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2008-03-08

TRPG者必読!?『物語編集力』松岡正剛


物語編集力

物語編集力


松岡正剛氏の新刊。

行った本屋さんではなぜかビジネス書のとこに置かれていて、探し回ってしまった(笑)。



物語のスクリプトは、だいたいこういったいくつかの〈マザー〉のパターンとそこから流出してくる物語の「筋」(マザーの動き方)の組み合わせでだいたい説明できるんだそうです。これがパターン化できれば、シナリオつくるのすごくラクになりそうだなあ。……が、その内容については「秘密です」とのことで紹介されてません。ううむ、いけずw。


この「秘密です」というところが、おぼろげに解説されている本。


松岡氏は「イシス編集学校」というのを運営していて、そこで教えている物語編集の仕方についてさわりを見せたということだと思います。



おぼろげに、というのは「さあ、もっと知りたかったらイシス編集学校に入って稽古を受けるんだ!(そしてお金を払ってね)」ということなんでしょうが(笑)、まあこの本だけでも、とても参考になる。


氏によれば、物語は五要素に分解できるとのことで、これは前のエントリでも書きましたが、


この五大要素について、じゃあ具体的にどう動かせばいいのか、ということを書いてあります。目次からひいてみますと、


  • 物語の五大構成要素|ワールドモデル/キャラクター/シーン/ストーリー/ナレーター
  • ワールドモデル(世界構造)
    • あらゆることが生起する時空間
    • モノとコトのはじまり『世界』の創世
  • キャラクター(登場人物)
  • シーン(場面)
    • 物語を動かす世界の断片
    • 物語と現実をつなぐ
  • ストーリー(スクリプト・プロット
    • 世界は“おはなし”に乗ってやってくる
    • 情報を伝えるストーリーの船と櫂
  • ナレーター(語り手)
    • 物語という異界への誘惑者
    • 『ナレーター=物語行為』という方法
  • 文化装置としての物語

そして、それぞれの項に実際に編集学校で学衆(生徒のこと)が実際に「物語編集」した作品が載っています。

それぞれもとは『のび太の魔界大冒険』だとか『エイリアン』だとか『寅さん』だとかの物語をもとにしているというのですが、五要素をいじることで全然べつの話ができあがっています。人にもよるでしょうが、これはシナリオ作成に役立ちそうです。キャラクターのところは、プレイヤーにも役立つと思います。


ちなみに、イシス編集学校は web上の学校らしいので、申し込めば自宅で稽古できます。

時間があればやってみたくもあるね。

ggincgginc 2008/03/08 09:19  2000円払って門前小僧篇、受けに行ったことがあります。
 千夜千冊の現物も見たり。
 やらせてもらったことは、ブレーンストーミングと意味の変換でしたね。Aマホ的に言うと「成功要素〈ペットボトル〉は、課題Xの場合何に使われるか?」というような問題を、「日常生活の場合」と「被災地支援の場合」で分けてディスカッションしたりしました。
 ……もしかしたら、Rune=Warsで編集稽古とか、出来てしまうのではないかなあ何て思ったり。

なゆたなゆた 2008/03/08 09:24 ああ、面白そう・・・やってこようかな。たぶん無意識的にマスタリングにつかっているんだろうなー。

mallionmallion 2008/03/09 09:19 >ggincさん:
おお、それはAマホっぽい(笑)。R=Wの序文(wikiの)を読むと、けっこう理論的には似たような遊びをやってるなーと感じます。

>なゆたさん:
そうですね>無意識でやってる
キャラクターの造形が「特徴づけ」と「関係性」で、その「飛ばし方」でいくらでも元キャラから編集できる、みたいな考え方、意識的にはやっていそうだけど、体系的に体得できるとキャラ作成は楽しくなりそうだと思いました。

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