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2009-12-25

新海誠監督の新作アニメ映画は、少女が主人公の前向きな物語!?

 新海誠監督が、ついに新作長編アニメーション映画制作中であることを発表しました!タイトルと公開時期はまだ未定とのこと。

 「お知らせ」のページでは、制作初期の段階のイラストボードが2点公開されています。

【追記】

 この記事を書いていて感じたモヤモヤを吐き出しました!

f:id:mame-tanuki:20091225082256j:image:right

■「あまり難しいことを考えずとも若い観客にも楽しく観ていただけるアニメーションを」

 内容は「少女が主人公の、冒険ありアクションあり恋ありのにぎやかなアニメーション映画」になるそうです。

 まず「お知らせ」のページのトップ絵を見た時は、宮崎駿ナウシカとかシュナの旅のような異世界物語っぽい印象を受けました。しかし、イラストボードを見ると、街灯や電線が描かれています。「秒速5センチメートル」のような現代か、ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」のような近未来SF的な話になるんでしょうか。

 おっと、新海誠監督サイトのトップ絵にもイメージボードが掲載されてます。

 何だか馬に乗ってますね。ここで描かれている旅の一行は、女の子×2、男の子×1、おっさん×1の4人パーティー家族ですかねぇ。

 さて、制作発表の記事で注目すべきところは、ここですね。

作品に託したテーマはいくつかありますが、このページを見てくださっているような以前からの観客の皆さんに対して言うならば、過去作品(「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」)で描いた喪失の、さらにその先を生きて行くにはどうすれば良いのか──そういった問題意識で作っている作品でもあります。

●新作アニメーション制作のお知らせ

http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/sayonara/

 「喪失の、さらにその先を生きて行くにはどうすれば良いのか」。これは、すごく良さ気な雰囲気がします。

 やっぱりもう、鬱々とした男性主人公の作品は、おなかいっぱいという気がしますし。

 でも、楽しく見られる「冒険ありアクションあり恋ありのにぎやかなアニメーション映画」で、「喪失の、さらにその先」を描く映画の割には、キャッチコピーが「少女が向かうのは、"さよなら"を言うための旅」という、なんだか「喪失」で終わっちゃいそうなイメージの文句なんですよねw

【追記】

 これは上手い!w

一見ジブリっぽいんだけど「さよならを言う旅」とかのテーマを見ちゃうと、いつもの新海かなという気もする・・・。ジブリなら「ありがとうと言う旅」だもんねえ・・・。

http://b.hatena.ne.jp/kaitoster/20091225#bookmark-18125642

 それにしても、最近アニメ作品では、何か希望を求めるようなストーリーが増える傾向にあるような気がします。『東のエデン』もそうですし、年明けに始まる『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』もそうです。

 アニメにそういう方向性を求めるほどに、今の世の中は希望が無く、閉塞感に満ちている、ってことでしょうか。

【追記】12月20日新海誠監督が明かした新作構想

 こんな記事もありました。

 「正式な発表はまだまだ先なんですけど、簡単にどんな作品を作っているのかのアウトラインだけをお話するとですね、今まで僕たちが作ったもののなかで一番長くて大きな本格的なアニメーション映画になる予定です。色んなテーマを込めてるんですけども、作品そのものとしては、ひとりの女の子が主人公の、元気な明るい、その子が飛び回るような作品になると思います」。

 また、「10年間かけて、割と、大切な人と別れなければいけない、その過程の作品を描いてきたって思いがあるんですけども、今僕たちが作っている作品は、なるべくその先に踏み出したいなという思いで作っています。大事な人と例えば離れ離れにならなければいけないとしたら、具体的にどのようにして乗り越えていけばいいのか、その先に何があるのか、そういうものを元気な女の子を通じて描く作品にしようと思っています」と、作品性の変化についても言及した。

●「新しい作品を作っています」 サプライズ来場の新海誠監督|animeanime.jp

http://animeanime.jp/report/archives/2009/12/post_196.html

 あれ!?繰り返し繰り返し読むと、なんだか「作品性の変化」って・・・あれ!?


【関連記事】

 新海誠監督による『とある飛空士への追憶』を観たいなぁ、と妄想していましたが、本当に「喪失の、さらにその先」を描く作品になるのなら、やっぱりオリジナルアニメ作品の方が観たいですね。



【関連リンク






新海誠作品イメージアルバム「Promise」

新海誠作品イメージアルバム「Promise」


■「喪失の、さらにその先」を描き上げた最終巻

 中国共産党に支配され、皇室欧州亡命し、米国と戦っているという絶望的な近未来日本を描いた漫画機動旅団八福神』。先日、最終巻が発売されました。

 賛否両論ありそうですが、自分はこの最終巻は「希望」を巧みに描き出せていたと思いますし、結構好きです、この終わり方。そのうち感想記事を書こうかと思います。

機動旅団八福神 10巻 (BEAM COMIX)

機動旅団八福神 10巻 (BEAM COMIX)


■て言うか、「喪失の、さらにその先」は、既に押井守監督が『スカイ・クロラ』で・・・

 しかし、別れを怖れて出会わなければ人生は何も始まらないように、僕らはしょせん出会いと別れを繰り返す存在なのである。最近の若い人たちは、別れを恐れて出会いを避ける傾向があるように思うが、傷つくことも大事な人生の要素である。人生の実相とも言える、そのことを今の僕なら嫌味なく彼らに伝えられるかもしれない。

 近ごろはそういう気がしている。

他力本願―仕事で負けない7つの力

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スカイ・クロラ [DVD]

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