★「自分の光が出せないなら死んだ方がマシです」って誰か言ってたよな、と思ったら昔ロッキンオンジャパンソフトバレエ森岡賢が言ってたんだった。三つ子の魂百までだなー(私は露キノン文体滅びろ! とか死ね! とか言われると自分が言われているように感じるよ……。ロキノン文体にもなれてないけども)。実家で本棚整理してたら完全予約限定生産のソフトバレエの写真集っていうのが出てきて、それは予約者の名前が全部掲載される仕組みになってたんだけど(ペンネーム可)「あっくんLOVE」「B-T○○」みたいなBUCK-TICK関係のペンネームが多すぎてなんなんだーと思った記憶がよみがえった。いやどっちも好きでもいいけどここでそれを主張しなくても。


★つい最近になって「フラクタルアート」という言葉を知ってちょうキレイ! と盛り上がり、人に話したら「画像が自動的に切り替わって画面にあらわれるスクリーンセーバーに使ったらキレイですよね」と言われ「そんなのがあったらいいなぁ……」と言ったら「雨宮さんMacですよね?」と言われました。そ、そういえば言われてみればそういう設定ができた……。ジョブスも大変だよね。せっかく作っても使うやつがバカだとなんにもならないからね。


 で、やってみた。うわーすごいキレイ。無知だといろいろ感動することが多くていいですね。自分で設定ができただけでも感動だ……。


 「フラクタル」でこのふたつの話題がソフトバレエつながりだとわかった人は握手しましょう。


★実家の本棚話つづき。むかしモスバーガーで配っていた『モスモス』(私が中学生の頃だから……えーと89年〜92年ごろ? 小学生の頃はモスバーガーとか行けないから、配ってても知らなかったかも。塾のそばにあって、ときどき行ってた。中学生には高かったんだけど『モスモス』欲しくて)が出てきた。「本つくるのって楽しそう」とはっきり思った記憶はないが、毎回すごく楽しみにしてて、なんか、ただ「読んで面白い」っていう以上にじわっとくる喜びがあって、モジャ公(A.K.A茂木健一郎)に「これがクオリアってやつですか?」と今なら聞きたいところです。今のフリーペーパーがあまり好きでないのは「読み捨て上等」なかんじがいやなのかもしれないな。


 広告、宣伝のためだけに本がつくられる、のがいやなわけじゃないと思う。すぐれた宣伝のデザイン、写真はすばらしいから。いっそ、ステキなデザインの広告だけ集めたフリーペーパーを作ったらどうか。中綴じで、ホッチキスはずしたらペラ一枚になるようにしてくれたら、それをコラージュしたりして遊べるのになー。と無印のノートになんか貼るのが好きな私が言ってみます。ちゃんとしたデザインの本は高いもんね。


★ちなみに『PANCHIKA』で痛かった部分は最初の福岡の愛人のパートでした。数回しか会ったことないパンチ監督にいきなり家の合鍵渡す愛人。パンチ監督に会うために新幹線で大阪行く愛人。「これが九州女の熱さなのです」みたいなテロップ出てきて、身におぼえがありすぎて(←九州女。移動好き。好きになった男の名前タトゥー入れてもかまわないとかすぐ思う。まだ入れたことないけど……やりかねない……)九州女ってそんな情とか業とか深いの!? ふつうの女の子みたいに幸せになれないの!? と思ったら泣けてきましたよ。


 そして普段は腰低いのにセックスのときだけいきなり命令口調になるパンチ監督が微妙にツボってさらに別の意味で泣きたくなりました。全身の血を入れ替えたいです。キース・リチャーズのように……。