ペット保険
去年から今年にかけてアメリカ、日本でルーキーを介してお友達になった犬達やアメリカ時代にレスキューで関わった犬達が次々に大きく体調を崩しました。
日本に帰国してから、「ペット保険どうしようかな」と思って、資料はいくつか取り寄せていたのですが、読めば読むほど、どれがいいかわからなくて放置していましたが、ついに保険に加入しました。
どの保険がいいのかは、犬種や年齢、備えておきたいことによって変わるので、どれに決めるのかは難しかったです。保険に入るより保険料金分を貯金したほうがよいという考え方もありますよね。今までルーキーは元気で健康診断とか予防接種くらいでしか病院にかかっていないので、私も保険料金がもったいないかな〜と揺れましたが、ルーキーが使わなかった分の掛け金はどこかの犬の治療費になっているんだなと思うと、ドネーション気分で「まあ、いっか」と思えます。
いろいろ検討してみて、ルーキーが加入したのは、PETS BEST
決め手は80%の手厚い保障と老犬になっても、あまり掛け金が上がらないこと(他商品では老犬になるとものすごく掛け金が上がるケースも)。それから雑種はサイズに関係なく一律料金でもっとも安い料金設定になっており、大型犬雑種の場合はかなりお得であること。16歳11ヶ月まで加入できること。
手厚い保障のわりに掛け金が安いのは、医療費が小額の場合は保険が使えないことにあります。しかし、小額の場合は保険がなくても問題なく支払えるので、大きな病気や怪我には手厚く備えつつ、掛け金が抑えられるところがいいなと思ったのです。例えば、ちょくちょくお腹を壊して病院へ行くのをカバーしたい等のケースには向かない保険ですね。
【保険料金の例(月額)】
雑種 5歳(体重27kg) ジャーマンシェパード 5歳
ファーストプラン 3,640 円 ファーストプラン 5,330 円
ベーシックプラン 2,140 円 ベーシックプラン 3,910 円
雑種10歳(体重27kg) ジャーマンシェパード10歳
ファーストプラン 4,250 円 ファーストプラン 6,210 円
ベーシックプラン 2,490 円 ベーシックプラン 4,560 円
PS保険
PETSBESTかPS保険か迷いました。もし飼っているのがダックスフントだったら間違いなく椎間板ヘルニアもカバーするPS保険にしていました。ヘルニアをカバーしない保険ってけっこう多いです。
ルーキーがシェパードの雑種じゃなくてジャーマンシェパードでもPS保険にしたかも。
大型犬(犬種問わず雑種も同じ) 5歳
70%補償プラン 3,730 円 100%補償プラン 4,610 円
大型犬(犬種問わず雑種も同じ) 8歳
70%補償プラン 4,250 円 100%補償プラン 5,490 円
アニコム動物健保ふぁみりぃ
最大手で、終身保険で安心なのですが、保険料が高くてずーーっと支払うことを考えるときついかも。
【保険料金の例(月額)】
雑種 5歳(体重27kg) ジャーマンシェパード 5歳
ふぁみりぃ90%プラン 6,170 円 ふぁみりぃ90%プラン 8,220 円
ふぁみりぃ70%プラン 4,790 円 ふぁみりぃ70%プラン 6,390 円
雑種10歳(体重27kg) ジャーマンシェパード10歳
ふぁみりぃ90%プラン 8,980 円 ふぁみりぃ90%プラン 11,270 円
ふぁみりぃ70%プラン 6,980 円 ふぁみりぃ70%プラン 8,770 円
The ペット保険PRISM
保障は100%で終身更新可能、保険料は年齢が上がっても固定で料金もお安め。ここまで聞くとすごくよいのですが、プランをよく見るとなかなか複雑で解りづらいうえ、支払いには適用されないものも多く、保険料固定と言いながら、大型犬の場合は12歳からシニアプランに移行になり、ものすごい料金アップ!
よくよく理解しておかないといざという時困るかも。
アイペットうちの子ライト
いざという時の保障もけっこう厚いのにとってもお手軽に保険に入れるプラン。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
- 作者: ヴィベケ・S.リーセ,藤田りか子
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2011/08/19
- メディア: 大型本
- 購入: 12人 クリック: 105回
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内容は犬のボディランゲージを連続写真のなかで紹介していくものなので、解説が勉強になるだけじゃなく、その時その時の犬達の表情やボディランゲージがとても美しくて見惚れてしまいます。
長老犬と子犬の出会いの一連の写真は、とても微笑ましく、本来の犬は何と社会的な生き物なのだろうと思います。
なかにはボディランゲージの未熟な犬や攻撃的な犬へのアドバイスもあるのですが、よくあるしつけ本やトレーナーのHPのように押し付けがましかったり、飼い主の無能をただ嘆き感覚的な話をするだけで具体的な解決法を伝えないのではなく、ただただその時その時の犬のボディランゲージを解説しながら、「こういう時はこうする」と具体的なやり方を示しています。私もルーキーにちょっと試してみたら、なかなかいい感じでしたよ。
犬のボディランゲージはケージフリーデイケアでボランティアしていた頃に、つぶさに観察してきました。
デイケアに通い始めた頃のルーキー。周りの犬達はみんな緊張しているルーキーを落ち着かせようとしてくれている
でも何故かルーキーの気持ちがよくわからないことがあったのですが、本書のなかに「ボディランゲージがてんでばらばら」な犬がでてきて、ああこういうことだったのかと思いました。
デイケアの仲良しグループ。誰かが動けば、それが遊びのスタート
著者も書いているように、もちろん本の中にあるボディランゲージを型通りにあてはめてはいけないのですが、この本は一連の流れで説明しているので、いろいろなシーンで助けになりそうです。
デイケアでいちばんの仲良しだったローラとラブラブにっこにこ
デイケアでボランティアする前に読みたかったなー、と思います。近所のドッグランに犬達を見に行こうっと。