかご河流域(太陽領)でプランテーション栽培がされていることはサプリメント「ゆりかご河」でも触れられていました。


グローランサはハードコアな世界なので、奴隷が使われてたりとか、こういう「社会悪」にかかわる要素も持ってるんですが、実際 TRPGセッションで出すのは難しいかな。不快になる人もいるでしょうしねえ……

修正値と難易度


■修正値


西山さんのエントリーについて

まあナレーターGM)まかせです。しかしこの修正値、グローランサ世界では何ができ、何ができないのか。何が常識で、何が非常識なのかを示したものなんです。それはきっと人によってちがってしまう。


ルーンウォーズでは、以下のように解決してます。



「行動宣言自体が「常識的には」ナンセンスだったとき」である。

それは例えば、剣を持って斬りかかってくる敵に対して、一生懸命に命の大切さを〈雄弁〉で説いた場合。あるいは、母を失った悲しみに暮れる少年の前で、いきなり〈剣戦闘〉によって素振りをし始めた場合。

いずれも(例え PL の意図は理解できるにせよ)、「ナンセンス」な行動宣言であろう。

そして、このような場合においては、今度は[クリティカル]/[ファンブル]が起こってくれた方がよほど処理が簡単なことも理解していただけると思う。これこそが、「常識」と「非常識」の境界。非常識なシチュエーションにおいて、非常識な結果が得られているなら、それこそがむしろ自然なことなのだ。

ゆえに、この場合において物語を進める障害になっているのは、通常の[成功]/[失敗]が生起したときである。だから、この場合においては R0 のヒーローポイントを発行して、場を先に進めればよい。

そして、この R0 のヒーローポイント――つまり、純粋な「ロールプレイ」、つまりキャラクターを表現すること「のみ」を目的として行われる[アクション]の結果――は、キャラクターに対する描写を表しているから、そのヒーローポイントは{感情}クーポンを生成したとして処理される。例えば、命の大切さを説いたのなら、{慈悲深い}1 点。少年の前で剣を振るって、勇敢さのなんたるかを教えたのなら、{勇敢} 1 点。

そして、これら{感情}ポイントの使用法は、次章「オペレーションの定義例」で与える『感情・意志決定縁故』のオペレーションで具体的に取り扱われることになる。

これを以て、「代用修正」をルーンウォーズのメカニズムから放逐することにしよう。


つまり、


  • 通常の世界で常識的にはナンセンスなことは、成功しても「R0ヒーローポイント」=「感情ポイント」に変えてしまう(ストーリーに影響させない)
  • R1成功であれば、「常識的にはナンセンス」なことが発生する。(ストーリーに影響させる)

西山さんの例でいけば、常識的には歌で剣とは戦えませんが、R1成功、すなわちクリティカルするか、技能をR1レベル以上で持っている(英雄)か、魔法で効果量を増やした場合は、「圧倒的な歌唱力の前に、貫こうとした槍が止まってしまう」という事態が起こって良いということになります。


ヒーローウォーズの場合、技能によって成功の「効果量」が違うはずなのに、それをシステムに組み込んでいなかったために問題が発生してしまうということではないでしょうか。


あとひとつ、「論理の迂回の回数によって難易度が変わる」というルールがあります。


■判定の難易度



引用:

1.1 目標値不変原則

(中略)

すると、規約主義を前面に押し出してくる必要がある。つまり、まずはルール中に〈剣戦闘 10w3〉と書いてあるキャラクターが存在するなら、そのキャラクターが行った行為がどれほどに荒唐無稽であったとしても、まずは認める必要があるのだ。

(中略)

さて、この環境下において「難易度」という言葉は非常に危険ワードであることは明白だと思う。これはメカニズムが持っている自由なパラメータで、セッションの都合に合わせて動的に変更することが可能なように設定されているわけだ。


が、実は動的な変動(つまり、GM による[裁定])は既に[ネガティブ・ヒーローポイント]メカニズムによって、相当に強力な形で実装されている以上、わざわざ難易度を設定して「確率的に過ぎない修正」を指定してやる意義は、きわめて薄い。


しかるに、難易度の役割とはそれとは異なり、むしろ予め公知することによって立脚している世界観を[テーブル]が共有することにある。つまり、[難易度] はそれだけ安定なパラメータであって、メカニズム要素である[アクション]の記述としては登場する(それによって、PL 達は現下の[環境]における個々の[アクション]の効率性を、予め検討することが可能になる)が、GM が動的・恣意的な最良の結果として課すべき量ではないことになる。


というわけで、ルーンウォーズではまずこれら導入されているメカニズム間の比較検討に基づき、メカニズム中から「目標値に対する加算・減算的修正」を全廃する。

(強調はまりおん)


ここは大きくヒーローウォーズと違っているメカニズムです。

つまり、ルーンウォーズでは「代用修正」はありません。


ということは、PCは持っているアトリビュートと同じことしか判定できないのか?というと、もちろんそうではありません。


詳しいルールはこちらにありますが、そのアトリビュートが判定しようとしている事柄から離れている度合によって、難易度が上昇します。


たとえば、〈心理学〉というアトリビュートを持っているから相手の心理を読みます、というときは難易度変更はありませんが、たとえば〈番兵として長く務めている〉から相手の心理を読みます、というときには論理の飛躍があります。そこを「番兵として長く務めているので、いろんな人と会っていて、人間の反応の機微についてよく知っているから」という理由をつけたとすると、(1)番兵だからいろいろな人と会っている(2)人と接する機会が多いから人間の機微についてよく知っている、という2段階の変換があります。よって、これで+2の難易度となります。


難易度は、「その回数だけ成功しないと1回の成功と認めない」というもので、難易度2であれば2回ロール成功で1成功と数えることになります。


以上の2つのルールで、ヒーローウォーズの「修正値問題」はほぼクリアできるのではないかと思われます。


……魔法(R1レベルの技能)だとわりとなんでもありなのは変わらないような気がしますが(歌で空腹を紛らわしたり、心の病を治したり、悪人を悔悟させたりできる?)、まあそれは神性魔術レベルのことなので、グローランサ的にはアリとしましょう(笑)。(あと失敗したときのリスクが大きいし)

2007-11-20

結婚式で太陽の塔に礼拝を捧げてきた


日曜日、大学時代の先輩 SHUN さんの結婚式にいってきました。場所は大阪万博記念公園迎賓館でした。


奥さんきれー。そして凄く頭がよさそうな人だった。

式も隅々まで行き届いていて、「人間モスタリ」(*ルーンクエストの各技能修正をそらで瞬時に計算できるためこう呼ばれていた) SHUN さんらしかった(笑)。


久々にお会いした人も多かったです。

id:piroki は結婚後遊ぶ時間がとれないそうな。でも奥さんと楽しそうでいいじゃん(笑)。

俵ねずみ氏もお元気そうでした。TRPG 活動を再開したいとおっしゃっていて、Skype とか使って一緒にやりたいなあと思ったりしました。

やはり、わたしのTRPGやるモチベーションはここにあるな、と再認識した1日でした。


時間の関係で二次会を途中で抜けなくてはならなかったのが残念。

結局、当日中には長野までたどり着けなかったので、東京に泊まったんですけどね……。

ワールズ・エンド〜世界の果て〜


World of Glorantha メーリングリストで、「ペントの北ってどうなってるの?」という質問があがっていたので、


f:id:mallion:20071120070446j:image:w550


この地図を描いたんだけどどう思う?と投げてみました。


グレッグ氏より回答あり、

Nice map! You ought to send it to Nils for the fan map site!


わーい! ほめられちゃった(笑)。


  • 古い地図では大陸はつながっているように描かれている。
  • 一番新しい解釈では、これらの大陸はつながってないよ。(たぶん)
  • でも外世界の特質で、同時に「陸でつながっていて、海で隔たれている」可能性がある。
  • 「時の壁」と呼んでいるものを越えると時間と距離があいまいになる。
    • スノーダル王子の冒険を思い出してほしい。

んで、Trotsky 氏が、ジェナーテラ大陸の北の果ての地図を描いて MLアーカイブに投稿しておりました。


f:id:mallion:20071119013337j:image:w550

(クリックで拡大)


あと、やっぱりグレッグ氏はグローランサの「マスターマップ」みたいなものを作成しているみたいです。「古い地図をほりかえしてみたよ。情報的には正しくないものもあるけど、スキャンしてアップできるか調べてみるよ」とも書いてました。


たのしみです。

2007-11-18

第二期のマルキオン教会と神知者 その1


調べてみたよー。

しかし途中で力尽きた。げふり。HeroQuest とか Middle Sea Empire とかの情報とかとは照らし合わせていないです。記憶のみで。あとルールも検討しようと思ったんだけどダメでした。


がついている分派は、第三期にも生き延びているような記憶があります。


真正マルキオン教会 True Malkioni Church

「海と陸の帝国」の正統教会。大聖徒(High Ecclesiast)をトップとする。

大聖徒は、選帝会議への投票権を持ち(ただし儀礼的なもの)、皇冠を皇帝に授ける。


  • 聖なる書をもつものたち Saintly Bookbearers

「聖なる書をもつ者たち」は「不変の書」の最初期の布教の中心となった修道会である。


ルーン:「意思疎通」「交易」

信者:貧しく信心深いジルステラ人たち

友好修道会:なし


  • 聖セラゾス聖人修道会 Order of Saint Serazos

聖セラゾスは第二回マルキオン公会議で「不変の書」の見えざる神による顕現のきっかけを作ったとされる聖人である。修道会は不変の書に厳格に従い、神知者を排除しているが、神知者と同じく「不変の書」を魔道書として使うことができる。


ルーン:「無限」「法」「調和」

信者:生まれついての天才的な数学者たち

友好修道会:ジストルの歯車


  • 寛大なる思想の兄弟団 Brothers of Charitable Thought

「新修道会」(神知者)に対する宗教警察として設立された修道会。帝国の魔道師たちを監視している。ディレクティも見張っていたが、6人の兄弟が殺されディレクティはEWFへ走った。


ルーン:「魔術」「真実」「法」

信者:マルキオンの熱心な信徒

友好修道会:ジストルの歯車


  • バーダンの書 Bardan's Book 

戦闘用の魔道呪文を幾多発見した聖バーダンの修道会。傭兵や戦闘補助魔術師などが属し、戦闘補助魔術師は「本の男」(Bookmen)と呼ばれる。一般のマルキオン信者からはうろんな目で見られている。


ルーン:「風」「魔術」

信者:戦闘を焦がれ、戦闘魔術に熟達し、富を得ようとする者

友好修道会:聖ヴォランク騎士団、聖ウェアタグ


  • 聖ヴォランク騎士団 Knights of Saint Volanc

正道への回帰十字軍を起こした聖ヴォランクの聖人修道会。しかし「不変の書」の解釈をめぐりいくつかの派閥に分かれているようだ。真正マルキオン教会でも原理主義に属する。


ルーン:「魔術」「死」「法」

信者:宣教師、異端審問官、聖騎士、邪悪を滅ぼそうとするもの

友好修道会:バーダンの書、フワロジアン神秘主義学院


正道十字軍 Rightous Crudade


  • 新しき鉄杖の聖人修道会 Order of New Iron Staff 

もともとはセシュネラの修道会だったが、「正道への回帰十字軍」に呼応して暗黒帝国と戦った。


ルーン:「魔術」「炎」「鉱物」

信者:軍隊魔術師、神知者に対して微妙な感覚を持つ者たち

友好修道会:聖ヴォランク騎士団、血の修道僧たち


  • 血の修道僧たち Monks of Blood

セシュネラ王ウルマルによって暗黒帝国とたたかうために設立された修道会。暗黒帝国の崩壊後は、あるものは正道への回帰十字軍へ身を投じ、ある者は暗殺者となった。信者は黒と赤のローブと仮面で身を覆い、誰がメンバーであるかを知る者は少ない。


ルーン:「影」「炎」「魔術」

信者:戦士や暗殺者として訓練をうけた魔術師

友好修道会:新しき鉄杖の聖人修道会

2007-11-17

TRPGと地図


もうご存じの方も多いと思いますが、季刊R・P・G が死亡しました。


R・P・G vol.4―本格派アナログゲーム情報誌

R・P・G vol.4―本格派アナログゲーム情報誌


しかも最悪の裏切りを以って。なんだ「当誌の方向性は今のところは多くにとって必要のないことと感じるのです」って。今まで買ってた読者をなんだと思ってるんだ?

テーマがうんぬんより、編集があまりにひどかった、というのがあると思うのですが如何。地図特集で誌面に地図が載ってない雑誌ってどうなの。


……とちょっとプリプリしていますが、記事は面白いのが多かったんだよなあ。今回もいろいろと面白かったです。で、TRPGと地図について。


続きを読む

ヴィンランド・サガ5


ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)


うむ。トルフィン主人公復活(笑)。

盛り上がったところで終わって続きが早く読みたい……


ただ、これでクヌートが覚醒してしまったらつまらないので、もうちょっとひっぱって武勲を立てた忠臣アシェラッドを殺して覚醒、みたいな展開を希望。

しかし、この話の翌年(1016)にはクヌートがロンドン落としてるんだよね。これはアシェラッドの功、みたいにしてほしいな。


背高トルケルについて史実を調べたくなってきた。

なんか資料は……サガを読むのが一番早いですかそうですか。

初音ミクにギャラガをやらせてみた


D


ニュータイプ養成動画。

すごい再現度。

タグの「わたしにも敵が見える!」に笑った。


でも実は、敵が見える人はおやじ(オールドタイプ)です(笑)。

2007-11-16

RuneWars のルールサマリを作り始めた


自分向けにRuneWars wikiからルールサマリをつくりはじめました。



はてなグループを使っています。

ゲーム用語(RuneWars では“ターム”と呼びます)は、グループキーワード化されてますので、クリックすると解説にとぶようになってます。(まだあんまりキーワード作ってないので役に立ってませんが……)

キーワードはグループ内にしか適用されないので、こういった使い方が可能です。


はてなグループをこういった使い方するのもおもしろいかも。

グインサーガ117「暁の脱出」/グインサーガ、アニメ化?


暁の脱出―グイン・サーガ〈117〉 (ハヤカワ文庫JA)

暁の脱出―グイン・サーガ〈117〉 (ハヤカワ文庫JA)


電車の中で読了。グインは電車で読むのが(ry


ガンダル戦は面白かったな。なんかバキとか拳闘暗黒伝セスタスみたいだった(笑)。

次からはパロ編だけど、グインの記憶は完全には戻らないかもしれないなあ。「七人の魔道師」でも、ヤンダル・ゾックのこと知らなかったし。


で、あとがきに「アニメ化の話も動き出した」みたいなことが書いてありました。

早川め、禁断のカードを切ったな(笑)。

むかし、「実写じゃなきゃやらない」とかいっていたような気がしたんだけど……

2007-11-14

Paper Wars


f:id:mallion:20071114061938j:image:rightcart さんのところでグローランサ向けペーパーフィギアの「Paper Wars」の紹介がされていました。



これってPDFとかで売りにださんかなあ……

松岡正剛「ちょっと本気な千夜千冊虎の巻」


松岡正剛氏の「千夜千冊」というサイトがあります。



正剛氏の書評に触れたのは「ヒーロークエスト考」でジョセフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」について調べたときですが、的確な内容把握とその知識量に感嘆しました。こういった書評を書ける人ってどんな人なんだろう……というのが関心の第一歩。


千夜千冊には1000個以上の書評があるのですが、正直どれもすごい内容(と量(笑))で、どこから手をつけたものか……と思っていたのですが、ちょうど「虎の巻」という本があったので買って読んでみました。


ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝

ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝


これはおもしろかった。3回ぐらい目を通しました。


続きを読む

10巻以内で完結してておもしろいマンガ



まとめリンクとしてもよくまとまっています。


重なっているのを承知で書くと「辺境警備」「グラン・ローヴァ物語」「Oz」「レベルE」「プラネテス」「あずまんが大王」あたりはガチかなあ。……すいません貧困な漫画読書体験で。

2007-11-13

告知:公開RuneWars Skype ミーティングのお誘い(11/17)


f:id:mallion:20070731062313j:image:right:w200以下の日程で、公開 RuneWars Skype ミーティングをおこないます。


  • 11/17(土) 夜23:00〜
  • Skype にログインし、アカウント Vampire.S で検索してコンタクトしてください。
  • 同時に5人まで会議ができます。
  • 内容は、RuneWars についての質問など。
  • 万一人数が多すぎる場合はチャットに移行する可能性があります。

Skype についてはこちら。


とりあえず、ヘッドセットさえあれば利用できます。

1000円〜1500円ぐらいですかね?私は以下のヘッドセットを利用しています。


【1900年モデル】ELECOM イヤフォン付きマイクロフォン MS-HS59SC

【1900年モデル】ELECOM イヤフォン付きマイクロフォン MS-HS59SC


安いしあまり耳も痛くならないのでおススメ。


なお、まりおんは翌日所要があるため、0:00ぐらいに抜けさせてもらう予定でおります。


ルールの概要が知りたい方、グローランサについてお話をしたい方の振ってのご参加をお待ちしております。

DriveThru RPG の無料ゲーム配布祭り


DriveThru RPG が、感謝祭(Thanksgiving Day)にあわせて、無料でゲームを配布するセールをおこなっています。太っ腹!



日替わりでアイテムが変わるようです。

火曜日には Mongoose RuneQuest の基本ルールの無料配布が予定されています。

金曜日には HeroQuest の Hero's Book (プレイヤー向けガイド)が配布されます。


Rolemaster Express とかもあるな。

時差の関係でちょっと日本とはずれますので、お見逃しないようご注意。

初音ミク-リローデッド


D


ミクみっくみくにしてやんよ!」

という後半(2:58あたりから)のアクションがすごい。どうやってるんだ。

2007-11-11

村雨さんの小説:グローランサのケータイ小説できたよー



これはすごい。

一人の神知者の生きざまを描いて余すところがない(笑)。


これを読んでMRQの神知者まとめを始めたんだけど今日の更新には間に合いませんでした……

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を見に行ってきた


ほんとは宇多田をダシに全くエヴァを知らない奥さんと一緒に見る予定だったんだけど、息子を預けるのができなくなったんで一人で見てきました。

どういう感想になるか聞きたかったんだけどなー。映画ってやっぱ一人でみるとそれだけになっちゃうしな。

ちなみにその間、息子と二人で消防署見学(子供希望)とスイーツ博にいってきたらしいです(笑)。


感想:

  • 期待していたほどシンジの性格が変わってなかった。でも家出シーンで道路が破壊されてなければ歩いて帰るつもりだったみたいなところとか、決断力はついたような。
  • 今見るとミサトの方に感情移入してしまう。(無理してんな、とか)
  • つなげてみるとNERVの作戦はかなりいきあたりばったりだ。「動いた?!」ってアンタ(笑)。
  • 逆に感情の動きは読み取りやすい。
  • 蛍光色があざやかだ。
  • ローソン自重www
  • ミサト「男は自分一人のことで精いっぱい」リツコ「女には辛い時代ね」……庵野監督、奥さん(安野モヨコ)にそんなこと言われたのか?(笑)
  • 使徒は倒すとATフィールドがなくなって破裂してLCLになる演出になった。
  • リリスのお面がサキエルなんだけど。
  • ラミエルの変形はこちらで大方は見てたんだけど(笑)、

D

ニコニコ動画(RC2)‐手作りラミエル

  • 変形やっぱすごいわ。
  • 次回予告。エヴァ6号機かっこわるい!(笑)

いまみるとゲンドウが一番理解不能です。結婚した庵野監督がゲンドウの結論をどういう再演出をするのか、それが一番たのしみ。(変わんなかったりして……(笑))


映画を見て、これを読みたくなった。


監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)

グインサーガのファンイラスト


RQ絵師で有名な、大和桂子さんことぷぷりこさんが、グインのイラストを描いております。


僕の頭をお食べwww


正伝117巻が出ているのですが、まだ読んでません。

じつは113巻あたりから立ち読みです(笑)。……ガンダルのところは燃えたんですが、やはりタイス編はひっぱりすぎだろう。3巻ぐらいでいいよー。

でも117巻で終わるみたいなので、117巻は買ってみようと思います。


おお、トップには羽馬の女王も!

育児マンガもいい感じです。

2007-11-10

地上における女神 その3


つづきです。



「青の城」はオローニン湖の中に立つ「秘められし城」である。この城の住人はヴェス・エスディシと呼ばれる半神たちで、湖岸の住人たちと非常に友好的だった。ヴェス・エスディシたちは彼らに従う住人達を保護し、外部よりの侵略を退けてきた。


青の城の姫と結婚した者の中に、ハーラッシュ・ダービートというサトラップがいた。彼は「四本の光の矢の戦い」で戦死し、その子らは復讐を誓った。彼らの誓いは、湖の住人はもちろん、その魔術的な結びつきにより青の城の住人を巻き込んでいくことになった。


ドスカロス(のちの赤の皇帝)はこのとき初めて歴史に登場し、兵を率いた。赤の女神は力を増しつつある敵軍に対抗するため全軍を召集した。この中にはうちつづく戦いの中で半ば永久的な体を持つようになっていたクリムゾン・バットも含まれていた。


「古の神々」は青の城を最後の決戦の場所にすることにした。女神は征服地では世界に存在する権利を証明したが、古の道による試練を完遂しなければならかったのである。古の神々とその信者たちは、オローニン湖の上で行われた2年間に渡る戦いに突入していった。戦いの中では神話と現実の境界は消滅し、神々と定命の者たちは互いに戦い、血と信念に彩られた魔術的な戦場で命を落としていった。


ついに、古の神々は女神に膝を折り、女神を受け入れることを誓った。中には同盟を誓うものもいた。自然の秩序は「青の城の戦い」で引き裂かれ、平和が訪れた後に赤の女神とその力を含むかたちで宇宙は再び作り変えられた。


赤の皇帝=“瞳の中の剣”ドスカロスについてはまた後日書いてみます。

同じ部分を、『グローランサ年代記』はオーランス人視点から描いています。


青の城の戦いは、赤い月の女皇帝が神かどうかを決める戦いだった。もし女皇帝がすべての「大いなる盟約」の神々の仕掛けた厳しい試練に耐えきれないようなら、女皇帝は化け物だから神々の手で殺されることになる。試練を課そうと言い出したのはオーランスだった。


(中略)


女皇帝は詐術によって勝った。普通の戦の掟に従わず、普通の創造の掟に従わなかったから勝った。ありえないことが起こった。


いきさつはこうだ。


女皇帝には一人の息子がいた。この息子は一人だったが、いくつもの体を持っていた。女皇帝の体は一部一部は、生きているもののように動いた。女皇帝の影は女皇帝自身よりも強かった。影と見えたものは本物で、本物と思ったものは皆影だった。神をも打倒しすことのできるあらゆる手から、女皇帝はことごとく逃れた。


女皇帝も無傷ではいなかった。……そのはずだ。

赤の女皇帝の育ての母の一人は、その信徒にすら知られていない。……そのはずだ。

オーランス神自らが、この化け物を消し飛ばした。……そのはずだ。


それだというのに、女皇帝は勝った。矢も届かない崖のようにオローニン湖のまわりにそびえた波も、今は砕けた。城はわずかに身ぶるいしたかに見えた。そして赤の女皇帝と側近どもは華やかな祭に送られて戦の野をあとにした。


オーランスの体の深くには、女皇帝の付けた傷が残り、女はこの傷を通って秩序の世界に忍び込んだ。赤の女神はこうして女神となり、世界を再び混沌から守るのは、オーランスの持つ最後の秘密しかなくなった。


語られ方は違いますが、いずれにせよ赤の女神は「大いなる盟約」に挑戦し、勝利をおさめたことになります。

どうやら「青の城の戦い」においては、物質界と神界が境界をなくし、同時に重なっていたようにも読めます。


このようなイベントは他にも「太陽停止」「ドラゴンキル戦争」「恐怖の夜」などがあります。「太陽停止」のときにはナイサロールが誕生していますし、新しい「神」が生まれるには、大いなる盟約の停止が必要なようです。


またこれらのイベントは、「歴史時代にはヒーロークエストできない」というルールの例外になっているそうです。

celluloid (Full)


D


そういえばまだはっていなかった、オリジナルの名曲。

PV風の映像が秀逸。


いままで歌がなかったために注目されなかったインディーズの作曲の人たちがこれを機に評価されるのはよいことですね。

2007-11-08

ルーンウォーズにおけるストーリーの因果


f:id:mallion:20070731062313j:image:right:w200ごく一部に反応してみます。



TRPGの自由についてではなく、ドラマのメカニズム化について。


RPGはドラマが発生するもの(ストーリー的な意味で)

アリアンロッドでランダムダンジョンを延々繰り返してキャラクターの成長を楽しむのも、時間がたてば飽きてきます。そうしてプレイ中にちょっとしたユーモアが提供されたりします。

ダイス★クエストでのプレイ中にあったことです。ダイスク★エストには世界設定やストーリーもなく、キャラクターも性格など決めずに遊べます。

スケルトン強いな」「いや、お前のダイス目が悪いだけだろ」

スケルトンはダイス★クエストの中で一番弱いモンスターです。たまたまダメージ受けの目が連続したのですが、それを『スケルトンが強い』とシャレたわけです。

以後、スケルトンが出ると、彼のキャラクターがなぜかダメージを受けるという場面が印象に残っていきます。「先祖がスケルトンに何かひどいことをしたんじゃないか」とか「スケルトンに弱い一族」とか、勝手に設定が妄想されていきます。

こうして自然発生的に『キャラクター(性格・人格をもった存在)』と『世界設定』が運用され、ドラマが起きるということになります。これぞRPGでしょう。


ルーンウォーズにおいては、とりあえずアトリビュートの判定をした結果(ダイスを振った結果)は必ず「起こる」ことがルール的に決まっています。なので、「いや……、とはいってもどうしてそんな事に?」みたいな事態が発生しえます。(特にクリティカル/ファンブル発生時)


そのとき、一つの手としてはGMが「ネガティブヒーローポイント」を発行して、「いや、それチャイ!」とする手がありますが(ネガティブヒーローポイントは、GMが使うことのできるヒーローポイント。あとで「君たちは超自然の力で道に迷った」((c)きくたけ)とか、GMサイドで理由もなくストーリーを動かすのに使える)、もう一つはプレイヤーが「いやそれにはこういう訳があったんだよ」と提案して、それを[テーブル]で承認することで設定として認める、という方法があります。


つまり、ルーンウォーズの判定では、「因果」(こういうアトリビュートがあるから、こういう結果が得られた)だけではなく、「果因」(こういうダイス判定結果があるんだけど、それはこういう理由があったからだ)が発生することがあります。


じつはヒーローウォーズを運用する際にもこういった要素はあったんですけど、ルーンウォーズではさらに明確化されているということですね。


そして、これがルーンウォーズにおけるドラマ生成メカニズムのキモのひとつになっています。


詳しくは以下。


続きを読む

大いなる盟約による制作状況報告


In accordance with the Great Compromise, I ask for an update on the status of ……という呪文によって召喚される Moon Design の社長によるサプリメント制作状況報告。


Blood Over Gold の印刷版が、印刷所から帰ってきたそうです。近々、発売になる模様。id:piroki 氏に朗報。


それから、次の「Heroes of Malkion」のレイアウトに入ったそうです。それが終わったら、エルフ本の編集にかかるとか。


どうやら ILH-2 にちらりと書いてある情報によれば、使い魔の作り方ルールも収録されるんではないか?と推測される Heroes of Malkion。期待して待とう。

ニコニコ動画の歴史現代編 ZIP厨の台頭



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2007-11-06

ルーンウォーズ公開テストプレイプレイヤー募集


Vampire.S にいさまより、mixi のコミュで告知がありましたので、こちらにも転載させて頂きます。


日時:

 2007年11月23・24日(金(祝日)・土)のいずれか(プレイヤーの都合の良いほう)

 午前10:00開始、終了19:00予定の9時間(昼食・休憩等含む)


場所:

 東京大学駒場キャンパス1号館162号室、Adventurers' House 内。

 なお、当日は第58回駒場祭開催中であり、本企画は同文化祭における東京大学ゲームサークル大都会の企画の一部として行われます。


アクセス等:

 第58回駒場祭ウェブサイト内同企画ページ:

404 Not Found


 東京大学駒場キャンパスアクセス: 404 Not Found

no title


 駒場キャンパス1号館アクセス:

no title


GMVampire.S


PL:上記募集者及び適当に大都会部員から有志w

 PL必要条件D20の振り方を知っていること。

 PL不必要条件1:ルーンウォーズについて、特になにがしかの知識・理解は不用です(現場でインストラクションするので)。

 PL不必要条件2:PLの〈グローランサ知識〉は、ゼロでも問題ありません。

 PL不必要条件3:事前にキャラクターを作成する必要もありません。


シナリオ概要:

 下記を参照してください。


連絡先:

 mixi日記:ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]

 eメール:vampire_sniisama★infoseek.jp(★を@に変えてください)

 掲示板 :no title


等へどうぞ。


詳しい状況説明とかは以下。

わからないところがあっても、全部は把握する必要はないと思います(当日までにどんな内容か知りたい方向け)


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僻地の産科チーフ



タグ:

医者志望が減る動画 ひどすぎる現実 期間限定しないでくれ 業界歌


ひどすぎて言葉もない。

2007-11-05

オンラインセッション過去ログ置場


f:id:mallion:20070731062313j:image:w300:right


いろいろあって止まってしまっていますが、以前行っていたオンラインセッションの過去ログ置場です。

実際どうセッションが進んだのか、みることができます。


2ちゃんねるブラウザで取り込んで読むと見やすいかと思います。

2007-11-03

緩和判定について(お返事)


昨日、Vampire.S にいさまと Skype にて打ち合わせを行いました。やっぱり今週も忙しくて一文字も書けない状況が続くようです。

ですので、自分が正確に理解していない可能性もある(というか高い)のですが、ご質問にお答えしておきます。


tMiya さん:

緩和判定のルールについて解説頂けないでしょうか?Wikiの上にも緩和というエントリがありますがどうも良く解らないです。


 <streetwise 18>の達成度の期待値は表によれば9.0であり、逆に{情報クーポン:9.0}は達成度9.0→能力値18、ですよね。


 緩和判定を使う事により、能力値18でも達成度44を得られるのでしょうか?あるいは2*R1+4*R0というのはたまたまダイスの目に恵まれたので得られた値なのでしょうか?


 後者だとすれば、「わらしべ長者」的要素というのは幸運の連鎖を期待しているに過ぎない -- 例えば、初期資金9.0で株を買って、それがたまたま値上がったので売ってまた別の株を買ったらまた値上がって、みたいな -- 訳で。


 前者だとすれば、単にstreetwiseだけで判定すれば18なのだが、<streetwise 18>と<共同体への縁故 X>によって達成度44が得られるということなのでしょうか。勿論、X < 4w1で無ければ意味が無い(単に<共同体への縁故 4w1>で判定して達成度期待値44ですから。)


 この場合、「AとBを組み合わせて、A単独やB単独より高い価値を作る」というところに物語的な意味を持たせて行くみたいな感じになるのかな。


 それはそれとして、どんな作業でも達成度という値に変換するっていうのは、どんな作業でもman-dayとかman-monthという単位に変換するIT業界をなんか連想しました(笑)。


結論から言うと後者になります。「たまたまダイス目がよくてそういう結果が得られた」ということで、じつはこの例は表の達成度44の項をつかいたくてそういう結果にしただけでして……(笑)。6回判定したなかで、R1クリティカルが2回、普通の成功(R0成功)が4回出た、という状況を設定しています。


なお、判定結果のルーン強度についての解説はこちら。



R1成功=20個のR0成功です。またはクリティカル1回でルーン強度が1上がります。


で、これが「幸運の連鎖を期待しているのに過ぎない」のであるかですが、そうではない、というのが回答のようです。が、なんでそうでないのか、というのを説明するのがなかなか難しく(私がよく理解していないのもありますが)、現時点では、私ではうまく説明できそうにありません。これは、できれば Vampire.S さんと直接お話になられるとよいのではないかと思います。すいません。


それで、緩和判定について。


緩和判定というのは、失敗を「失敗しなかった」(成功ではありません。これを[留保]とよびます)状態にしてやる複合判定のことです。


なぜこんな判定が必要かというと、じつはルーンウォーズはシーン制のゲームでして(まあヒーローウォーズもそうだったんですが)、基本原則として、判定に失敗するとそのアトリビュートはそのシーンでは使えなくなります。


考えてみれば分かりますが、戦士キャラクターが1回失敗しただけでシーン中〈剣攻撃〉が使えなくなったりすると大変です。


ということで、失敗しないように保険をかける判定が緩和判定と思っていただければよいです。たとえばこの場合、〈剣攻撃〉はR0技能(俗界的な技能)ですので、R0レベルの魔術(《剣の助け》とか)で緩和してやれば、〈剣攻撃〉に失敗してもこの魔術判定に成功すれば失敗が「留保」に変わります。R1レベルの魔術(ルーンクエストでいうなら神性魔術相当)で緩和してやれば失敗が成功に変わったりします。



お答えにあまりうまくなっていなくてすいません。

地上における女神 その2


つづき。

今回はルナー帝国(このときはルナー女王国)とカルマニア帝国の決戦であった「ドールベリーの戦い」、あるいは「四本の光の矢の戦い」です。


第一回混沌会戦(再臨の戦い)で主力軍団の多くを失ったカルマニア軍は、領土を縮小しながら兵力の回復に努めます。そのあいだに1235年には赤の女神と同盟した“皇帝”イェルムガーサを助けルナー女王国はダラ・ハッパを解放、その後もカラサル、オローニン地方を征服していきます。0/21(1241年)、カルマニアの首都ドールベリーで最後の会戦がおこなわれました。


カルマニアの神々は最大の力を持って戦うことにし、最古の祭壇が居並ぶ帝国首都(シャーダッシュ)ドールベリーを決戦の場に選んだ。軍は力を増す邪悪なる混沌と戦うと信ずる人々によって増強され、首都の前の大平原でルナー侵略軍の主力を待ち受けた。


ルナーの斥候部隊がカルマニアの前哨部隊と遭遇する前日、カルマニアの司祭(ヴィジール)たちに対して、赤の女神は巨大な“邪鬼”(カコデーモン)を送った。だが混沌の魔とその従僕たちは、巨大サソリの姿をした暗黒神、サッサール・オン・グロールに追い散らされた。


翌日、シャー・ウン族の騎兵がスポルとウォリオン、フロネラ同盟軍の騎兵を追い散らすと、四体の“若きエレメンタル”たちはかねてからの打ち合わせの通り、カルマニアの戦神であるフマクトの“意思”に攻撃をしかけた。だがフマクトは混沌のしもべと戦うべくその闇の力を呼び起こし、「真の戦士団」のアインヘルヤルが“若きエレメンタル”たちを世界の果てへ追い払った。


三日目の夜が明け、ルナー軍は集結したカルマニア主力軍の反対側に対峙した。カルマニアの神々の影のような姿が、カルマニアの軍団の上に浮かんで見えた。神々はそのすべての力を「暗黒面」に捧げていた。生命の光よりも、破壊の闇をというわけだった。カルマニアは「暗黒」の混沌に対抗する力を集め、敵国ルナーに最もおぞましい相をもって相対する準備を整えていた。


カルマニアでは「光」と「闇」の二つの相の神々を信仰していますが、このときはすべての力を「闇」の相に集中して神々を呼び起こしたということでしょう。

しかし、月は「光」と「闇」の満ちかけをもち、ルナー魔術師たちはルナーの力を「光」の相として呼び起こしました。これが「四本の光の矢」とよばれる力です。


ひとたび固定されるや、神々の相を変えることは不可能だった。カルマニアの暗黒相の神々は、月の力に自らをぶつけた。ルナー魔術師は、月の光のかすかな輝きの中に浸っていた中から第一の神を解き放った。これは“秘匿の支配者”イリピー・オントールであった。彼は「第一の光の矢」を放った。これは「光」の最も弱い相だったが、一斉に放たれた魅惑の力であり、カルマニアの強大な神々を惑わすのに十分な力を持っていた。また突如襲った幻覚の力は敵の弱い精霊や神々を殺すに足るものだった。だがイリピー・オントールは「天空の槌」に打ちのめされ、カルマニアの神々は前進を続けた。そこに「第二の光の矢」が襲った。


ちょうどその時、ルナー司祭団は強力な呪縛と惑いの魔術をカルマニア騎士団に放ち、精鋭をのぞいて足止めをするのに成功した。その精鋭騎士には「満月兵団」が襲いかかった。「第二の光の矢」は、カルマニア敵対する戦神、“激怒の使い手”ヤーナファル・ターニルズだった。彼はカルマニアの神々の王にまず襲いかかった。“最初の王”カルマノスは、攻撃の中で傷を負ったが、かろうじてヤーナファルをカルマニア諸神の中に押し戻した。カルマニアの神々はルナーの戦神と戦い、次々と殺された。ついにフマクト神がヤーナファルと相対したが、どちらも決め手を欠き、攻防は膠着状態に陥った。


正午に放たれた「第三の光の矢」は純粋な光の矢であり、これは“時代の行使者”にして“時の書記”であるカーナ・プールに制御されていた。カーナ・プールは「真実」の力でカルマニア諸神を追い散らすために世界に溢れる力を使ったのである。秘められた力を持たないカルマニアの神々は、続く総攻撃の前に散り散りとなった。


ルナー歩兵軍団はカルマニア歩兵に襲いかかった。だがこのとき突如アルティネーの半神がカルマニア軍の中に現れ、歩兵たちの指揮をとった。カルマニアの神々の敗北に気付き、戦場から逃げようとしていた兵士の多くは、この半神の犠牲により落ち延びることができた。


「第四の光の矢」は赤の女神自身によって放たれた。矢は女神の秘密のルナーの光であり、残る僅かのカルマニア神たちを襲った。神々の秘密の力は女神の煌きの光の前に消え去り、彼らは引き退くか、あるいは死んだ。


女神は勝利を祝って兵士たちにドールベリーの都を略奪することを許した。都は炎上し、今なお廃墟となっている。


この戦いにより女神そのひとによる大征服はほぼ終了した。ルナー軍はぺローリアの主だった勢力のほとんどを征服、あるいは同盟を結んでいた。


カーナ・プールについてはこちら。


炎上したカルマニアの首都ドールベリーは「バーントウォール」と呼ばれ、現在は亡霊がうろつくといって地元のものも寄り付かない廃墟となっています。


次の「青の城の戦い」で、この項終わりの予定です。

2007-11-02

情報収集の物語化のしかけ


f:id:mallion:20070731062313j:image:w300:right

accelerator さんのところでもとりあげていただきました。ありがとうございます。


で、以前読んでおもしろいと思った、accelerator のエントリにからめて、メカニズム上の物語化のしかけについて書いてみます。



ルーンウォーズではどうするか考えてみます。基本は、[情報収集]というアクションをおこなうことで、{情報}というクーポン(リソース)が生成されるというものです。


アクションは、能力値や魔術にそれっぽいものがあればそれを使ってもよいし、縁故をつかって緩和判定をかけながら判定をしてもいい。そのあたりの選択は自由。判定の達成度によって、判定の結果生成される{情報}のつよさも違ってきます。


生成されるクーポンは、判定の結果、物語的にふさわしいとおもわれる内容になるGMとPLで指定するのだと思います(どっかに書いてあったっけ……)。とくに思いつかなければ、万能クーポンである「ヒーローポイント」に変えてもいいみたいですけれど。


例としたら、「カルトの寺院の信者たちにお願いして手分けして(共同体への縁故をつかって緩和判定する)、〈streetwise 18〉で判定した結果、ルーン強度R1で2回、R0で4回成功した。R1成功は20R0に等しいから、これは達成度 2x20+4=44相当。これによって{暗躍する盗賊の噂:44}を得た。」みたいな感じ?


で、クーポンはまた「リソース」ですので、別の情報を得る判定に特別なリソースが必要、というゲーム運営にすれば、accelerator のおっしゃる「キーワードリンク」みたいなゲームの運営もできますね。



前回紹介した「クーポンで能力値化する」手順をつかえば、この{情報クーポン:44}を変換して判定してみるよ、みたいなこともできます。この場合、表で変換して、効果量 44 →能力値 4w1 で判定できることになります。


基本的に、ルーンウォーズは判定によってクーポン(リソース)を次々と生成し物語をつくりながら、最終目的を果たす、というゲームになるのだと思います(思いますってのが当事者としてどうなんだ、ですが(笑))。


これを指して、Vampire.S にいさまは「コマンド式アドベンチャーTRPG」、なゆたさんは「わらしべ長者TRPG」とおっしゃっていました(笑)。言いえて妙です。

地上における女神 その1


西山さんのエントリに反応して。



ちょっと古いソースですが、TOME #3 より、「ルナー帝国の歴史」から、「0ウェイン:地上における女神」をダイジェストでお送りします。たぶん3回シリーズぐらいで?


ST.1220年――この年、赤の女神はトーランの都に生まれた。七人の陰謀家たち、後に「七母神」と呼ばれる者たちによって、この魔法の儀式は執り行われた。


トーランの都のあるリンリディ地方は、この時代、多くのサトラップ(地方領主)が覇を競う戦乱の地であった。西には未だ強大なカルマニア帝国の圧政がひかれ、東方には力を増す騎馬遊牧民の絶え間ない略奪にさらされていた。

女神の誕生に先立って、3つの予兆があったという――“若きエレメントたち”が現れ忠誠の誓いを述べ、獣たちは歌を歌い、蜘蛛は巣を守った。女神の誕生の4日前、スポル領で行われた獅子狩りの儀式の最中に、カルマニアの戦神フマクトは不意打ちで傷を負わされ、儀式は失敗した。狩りからなんとか生き延びて戻ったスポル貴族は、同胞の死の原因となった女神を探し始めた。そのすぐ後、トーラン市は近隣の都市と共に女神を助けることを宣言した。


アーコス河畔の戦い(「ファースト・ヴィクトリーの戦い」と呼ばれる)によって、女神の寄せ集めの軍団と国家が確立された。女神はその地を「原聖地」(最初に祝福された地)と名付け、恋人を最初のサトラップ(サルタン)とした。0/6(1226年)、女神の軍団は隣国の侵略を「エレイユ・ハラーンの戦い」で退け、支配権を確立して領土を広げた。干渉への対抗と女神が領土拡大を望んだこともあり、女神はその支配に加わらないサトラップたちへの侵攻を開始した。


このあたりが【the Bold Rebel Reriod】ではないかと。


0/8の終りの聖祝期、女神は定命者の世界を離れ、ゴッドクエストに旅立った。


二年後、カルマニアの王に四代にわたって仕える魔道士“赤髭”マーヘンドラスは、女神は「七つの牙と二つの顎に捉えられて去った、その領土は再征服されるだろう」と宣言した。英雄ヤーナファル・ターニルズは女神を救うために旅立ち、残りの七母神では「原聖地」を守り切ることは不可能だった。


カルマニア帝国の将軍は要塞化された地点に対し歩兵軍団を投入し、その指揮と魔術でからくも突破口を開いた。シャー・ウン族は歩兵としてはほとんど役に立たず、カルマニア騎士団はルナーの聖職者集団のものにまで達し、七母神の二人までもを殺したのである。だが、探索は完遂された。女神が現れたのはこの時であった。


女神は“クリムゾン・バット”と呼ばれる魔物に乗って帰還した。魔物は混沌そのものから生まれた生物であり、物質界にあってもこの世ならざる力を保ち続けていた。定命の者がかつてかように混沌の生物を操ったことはなく、カルマニア兵はそのようなものの知識を持ち合わせてはいなかった。女神は彼らを蹂躙し、赴く場所場所におぞましい死をまき散らし、精神をねじ曲げる混沌の力に抗しきれない数多の者を発狂させた。

後世、この戦いは「混沌会戦」(のちに「第一回混沌会戦」)と呼ばれた。ルナーの圧倒的な勝利は、損失の後の平和の時代と赤の女神の力による栄光を確信させたのだった。


これが【the Battle of Reparture】だと思います。第一回混沌会戦を、ルナー側がいう美名でしょう。


で、この会戦で死んだ七母神は、ディーゾーラとジャーカリールだっけ。ダンファイヴは地界に逃げてて、ヤーナファルはヒーロークエスト中で、イリピーが死んだのはもっと後で、ティーロ・ノーリは女神に肉体を奪われているので、引き算ではそうなる。


そうするとこの時点では七母神は全滅に近いんだが(笑)。


つづく。

うちの国の法務大臣は日本とは関係ない、と言いたい人が多数いるようです



「思い出を話させてほしい。私が田中角栄先生の私設秘書になったとき、毎月のように、

ペンタゴンがやってきて食事をごちそうしてくれた。当時、私は金がありませんから

『ウナギが良い』とか『天ぷらだ』などと言ってた。私は1円も払っていない」

7 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/11/01(木) 16:27:49 ID:Gj7AKV1q0

ちょwwwこの人おかしいwwwwww


 またついこの前、選挙に勝てるからという理由で微妙な女性を防衛相につけた際、選挙敗退後の政変前夜の混乱途上で長年に渡る防衛利権の一角を担う腫れ物のようなパンドラの箱を何の躊躇もなく全開にし、落としでころでも決まっているのかと思いきや何の企てもなく、ついでに政権も崩壊して大スキャンダルになろうとしています。


 その前は微妙というより馬鹿に近い人が「しょうがない」発言をして更迭されたりするなど、面白大臣がここんとこ増えた気がするんですけど、ついに真性のキチガイが登場してしまったのでありましょうか。


失言というか、体重はともかく発言の軽さが目立つ鳩山法務大臣ですが、「友人の友人がアルカイダ」発言について、「事実を言ったらいけないのか。知り合いの知り合いということでは間違いない。それが国際的な信用にかかわるとは思えない」ということですが、残念ながら海外のメディアでも取り上げられており、ワールドカップ級の失言となってしまっています。


どうしたらいいんだ (゚∀゚)

2007-11-01

ルーンウォーズで一番大事な(?)表


f:id:mallion:20070731062313j:image:w300:rightいままでまったく表には出てきませんでしたが、RuneWars でもかなり大事な表がこれ。



これが何をあらわしているかというと、アトリビュートの能力値を、期待される達成度(連続成功回数)に変換する表なのだ。


……えーと、何がいいたいかというと。


基本的に、RWでの判定は、d20をつかって「そのアトリビュートで何回連続成功したか」=「達成度」(連続成功回数)をもとめておこなわれます。「難易度」以上の「達成度」を得れば成功(通常の難易度は1)。たとえば難易度が5の判定では、5回連続して成功しなくてはいけません。

逆に、難易度がマイナス(やさしい)こともあります。たとえば、難易度−1の判定は、ダイスロールに1回失敗してもよい。ロールが失敗・成功であっても、「成功」としてあつかわれます。


これが基本ですが、クリティカルファンブルがあったり、別の能力値をつかって判定の「緩和」「増強」などがおこなえるので、判定形はいくつもあることになります。


さて、では「能力値-期待連続成功回数表」(長い)をもとに何ができるかというと、アトリビュート(値)からクーポン(量)をつくることができます。


……っていってもなんだかわからないでしょうか。

たとえば、実際には〈富裕 10w1〉がどれだけの効果量をもつか、ということを変換できます。10w1(30)の項をみると、69とかいてあります。これが期待達成度(連続成功回数)です。

通常の人は〈富裕 15〉ぐらいでしょう。3とかいてあります。つまり、〈富裕 10w1〉のひとは、だいたい普通のひとの23倍ぐらい財産もちだということがわかります。

また、能力値は乗数的に効果が増えていくことがわかりますね。


逆に、クーポン(量)から能力値(値)をつくることもできます。

たとえば、〈農耕〉の能力値をつかって耕作をしたとして、9回の連続成功で[作物:9]というクーポンができたとします。これを使って判定をする(この[作物]をつかってトロウルを説得します、とか)ときには、18の値で判定をできるわけです。


このあたりはこちらに書かれておりますので、興味がある方はどうぞ。


RuneWars wiki についての感想いただきました


Deck of Many Things さんで、ご感想を頂きました。ありがとうございます。


グローランサ知識も割と要求される様に見える。

 「第0要件:ルーンウォーズは、グローランサを(未体験の人を含めて)より多くの人に広く知って楽しんでもらうために作成される。」というのが目標に掲げられているが、記述の多くはHW/HQを持ってないとピンと来なかったり、色々HQを前提にしている様に見えたり、難しいかも。


ぐぐう。そうなんです。RWは HeroQuest のルールをベースに動いているので、HeroQuest のルールを合体させないとグローランサ的には完全にならんのです。そこも間に合いそうになかったのですが。


国産海外同人商用をひっくるめて、現時点のstate-of-the-artなTRPGルールだとは思うので、是非覗いてみる事をお勧めする。


ありがとうございます。state-of-the-art =「現在の技術の到達水準」……。とてもエッジなゲームです。おもしろいのは縁故のルールあたりとか、弱点のルールとか、よう考え付いたなあという感じです。

プレイヤーがPCを操らないでお地蔵さん状態でいると、縁故をつかって他のPCからあやつられてしまう(クーポン扱いされる)可能性があるとかね(笑)。


あと、例えば最近のゲームシステムとかでいうと、「Aの魔法陣」とかと比べて誰か議論してくれないかなぁ、とか思ったり。


RWは、HeroQuestをもとに、ユルセルームをお父さんに、Ars Magica をお母さんに生まれたゲームみたいなのですが(笑)、そのへんのルーツが似てるのかもしれませんね。あと、デザイナーがどっちも技術屋さんというところが似ているのかも。

ジャガナーザとラタカー



ジャガナーザについてはあんまり知らんのですが、Entekosiad という本で人を殺しまくっていた記憶があります。カーリーみたいなやつだった気が。いちおう、ペランダ神殿の七高神の一柱だったと思います。たしかペランダの戦神ダクスダリウスと組んで大戦争を起こしていた。



上のソースによれば、ジャガナーザは「血を飲み干すもの」「廃墟のうえで踊るもの」「復讐の女神」と呼ばれるようです。邪神だ(笑)。


信者はベルを鳴らしながら戦うらしくて、「カテジナ?」と思った記憶があります(笑)。

ボードゲーム「ドラゴン・パス」にでてきた Bell Temple ってのは、ナーザの信者部隊だとおもう。


殺人の神ラタカーについては、こちらにカルトがあります(英語)。



ラタカーは、「同族殺しの神」であり、「暗殺者の神」でもあるようです。

PC-6601が歌うタイニーゼビウス


D


初音ミクの対抗馬としてはディレイラマが有名ですが(うそ)、これはこれで味がある。

ベーマガとかパソコンサンデーとかなつかしすぎる。

みっくみっく動画まとめ


  • gginc さんもみっくみっくにされてしまったようです。めでたい。(?)

便乗して。


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