日本のツアーに参加して

さっき母親の参加しているツアーの方々とお別れしてきました。
ツアーって、体が楽!!昨日は何の苦労もなく観光に専念することができました。
思えば、ツアー旅行って2度目。海外では初めての経験です。
バスでウィーンの森やハイリゲンクロイツなどを見てまわったあと、夜はオペラを見てきました。
題目は「フィガロの結婚」。有名な演目ですが、私は内容を知りませんでした…。
結婚式前夜から結婚式の夜にかけてのどたばた劇で、横恋慕や近親愛?などアモーレのオンパレード、さすがイタリアものだなぁ。
指揮は小澤征爾、初めて本物を見ました(豆粒大だけど)。
感想は・・・良かったんだけど、ちょっと迫力に欠けるような気がしました。
題目が喜劇というのもあるのですが、オーケストラも役者も、観客さえもいまいち盛り上がってなかったような気がします。
このあと現地で歌の勉強をしているという日本人の女の人と話をする機会に恵まれたのですが、ヒロインも歌をちょっと失敗していたようです(私はそんなことまったく気がつかなかったのですが)。
イタリアのオペラはとにかく時間がかかるんですが、ここでは3分の2くらいの時間。
なんでかなーと思っていたんですが、幕間ごとに休憩をとらないんですね。
2幕と3幕の間に一回だけでした。
ローマの歌劇場なんて、一幕ごとにオーケストラまではけちゃうのでもう時間かかるかかる!
また、次の幕が始まるまでにとっても時間がかかるし。
なので、終了するのって1時ごろなんですよね…。今日は10時半には終わりました。
観光客としてはウィーンのシステムのほうが嬉しいかな?
でも観客の盛り上がり方なら断然イタリア!
「ブラビッシマ!」などの絶賛の声を張り上げるし、みんなが全身で楽しんでいる様子。
素人耳にもイタリアのほうが声の張りがいいように感じました。
このあと、さっきの彼女と話が盛り上がってしまい、ツアーの皆さんをお待たせしてしまったので母にすごい怒られてしまいました。
母たちの泊まっていたホテル「インターコンチネンタル」に泊まらせてもらったのですが、私には分不相応な立派さ!もったいない・・・。
日本の方がたくさん利用していて、朝ご飯なんか納豆とお味噌汁があるし(食べなかったけど)、売店では日本円が使えます。スゴイ!
なんにせよ、もうこんなホテルに泊まることはないと思うので、いい経験になりました♪
今日からはまた安宿に逆戻り、ちょっとほっとしています…。
ツアーの方もとっても親切で飛び入りの私を暖かく迎えてくれたのですが、やっぱり一人旅のほうが気楽かな。時間に縛られないし!
あと3日、何をしようか今からわくわくのまめぼうでした。