円安

今回の3泊4日の広州旅行は天気にも恵まれ
楽しく過ごすことができたのだけれど
円安を実感する旅でもあった。

中国元が残っていたので
銀行で両替をする必要はなかったのだけれど
滞在中クレジットカードを数回使用した。

帰国後確認するとVISAカードのレートは
1中国元=19.630円(2014年12月22日)だった。

3年前のVISAカードレートを調べて見ると
1中国元=12.307円(2011年10月20日)だった。

この頃が一番円高だった時期で中国銀行で両替したレートは
1中国元=11.9678円(2011年10月22日)だった。

では3年前の広州に住み始めた時に
物価が安く感じたかというとそうではなかった。
広州で安全そうな場所に住み、食材を調達するとそれなりにお金がかかった。

特に輸入品には中国政府が高い関税をかけているので
日本で1500円のイタリアワインが2500円位だった。
(当時、福島原発の事故の影響で日本食品は完全に姿を消していた)

広東料理は安くて美味しいと思ったけれど
イタリア料理などは雰囲気、サービス、味を考えると
日本で食べる方が圧倒的にコストパフォーマンスが良かった。

今回の旅行では頭の中で1中国元=20円と言い聞かせながら
行動していたのだけれど、広東料理も安いとは思えなかった。

太古汇のOle'に行った際に牛乳の値段をチェックしてきた。


維記 946ml 16.9元、236ml 4.9元


朝日緑源 950ml 31.8元、250ml 9.8元

日本人がよく買う牛乳はこの2種類なのではないかと思うけれど
3年前でも高く感じていたので1元20円で計算すると凄い値段になる。

円建てで給料をもらっている駐在員は大変だと思う。

2014-12-29 追記
3年前は維記の牛乳は236ml 3.8元だった。
円安になっただけでなく中国の物価は年々高くなっている。