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2008-02-01

シャーガシュ、破壊するもの


シャーガシュへの祝詞(のりと)

かの神は万象に顕れる


赤きものを讃えよ!黒きものを讃えよ!道々の王を讃えよ!

吠え叫ぶ彼を讃えよ!彼の音とこだまを讃えよ!


土と風にある彼を讃えよ!雨と雲にある彼を讃えよ!

陽と嵐にある彼を讃えよ!雷と風にある彼を讃えよ!


若草にある彼を讃えよ!火焔にある彼を讃えよ!

若葉にある彼を讃えよ!枯葉にある彼を讃えよ!


「万歳!」織工の叫び声、「万歳!」漁師の叫び声、

「万歳!」壺工、鍛冶の叫び声


「万歳!」貧者の叫び声、「万歳!」富者の叫び声、

「万歳!」狩人、犬の叫び声


「万歳!」槍槌持つが叫ぶ声、「万歳!」弓弦張りしが叫ぶ声、

「万歳!」貴賤が共に叫ぶ声


恐るべきものを讃えよ!解放するものを讃えよ!

全ての殺戮者を讃えよ!

勇敢なるものを讃えよ!忠実なるものを讃えよ!

戦士らの父御を讃えよ!

弓持てる神を讃えよ!

太鼓の演者を讃えよ!

略奪せる王を讃えよ!


生者の世界にある彼を讃えよ!

死者の世界にある彼を讃えよ!

彼岸の彼方にある彼を讃えよ!

天を横切る彼を讃えよ!地を横切る彼を讃えよ!

死をもたらす彼を讃えよ!


西山さんが、テストプレイではシャーガシュ信者をやられるようです。






シャーガシュはダラ・ハッパのトライポリスの一、アルコスの神で、イェルムの息子とされる八つの惑星の一つです。赤の女神はヴェリスルーザとしてイェルムの八つの惑星であったとされていますから、まあ帝国の教えでは「赤の女神の兄である」と言われておるのでしょう。

イェルム神殿の狂戦士の神という位置づけで、神殿内でも浮きまくっています(笑)。オーランス神殿で言えばウロックスというところでしょうか。

さらに、死の神、地界の神でもある。太陽神殿で地界の神というところがすでに異常であるわけです。


グレッグによる「ルナー帝国の神々」によれば、


シャーガシュ

Shargash


供儀、沈静信仰

信者:6万8000人

信仰地域:ライバンス、アルコス、ダラ・ニ、セアード、ジラーロ


 シャーガシュは天上を巡る血の色の惑星を館とする戦の神である。シャーガシュはイェルムの息子であり、シャーガシュはイェルムを守るために戦い、忠実に仕えた。だがイェルムは優れた息子に耳を貸そうとせず、殺された。シャーガシュは戦い続け、浄化のために世界全土を燃やし尽くした。彼は生ける神々の帰還を導いた宇宙でも最古の勢力のひとつである。彼のお気に入りの都市はアルコスであり、そこでは彼は万物の神として信仰されている。そこでは彼は燃え盛る太陽、破壊の神、浄化するもの、死の神、(激怒する)父である。アルコーとして、彼は都市の市民たちに信仰されている。地方の神秘家にも、シャーガシュは「超越せる暗黒」(Transcendent Darkness)と考えられている。他の場所では、彼は戦の神、惑星の神として信仰される。ライバンスでは帝国都市守備隊の連隊のひとつに信仰されている。


シャーガシュ自身は、長い鬚をもつ四つの腕のある巨人として描かれることが多いようです。上の右手にはメイス、下の右手には杖、上の左手には稲妻、下の左手にはドラムをもっています。

このあたり、シヴァのイメージもありそうだな。踊るとことかも。


シャーガシュの武器はメイスと稲妻であるのですが、それからわかるように実は暗黒と嵐ともちょっと関係あるんじゃないかと思っていたり。イリピー・オントールを叩き落として殺したという「天空の槌」は、たぶんシャーガシュの武器ですね。


またシャーガシュはダラ・ハッパ皇帝であるルカリウス帝に神弓を与えて、赤の女神の化身のひとつ“青い月”レシーラを天空から撃ち落とすのを助けています。これをもって「赤の女神が人間になるのを助けた」と教えているようですが、苦しいなあ(笑)。



その後シャーガシュは大暗黒のなかで地獄へ行ってしまいますが、カルグザントの惑星を追って地上に戻ってきています。この赤い惑星はヒョルト人からはトラートと呼ばれている。


アルコスの都は、「不落の都」と呼ばれています。征服されたことがないと言われております。んじゃなぜルナー帝国の一都市になっているかというと、降服したからです(笑)。

カルマニア帝国のときも、シェン・セレリスのときも同じ手を使っている。だめじゃん。


政治的には、数人ダラ・ハッパ皇帝を出していますが、帝国の支配者として大きな力をふるったことはほとんどありません。政治下手なんでしょうね。


グレッグによれば、アルコスは地上に現出した「地獄」で、アルコスをおおう一つの岩からできた緑の城壁は、地獄と地上をわかつ境界になっていると考えられているようです。だから、この中に住んでいるのは「死者」と考えられる。そのため、「地上に動く死者がいる」ことを嫌うフマクト神からは不倶戴天の敵とみなされているようです。


境界の中を「封殺寺院」(エンクロージャー)と呼びます。アルコス自体がひとつの封殺寺院ですが、なかにはたくさんのエンクロージャーがあります。


アルコスは特殊な場所として、ルナー帝国でもほぼ自治を認められているものと思われます。アルコスで有名なのは、アルコス軍事学院と大図書館。アルコス軍事学院は「ライト・オブ・アクション」と呼ばれるルナー帝国の軍事教義(ドクトリン)を構築するもとになったようですし、大図書館では、赤の女神とともに戦ったダラ・ハッパ皇帝イェルムガーサが、失われていた「イェルムの輝ける再昇」(Glorious ReAscent of Yelm)の書をヒーロークエストによって再発見し、カルマニア帝国によって滅ぼされかけていたイェルムの信仰を再建しています。


アルコスについては、zeb さんがいろいろ書いておりまして、ここには地図もあります。



イメージとしては、スパルタがひとつの例になるかなあ、と思ったり。


アルコス人はダージーン人を嫌っていますが(淫猥な女神シュール・エンスリーブを信仰しているため)、アルコス人自身は周辺の民族すべてから嫌われています(笑)。地獄の神を信仰する狂戦士の民ですからねえ。

PCとしては、まあそんな感じなのでどうして一緒にいるか他PCとの関係を考えてね、というところ。そのあたりはircチャットで。

以下の「ダラ・ハッパ貴族家門作成表」はけっこう役にたつかも。これもzebさんですね。zeb さんすげえなあ。



シャーガシュのカルトは「赤き王」「緑の王」「黒の王」の3人の支配者によって統治されており、それぞれが「軍事」「政治」「信仰」をつかさどっています。ILH-1 に載っているのはたぶんシャーガシュの赤い道のカルトですね。緑の道のシャーガシュは、都市の神アルコーとも呼ばれる(ほんとはシャーガシュの息子ですが)。

なお、黒い道のシャーガシュは、悟法と関係があるようです。(超越せる暗黒としてのシャーガシュ)


アルコスで他に信仰されている神々は、前述のルナー帝国の神々から引用すれば以下のとおり。


イェルムとデンダーラ

Yelm and Dendara

供儀

信者:1万2000人

信仰地域:ライバンス、古ナヴェーリア、ユスッパ、アルコス、セアード、リンリディ、オラーヤ

 彼らは世界の皇帝と皇妃である。


オスリラ

Oslira

供儀

信者:21万9000人

信仰地域:アルコス、ライバンス、ユスッパ、ジラーロ

 この大河の女神は常にエヴェーリナや他の女神と一緒に信仰されている。彼女は土地所有者や市民たちにはモーヘンガス(Mohengus)とのつながりで信仰される。下級民や公民権剥奪者たちには、彼女は地方独自の沼の夫君(ライバンス北方では“葦の少年”(Reed Boy)、アルコスや南方ではイェステンドス(Yestendos))と共に信仰される。


オリア

Oria

供儀

信者:37万6000人(大神

信仰地域:古カルマニア、ライバンス、ダールセン、古ナヴェーリア、ユスッパ、アルコス、ダラ・ニ、セアード、ジラーロ、リンリディ、オラーヤ

 オリアはルナー帝国で最も広く信仰されている女神であり、彼女(とその夫たち)へ捧げた大寺院はどこの地方でも見ることができる。オリアは食物生産にすべて関係する母なる女神であり、それゆえ彼女は適宜雌牛、雌豚、雌羊の女神として信仰される。彼女の信仰はまた彼女の旧き母、ベサデサ (Besadesa)へ捧げる儀式や、その他の古代の礼拝儀式を抱合している。彼女はまたほとんどの場合夫や息子のひとり以上と結びついて信仰される。


デンダーラ

Dendara

敬愛、供儀

信者:1万2000人

信仰地域:ライバンス、古ナヴェーリア、ユスッパ、アルコス、セアード、リンリディ、オラーヤ

 美徳、婚礼、祝福の女神。デンダーラはイェルムの妻であり、従って宇宙の皇妃である。彼女は支配の神からの祝福の入れ物であり、授け手である。デンダーラはまず第一に女性、特に太陽信仰者の妻や娘たちほぼすべてから信仰を受けている。彼女は婚礼においてペローリア全土で呼び起こされている。


ヤーナファル・ターニルズ

Yanafal Tarnils

供儀

信者:1万2000人

信仰地域:ライバンス、アルコス

 帝国の戦神。ヤーナファル・ターニルズは0ウェインにおいて、ルフェルザの助けを得て第七の魂(Seventh Soul)を解放し、不死性を得た人間である。彼は一般化された戦の神であるが、より特化したかたちでは、連隊の小分隊兵士(彼らは通常他の戦の神を信仰している)を率いる士官の神である。


ロウドリル

Lodoril

供儀、敬愛

信者:25万200人(大神)

信仰地域:ライバンス、古ナヴェーリア、ユスッパ、アルコス、ダラ・ニ、セアード、ジラーロ、リンリディ、オラーヤ

 ロウドリルはダラ・ハッパの古代の大地の神であり、ダラ・ハッパ人が入植した地じゅうで信仰されている。彼は通常オリア(彼の第一の妻と考えられる)と共に信仰される。よく知られたアスペクトは、「貪欲なもの」「熱を与えるもの」「鋤の男」「槍の神」「大地の下の炎」、そして「地界の王」である。


ビゼルエンスリーブ

Biselenslib

供儀

信者:10万人(大神)

信仰地域:アルコス、ダラ・ニ、セアード、ジラーロ、オラーヤ

 長脚の女神。シャーガシュ/アルコーの妻であり、河の民の多くの家系の母である。彼女はその長い脚を使ってヘンジャール地方に河を掘り、彼女の(食用にできる)子供たちをその中に隠した。彼女は夫シャーガシュを他の女神と交わっているのを見つけ、愚かにも彼の誓った事に従うか、彼女のもとを去るかを迫った。アルコーはビゼルエンスリーブと離縁することを選び、彼を強力なものとするオスリラと家庭を持った。ビゼルエンスリーブの像は大寺院から貧民の葦でつくられた寺院まで広く見ることができる。ビゼルエンスリーブは、アルコスにおいては「草の民」や貧者によって信仰されるのがほとんどである。しかしながら、ダラ・ニ地方とセアード地方においては、稲作農民のほとんどに信仰されている。彼女への信仰は常にイェステンドスとエヴェーリナへのものを含む。


ブセリアン

Buserian

敬愛

信者:1万9000人

信仰地域:ライバンス、ドブリアン、ダージーン、ユスッパ、アルコス、セアード、リンリディ、オラーヤ

 ブセリアンは最初に人々に星とその秘密について教え、大暗黒のなかの人々を救った。彼はユスッパに居を定め、そこで天文学者たちに助言を与え続けた。彼は人々に筆記の仕方を教えたため、古代においては帝国の書記官たちのほとんどは彼の信者であった。多くの場所では、現在もその役割を担い続けている。


シャーガシュの妻神はオスリラです。もとはビゼルエンスリーブという女神の夫でした。ビゼルエンスリーブは、オスリル河流域に棲む「草の民」(Weeder)の女神。


ということで、キーワードについてはまた後日考えましょう。


その他参考資料:


EpiktEpikt 2008/02/01 08:44 まあその辺の魔術的策略は力攻めで征服すると損害が大きそうだと思わせた、アルコスの武勇あればこそですよ(すでにアルコス脳)。

merfic Kavalbarudimerfic Kavalbarudi 2008/02/01 10:05 そう言えば、ナスコリオンのマロストもアーカット縁の護りがあるので不落だ!と誇っていましたね
歴史を生き残るには「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」ではいかんということなのでしょう
…赤の王の道に従う人達やマリオンとか、こう言いながら前のめりに倒れていく気がします
何かエルマルが詳しく紹介されて以来、同じ太陽信徒とも友好とは言い難いイェルマリオンは地球の原理主義者の様に頑ななような気がします

mallionmallion 2008/02/02 08:56 シャーガシュは冷静にバーサークしそうで怖いですね。「冷静にバーサーク」はヒョルト人女性に対する形容らしいですが(笑)。

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