Hatena::ブログ(Diary)

まりおんのらんだむと〜く+ RSSフィード Twitter

◆最近の記事一覧→こちら ◆おすすめ記事→2007 2006 ◆りんくす→こちら ■TOME@wiki

2008-03-08

共有世界としてのグローランサ:「俺グローランサが正しい」(YGWV)


きのう書いていたお返事が消えてしまって、しおしお。

書きなおすけどね。


なゆたさん:

「本当の世界」を作らずに、すべて同時並行かつ相互補完。直線的な物事の因果を放棄。

セッションはひとつのヒーロークエスト。参加者の食い違う認識はすべて真実。

記憶が改変されれば事実も変わる。グローランサにかかわるすべての人々の残した記録と変わり行く記憶が真実。

グローランサはそのためにあると思っていて、私はそう扱ってます。


グレッグは「すべてが真実だ」ってよく言いませんでしたっけ(嘘)?


うん、いってた(笑)。そうでした。Your Glorantha Will Vary だった。


" Your Glorantha Will Vary" =「あなたのグローランサはだんだんと俺(グレッグ)のグローランサとは変わっていくけどそれでいいんだ だってそれがTRPGだもん」、すなわち、「(誰にとっても)『俺グローランサ』が正しい」


「One True World」や公式設定にこだわりすぎる悪夢にとらわれてはいけないということですね。もちろん公式に沿っていればそれだけ共有がラクなのは確かではあるんだけど、グレッグが「ラリオス地方にフーマス(フマクトの元となったと David Dunham がいった神)はいないよ」と言っても「いや、いる!その方がおもしろいもん!」という人はいることにしていいんだ、ということ。


なゆたさんのページは非常に参考になると思ってます。



まと.@名古屋さん:

 みんなでキャンペーンアイデアやセッションログやサンプルPCなんかを持ち寄って、そのすべてが真実(=肯定)。その中からお好みで自由にネタを取り出したり参考にしたりして使ってね、ってかんじで。よくTotRM誌のRumoursコーナーでT,F,M,R,B,Aとかあったけど、投稿者があーゆーの自己申告でつけてもいいかも。

 サイト構築にかかる手間は僕には想像もできないけど、なんかすごいワクワクしますね! Gloranthaが今後十年スパンくらいで世代交代の波も乗り越えて生き続けるには、このアイデアは本当に素晴らしい物に化けるかもしれない。


管理しないでどうやって運営するか、ってのをうまく考えないといけないでしょうね。あととっつきやすさ。

wiki じゃなくて、例えば グローランサSNS って手もあるかなあ。(つくりかた知らないけど)


∀x∃yさん:

テーブル間でのログの共有

 その話は設計初期の頃からネタの一つとして挙がっていました。まあ生のセッション情報よりも個々のオペレーションとかアクション等のルール(判例)の蓄積がメインだったですけど。


メタルールからルールを作れるのがルーンウォーズの特徴だから、ルールをどっかで集中管理してみんなで使おう」というのでしたね。あと自作キーワードだとか。


それを拡張して、共有世界をつくれないかなあ、とは前々から思っていたんですよね。別のテーブルの英雄(PCでもNPCでも)が、ほかのテーブルにゲスト出演するとか。ひとりの英雄にまつわる話を多方面(多くのテーブル)からやってみるとか。いろいろなテーブルの物語があつまって、最後に大きなひとつの物語になるとか。


遊演体とかでやってた「マルチセッション」ってのが近いのかな。でも、「やり方」が問題になりそう。


まずは RuneWars をきちっと普及できる形にすることが先決ですねえ。

TRPG者必読!?『物語編集力』松岡正剛


物語編集力

物語編集力


松岡正剛氏の新刊。

行った本屋さんではなぜかビジネス書のとこに置かれていて、探し回ってしまった(笑)。



物語のスクリプトは、だいたいこういったいくつかの〈マザー〉のパターンとそこから流出してくる物語の「筋」(マザーの動き方)の組み合わせでだいたい説明できるんだそうです。これがパターン化できれば、シナリオつくるのすごくラクになりそうだなあ。……が、その内容については「秘密です」とのことで紹介されてません。ううむ、いけずw。


この「秘密です」というところが、おぼろげに解説されている本。


松岡氏は「イシス編集学校」というのを運営していて、そこで教えている物語編集の仕方についてさわりを見せたということだと思います。



おぼろげに、というのは「さあ、もっと知りたかったらイシス編集学校に入って稽古を受けるんだ!(そしてお金を払ってね)」ということなんでしょうが(笑)、まあこの本だけでも、とても参考になる。


氏によれば、物語は五要素に分解できるとのことで、これは前のエントリでも書きましたが、


この五大要素について、じゃあ具体的にどう動かせばいいのか、ということを書いてあります。目次からひいてみますと、


  • 物語の五大構成要素|ワールドモデル/キャラクター/シーン/ストーリー/ナレーター
  • ワールドモデル(世界構造)
    • あらゆることが生起する時空間
    • モノとコトのはじまり『世界』の創世
  • キャラクター(登場人物)
  • シーン(場面)
    • 物語を動かす世界の断片
    • 物語と現実をつなぐ
  • ストーリー(スクリプト・プロット
    • 世界は“おはなし”に乗ってやってくる
    • 情報を伝えるストーリーの船と櫂
  • ナレーター(語り手)
    • 物語という異界への誘惑者
    • 『ナレーター=物語行為』という方法
  • 文化装置としての物語

そして、それぞれの項に実際に編集学校で学衆(生徒のこと)が実際に「物語編集」した作品が載っています。

それぞれもとは『のび太の魔界大冒険』だとか『エイリアン』だとか『寅さん』だとかの物語をもとにしているというのですが、五要素をいじることで全然べつの話ができあがっています。人にもよるでしょうが、これはシナリオ作成に役立ちそうです。キャラクターのところは、プレイヤーにも役立つと思います。


ちなみに、イシス編集学校は web上の学校らしいので、申し込めば自宅で稽古できます。

時間があればやってみたくもあるね。

この時期に敢えて地雷を踏みに逝ったmixiは偉い


 邪推としては、mixiの再活性化策も含めて、CGMの原点に立ち返り、ユーザー参加型のコンテンツ発掘や生成をする形で、ボリュームゾーンにmixi 日記などの機能の価値をもう一度アピールしようと考えたのだろうか。2ちゃんねるで言うところの電車男、スターツで言うところの恋空のようなものを mixiでアピールしようというハラだろう。ここでは敢えてアメーバで言うところの鬼嫁とは言わないが。


 そのための条件として、mixiはむしろ誠実に利用規約の変更という形で保険を打とうとしたのだろう。私たちの日記がmixiに勝手に使われて云々という話は、勝手に使われるはずのはてなの顛末を見れば分かる。結局、サービス業者が妙な規約変更しても、日記(ブログ)サービスをほかに乗り換える手間を考えるとユーザーは大移動なんかしないのだ。伸び悩むことはあるかも知れんけど。


 もしこれがヒット商品を作るマーケティング前提でのプロジェクトだったのなら、架空の著者をでっち上げて利用規約なんかいじらないで一冊千円以下の単行本にして原宿でバラ撒いて同世代の感情にアピールとかやるだろう。そっちのほうが、純粋な商売としては確実だろ。広告代理店にでも持ち込んで「次は mixi発でどうですか」「それで逝きましょう」みたいな話になるんじゃない? 当たるか外れるかは別として。


 mixiがそういう手段を知ってか知らずか使わずに、逃げもせず真正面から利用規約の変更で「お前らの日記でコミュニティ再活性化させないと俺たち株価やべえんだ。そこんとこ空気読めよ」と言い切るかの如き対墺に出たのは悲しいぐらいの誠実さの現われだと私は考えてしまう。計算づくだったらそんなことしない。ダマでやる。絶対に。


切込隊長はやはり面白いなあ。

サーベルタイガーと巨大鳥

D

D



グローランサにはサーベルタイガーも巨大鳥(デミバード)も普通にいますが、こういった動画をみると戦うのってすげー大変そうだと思う。

(まあ普通のモンスターについてもそうですが)